今日は8月6日。76年目の広島原爆の日です。中村きみえ市議らとともに朝の新検見川駅宣伝やさつきが丘の朝市宣伝で「いまこそ核兵器廃絶を」と訴えました。1月に核兵器禁止条約が発効してから初めて迎えた8月ですが、「そこを読み飛ばすか」「そこを読み間違えるか」という広島市平和記念式典での菅首相のあいさつには全身の力が抜けるほど落胆しました。この首相では本当にダメです。
民青の関穂波地区委員長や参加した学生から「根本には高学費の実態がある」「学生にはお金がない、社会とのつながりがないという2つの困難がある。市として支援をしてほしい」「学生は検査もできずワクチンの予約も取れない」などの声が寄せられ、私からも「コロナ禍で学生に重い負担を押し付けてきた矛盾が噴き出している。市として独自に学生向け給付制奨学金を出したり、市が主催して食料支援をやっているところもある。学生向けにPCR検査キットを配布してもいい。学生を応援するというメッセージを発信してほしい」と求めました。
最後に野本市議団長からも「学生は次の世代を担う人たち。できないと決めつけず積極的な課題として受け止めて」と要望し、市からは「貴重な声として受け止め何ができるか検討したい」と再度の回答がありました。
終了後、初めてこうした要請行動に参加した学生からは「大学生が支援から漏れているんだなと感じた。コロナで本当にお金がないし市としてもってけ市のような取り組みをしてほしい。どんな検討をしたのかまた要請に来たい」と感想が出されました。市の担当者も直接学生の生の声や実態を聞く機会はなかなかないはずです。まずはこうした要請を行ったこと自体が大きな意義のあることでした。参加したみなさん、お疲れさまでした。