寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

2021年08月

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

被爆76年目の広島原爆の日-学生支援を求める千葉市への要請行動にも参加しました

今日は8月6日。76年目の広島原爆の日です。中村きみえ市議らとともに朝の新検見川駅宣伝やさつきが丘の朝市宣伝で「いまこそ核兵器廃絶を」と訴えました。1月に核兵器禁止条約が発効してから初めて迎えた8月ですが、「そこを読み飛ばすか」「そこを読み間違えるか」という広島市平和記念式典での菅首相のあいさつには全身の力が抜けるほど落胆しました。この首相では本当にダメです。


夕方にはこの間、学生向けの食料支援活動「食材もってけ市」を行ってきた民青同盟千葉中部地区委員会のみなさんによる千葉市への要請行動に参加。市議会でこの問題を取り上げ学生への支援を市に迫った中村市議と野本信正市議団長、あぐい初美市議、佐々木ゆうき前市議も同席しました。


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市の担当者に要望書を手渡す民青の関地区委員長と寺尾さとし、佐々木ゆうき前市議


①市独自の給付制奨学金の創設、②市独自の学生向け家賃補助の創設、③学費の値下げを国に求めること、④大学でのPCR検査やワクチン接種の推進、⑤アルバイトでも有給休暇や休業手当等を取得できるよう関係機関に働きかけること、⑥学生向けの相談窓口の設置、⑦市独自の学生向け食料支援の実施、というこの間の食料支援活動のなかで学生から寄せられた要望を直接市にぶつけましたが、市の回答は「奨学金など国の制度を紹介」「労基署や国の相談窓口を紹介」など市として独自の学生支援は行わないというもの。


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発言する寺尾さとし


民青の関穂波地区委員長や参加した学生から「根本には高学費の実態がある」「学生にはお金がない、社会とのつながりがないという2つの困難がある。市として支援をしてほしい」「学生は検査もできずワクチンの予約も取れない」などの声が寄せられ、私からも「コロナ禍で学生に重い負担を押し付けてきた矛盾が噴き出している。市として独自に学生向け給付制奨学金を出したり、市が主催して食料支援をやっているところもある。学生向けにPCR検査キットを配布してもいい。学生を応援するというメッセージを発信してほしい」と求めました。


最後に野本市議団長からも「学生は次の世代を担う人たち。できないと決めつけず積極的な課題として受け止めて」と要望し、市からは「貴重な声として受け止め何ができるか検討したい」と再度の回答がありました。


終了後、初めてこうした要請行動に参加した学生からは「大学生が支援から漏れているんだなと感じた。コロナで本当にお金がないし市としてもってけ市のような取り組みをしてほしい。どんな検討をしたのかまた要請に来たい」と感想が出されました。市の担当者も直接学生の生の声や実態を聞く機会はなかなかないはずです。まずはこうした要請を行ったこと自体が大きな意義のあることでした。参加したみなさん、お疲れさまでした。


新規感染者数が連日過去最多を更新するなか、8月、9月も幕張食材もってけ市が開かれます

東京都で初めて5000人を超え(5042人)、千葉県も942人と1000人に迫り、全国ではついに15000人に達しました。今日も新規感染者数は過去最多を更新。政府は新たに8県にまん延防止等重点措置を拡大することを決めましたが、感染拡大は収まる気配がありません。


体温に迫ろうかという酷暑のなかを今日も畑町で訪問活動。今日も菅首相が独断で決定した「入院は重症者等に限定する」という方針への怒りの声が出されましたが、政府は批判の声を受けて「中等症者も原則入院」と方針を撤回。あまりの右往左往ぶりに開いた口がふさがりません。


菅政権の無策によって新型コロナの影響が長引くなかで、結局被害を受けるのは国民の暮らしです。民青同盟のみなさんが主催する学生向けの食料支援活動「幕張食材もってけ市」は夏休み中の8月、9月も開催します。第6回は8月22日(日)の16時から、第7回は9月19日(日)の13時からです。会場はいずれも幕張公園。ぜひ多くの学生のみなさんにご参加いただき、この危機をいっしょに乗り越えたいと思います。


パンデミックのなかで浮き彫りになる日本共産党の真価-創立99周年記念講演をぜひご覧ください

テレビをつければオリンピックばかり。選手たちのがんばりは素晴らしいですが今日の新規感染者数は14000人を超えてまたも過去最多。東京都で4000人を超え、千葉県も840人と最悪の感染爆発が止まりません。


今日も暑かったですが午後から地元の畑町や浪花町などで訪問活動。訪問先では「入院は原則重症者や重症化リスクの高い人だけに」という政府の新たな方針に不安や怒りの声が共通して出されました。「自宅で急変したらどうするのか」「酸素吸入も自宅でというがどうやってやるのか」「安心・安全と言ってたのにあまりにもひどい」など、菅政権の突然の方針転換に納得できない思いです。病床が足りないからと軽度者・中等症者を切り捨てるのは許されません。


夕方からは寺尾事務所で日本共産党創立99周年記念講演を視聴しました。都議選で当選した19人の新都議のみなさんが勢ぞろいし、福手ゆう子新都議と白石たみお都議があいさつ。都議選の勝利の意義をあらためてかみしめました。


「パンデミックと日本共産党の真価」をテーマにした志位委員長の記念講演はさすがの内容でした。「科学的姿勢に立ち、国民の苦難軽減に献身する党」「日本の政治の歪みの根本にメスを入れる変革の党」「世界の本流に働きかけ、逆流とたたかう党」「選挙で示された国民多数の意思にもとづき、国民共同の力で社会変革を進める党」「資本主義をのりこえる未来社会をめざす党」と日本共産党の真価を5つの角度で解明。


今の政治の行く末を真剣に模索する人、「共産党に期待したいけど本当に大丈夫か」と心配のある人にこそぜひ見てほしい。米国の高校生から未来社会への注目と期待が語られ、「日本人だったら必ず日本共産党に投票する」というメールが寄せられたことも紹介され、若いみなさんにもぜひ見てほしい講演です。


記念講演はライブ視聴を見逃した方もYouTubeでご覧いただけます。ぜひご覧ください。


八千代緑が丘駅で朝宣伝、千葉市の新型コロナ対策強化を求める第16次申し入れにも参加しました

猛暑も感染拡大も続くなか、今朝はいつもの新検見川駅北口ではなく八千代緑が丘駅へ。飯川英樹市議や後援会のみなさんとともに朝の訴えを行いました。


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朝の八千代緑が丘駅で

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訴える飯川英樹市議


配布した「八千代市議団ニュース」には、子どもたちに犠牲を強いる学校配置の問題について訴えていました。人口急増地域の緑が丘西地域はもともと小学校2校、中学校1校が配置される計画でした。ところが結局設置されたのは小学校1校だけ、中学生は遠く離れた2つの中学校に40分から1時間近くもかけて徒歩で通っています。


市は「緑が丘西地域に中学校の設置を」と求める党市議団の訴えに耳を傾けません。それどころか今後、市内に33ある小中学校のうち22校を対象に7校に削減・統合しようとしています。「財政削減」の名のもとに子どもたちにさらなる犠牲を強いることは許されません。新型コロナ対策とあわせて「子どもたちに行き届いた教育の実現を」と訴えました。


宣伝後、急いで千葉市議会へ。千葉市議団による新型コロナ対策の強化を求める第16次の申し入れです。千葉市でも一日あたりの新規感染者が200人を超える日も出るなど急激な感染拡大が続いています。若者への感染が広がるなか、党市議団は保育園や幼稚園、学校等でのPCR検査の拡充をくり返し訴えてきました。


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新型コロナ対策の強化を訴える千葉市議団と寺尾さとし


今回あらためて要請したのは、それらの施設での検査の拡充や主要駅・大学などでのPCR検査キットの無償配布、保育士や教員などエッセンシャルワーカーへのワクチン優先接種など若者への感染拡大を防ぐための緊急の手立てです。あわせて中小事業者支援や医療体制確保なども求めました。


千葉市では感染拡大によって自宅療養者が7月当初の約50人から1000人以上へと激増しています。市は新たに「自宅療養者健康観察センター」の開設を決めましたが、8月1日に運営開始を予定していたものの中旬以降にずれこむとのことです。ワクチンについても「要望があったエッセンシャルワーカーなども含めて接種の体制はつくっていたが、とにかく供給がなくなったのでこちらもつらいところ」と苦しい状況もうかがえました。菅政権の責任が重大です。


また政府が「入院は原則重症者に限定する」という新たな方針を打ち出すもとで、現場の対応がまったく追いついていません。菅政権の右往左往ぶりによって自治体も大混乱に陥っています。


現在の最大の問題は、五輪強行、緊急事態宣言の乱発などによって政府と国民が危機感を共有できていないことです。自治体として効果的に政策を打ち出し、市民に届くメッセージを発信することが重要です。引き続き市民のみなさんの要望を伝え、機敏な対策を求めていきます。ぜひご意見・ご要望をお寄せください。


8月初日も訪問活動-若いみなさんと力をあわせて新しい政治を

感染爆発が止まらないまま迎えた8月。今日も感染者は全国で1万人を超えました。


午前中は長作地域で訪問活動。「若い人に感染が広がっているのが心配。若い世代にこそワクチン接種をちゃんとやってほしい」という声が共通して寄せられました。


一方、「外で飲み歩いていたり、若い人が自分のことしか考えなくなっているのではないか。しっかりしてほしい」という声もありました。本当にそうでしょうか。


「感染は拡大しているが人流は減っているから五輪の中止はない」「国民に危機感を持ってもらうことが大切」など、矛盾したメッセージを送り続けている政治の側にこそ問題があるのではないか。若者は決して何も考えていないわけではありません。


午後は民青のみなさんの会議に参加させてもらいましたが、この間「食材もってけ市」を通じて民青に加盟した学生は、志位さんのオンラインゼミを学んで「儲けのために突き進まざるを得ないなど五輪を見ていても資本主義の矛盾を感じる。どう乗り越えるかが大切」など鋭い感想を話しています。


若いみなさんに「自分たちの力で政治は変えられる」という希望あるメッセージを送り続けることこそ求められていると思います。ごまかしたり、はぐらかしたり、裏で圧力をかけたり、恥ずかしい大人の姿をさらすのはもうやめて、力をあわせて新しい政治をつくりましょう。


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