寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

2020年07月

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

7月最終日も宣伝や地域訪問-子どもルームの実態も伺いました

7月も最終日。ところが全国で本日明らかになった新たな新型コロナ感染者数は1500人超。東京都では463人と今までの最高を100人近くも上回りいずれも過去最多を更新しました。いま手を打たなければいよいよ大変なことになります。


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さつきが丘の朝市宣伝でもりた市議と


今日はさつきが丘の朝市宣伝でもりた真弓市議と訴えた後、そのままさつきが丘で訪問活動、午後は長作地域で訪問活動と地域をまわりました。どこでもコロナの新たな感染拡大が話題になり、安倍政権の無策ぶりに怒りの声が噴出しました。


感染震源地(エピセンター)を明確にし、徹底した検査で陽性者の隔離・保護を行うという日本共産党の提案にも共感が寄せられました。テレビにもたびたび登場した東京都医師会の尾崎会長がしんぶん赤旗に登場していることも話題でした。


夕方は佐々木ゆうき前市議とともに美浜区の真砂東小学校の子どもルームに伺いました。


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真砂東子どもルームで


付近に大規模なマンションが建設中の同ルームでは100人の定員に迫る子どもたちが日々過ごしています。登録は93人、日常的には72~73人ほどが来ているとのことです。建物は比較的新しいですが広さは絶対的に足りず、晴れていれば可能な限り外で過ごしてもらうようにするものの雨になれば大変です。どう考えても3密が避けられません。


最大の要望は「同じような建物をもう一つつくって広さを確保してほしい。一人当たり1.65㎡という基準では狭すぎる」ということです。また指導員は常勤が3人しかおらず、補助指導員が8人いるものの本来は加配教員もあわせて常勤で6人必要ということですから十分な体制がとれていません。


新型コロナ対策に使う消毒用エタノールは社協から支給されますが、ハンドソープなどは自前で用意しなくてはならず、指導員のみなさんが手分けして買いそろえたそうです。子ども用マスクは数枚しか余分がありません。課題は山積みです。


多くの学童保育は従来から定員超過や過密化が問題になっていました。新型コロナのもとでこの点でも抜本的な手立てが必要となっています。お忙しいところ貴重な実態を伺うことができました。ありがとうございました。

長作地域でオスプレイについての学習会、家賃支援給付金についての相談も受けました

今日はいろいろ。まず午前中は長作支部主催のオスプレイ問題学習会で講師を務めました。


長作・作新台地域は花見川区でも一番端、八千代市と習志野市に接しています。オスプレイが飛来すると言われている習志野演習場からは直線距離で2キロ弱。演習場で行われているパラシュート降下訓練の様子もよく見え、それだけに隣接する花見川団地とともにオスプレイについての関心は高いものがあります。


オスプレイ導入の目的、構造的な欠陥を持つ機体の安全性、木更津に配備された際の飛行・訓練ルートや内容、配備撤回に向けてどう取り組むかという柱で話しましたが、「17機というが残りはいつ来るのか」「県や千葉市の態度はどうか」「『島しょ防衛』などそもそも憲法違反ではないか」など質問や意見も活発に出され充実した学習会になりました。


8月10日には全県でオスプレイ配備撤回を求める一斉宣伝が呼びかけられています。花見川区では午前11時からコープみらい花見川店で行います。ぜひごいっしょに声をあげましょう。


会議を挟んで夕方はこの間持続化給付金の相談に乗っていた飲食店へ。持続化給付金は無事支給されましたが(県の中小企業再建支援金は支給待ちです)、今度はこの7月から申請が始まった「家賃支援給付金」についての相談です。


月額家賃の3分の2相当額の6ヶ月分(上限は個人で300万円、法人で600万円)を支給する同給付金ですが、持続化給付金と同じように「ひと月あたりの売上が前年比50%以上減」、または「連続する3ヶ月の売上が前年比30%以上減」という条件があり、この点では課題もあります。


相談に乗ったお店であれば月額家賃10万8千円+共益費5500円=113500円×3分の2で約75000円の6ヶ月分、約45万円が給付額となります。しかも千葉市には独自の事業者向け家賃補助である「テナント支援協力金」(テナントオーナー・大家さんが申請)「テナント支援金」(テナント事業者自身が申請)がありますが、これらと併給もできます。


持続化給付金でも必要だった確定申告書類などに加えて、賃貸借契約書、直近3ヶ月分の家賃の領収書(通帳の写しでも可)などをそろえて申請の準備ができました。

国の第二次補正予算を受けて、7月から様々な支援制度が開始・拡充されています。今日のしんぶん赤旗には、新型コロナの影響で家族・親族の介護のために仕事を休まざるを得なかった労働者に対して有給休暇を与えた事業主に助成金が支給されるようになったことを伝えています。


千葉市でも昨日まで開かれていた臨時議会を受けて新たな支援制度が始まります。ぜひご相談いただければと思います。


家賃支援給付金リーフレット①
家賃支援給付金リーフレット②

日本共産党が新型コロナ対策で緊急申し入れ-エピセンター(感染震源地)を明らかにし徹底した検査を

今日新たに明らかになった新型コロナ感染者は1253人と初めて1000人を超えました。もちろん過去最多です。


東京都だけでなく大阪府でも200人を超え、岩手県でも初めて感染者が確認されました。千葉県でも49人と緊急事態解除後最多です。もはや感染の急拡大が止まらず、抜本的な手立てが必要です。


日本共産党は昨日、新型コロナ対策について緊急の申し入れを行いました。「エピセンター」と言われる感染震源地を明確にし、PCR等検査を徹底的に行うことを求めています。届いたばかりのしんぶん赤旗日曜版でも大きく取り上げています。


エピセンターというのは聞きなれない言葉ですが、「感染者、とくに無症状の感染者が集まり、感染が持続的に集積する地域」のことです。東京都新宿区など全国でこうしたエピセンター=感染震源地の形成が感染急拡大の大きな要因となっています。


こうした地域を明らかにし、住民や事業所の在勤者の全体に対して検査を実施し、陽性者を隔離・保護する取り組みがいま決定的に重要です。そのほか地域ごとの感染状況の情報を住民に開示すること、医療機関、介護・福祉施設、保育園・幼稚園、学校など集団感染によるリスクが高い施設に勤務する職員への定期的な検査、陽性者を隔離・保護する体制の確立を求めています。


日本の人口当たりのPCR検査数が世界で159位というのはあまりにも遅れすぎです。感染拡大に歯止めをかけるために一刻の猶予もありません。


申し入れ全文↓
https://www.jcp.or.jp/…/aik…/2020-07-29/2020072903_01_1.html


日曜版1面

日本共産党が豪雨災害に関する申し入れ-「Go To」よりも政治の責任を果たせ

今朝は新検見川駅でもりた真弓市議と宣伝。今日は豪雨災害の救援募金にも多くの方が協力してくださいました。


日本共産党は昨日、武田良太防災担当大臣に「7月豪雨災害に関する申し入れ」を行い、①避難生活の改善に万全を期すこと、②住家まわりのがれき、土砂の片付けなど災害廃棄物の迅速な処理を可能とすること、③当面の住まいの確保を図り、住宅再建への公的支援を強化すること、④生活と生業の再建に必要とされる支援をおこなうこと、⑤生活道路の復旧や二次災害防止に万全を期すこと、⑥自治体に対する支援に万全を期すること、という6点17項目を要望しました。


演説のなかでも昨年の千葉県の台風被害の際に住宅の一部損壊世帯への支援を実現させたことを訴えましたが、新型コロナに豪雨災害が重なった今回は速やかな復興に向けてとりわけ政治の役割が決定的です。


「Go Toトラベル」は甚大な被害を受けた被災地ではまったく意味がありません。いますぐその分のお金を被災地に振り向けるべきでしょう。


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県議会報告夏号が届きました

今朝は幕張本郷駅で中村きみえ市議と宣伝。その後は会議などが続きました。


さて日本共産党千葉県議団の県議会報告夏号が届きました。


1面では6月議会で成立した新型コロナ関連の補正予算の内容を伝えています。PCR検査体制の拡充、医療機関への支援、中小企業支援の増額など、補正予算には現場からの声を受けて日本共産党が要望してきた中身が反映されています。


一方、2面には見過ごせない記事が。ある県立高校で「頭髪指導」と称して生徒に黒髪スプレーを吹きかけるということがやられていました。この生徒はすでに自宅で2回も黒く染めるなど学校の指導に従っていたにもかかわらず、他の教員の前であらためてスプレーを使用されました。


東京都の複数の都立高校で「ツーブロック禁止」という校則があったことが問題になっていますが、これも大問題です。


いまは21世紀です。生徒の人権を踏みにじり、まともな説明のつかない校則はきっぱり廃止すべきではないでしょうか。国際的な人権保障の流れこそ学校で教えてほしいものです。


県議会報告夏号1面
県議会報告夏号2面

雨上がりの晴天を宣伝カーで訴えました

明け方まで激しい雷雨だったのが一転、すっきり晴れた今日の午前中はもりた真弓市議とともに宣伝カーを走らせました。


作新台、花見川団地、西小中台と訴えましたが、天気が良くなり人出が増えたスーパー前やバス待ちの方など多くの人が耳を傾けてくれました。


今日運転手を務めてくれたのは民主商工会で働くIさん。車に詳しくその点でも勉強になりましたが、民商にも様々な相談が寄せられているとのことで情報交換もできました。忙しいなかを引き受けていただきありがとうございました。


地元の方も演説を聞きにきてくれたり、豪雨災害の救援募金も寄せられました。


午後からはお休みをいただき、いろいろと家の用事も済みました。さすがにそろそろ梅雨明けが待ち遠しいです。


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検見川5丁目の側溝問題で住民のみなさんを対象に意見交換会-八千代市内を宣伝カーで訴えました

今日は朝一番で検見川5丁目自治会館に向かいました。この間中村きみえ市議を中心に取り組んできた検見川5丁目の側溝問題。国道357号の裏歩道脇にある深くて広い側溝に転落する人が相次ぐなど安全面からの対策が求められていました。


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検見川5丁目側溝問題についての意見交換会


ところがこの側溝の管理が国・県・市と複雑に入り組んでおり、県の港湾事務所に行ったり斉藤和子前衆院議員とともに国交省と交渉したり、個別に交渉してもらちが明かないので3者立会いの下で交渉したりということを繰り返してきました。


記録を振り返ると最初に住民のみなさんの要望を聞いて回ったのは2015年の1月。その後も状況が進展するたびに要望を聞いて回りましたが、足掛け5年以上の取り組みになります。


今日は国(千葉国道事務所)、県(県港湾事務所)、市(下水道整備課)の各担当者に来ていただき、住民のみなさんを対象に意見交換会が開かれました。5丁目町会の浅島栄一郎会長など多くの方が出席してくださいました。


3者から当面の安全策として示されたのは転落防止柵を設置するということでしたが、「ゴミが落ちているが清掃ができなくなるのではないか」「側溝の水がよどんでいるがどこに流れているのか」「蓋をしてもらうなら賛成だが柵を設置するだけでは解決にならないのでは」「歩道の反対側にもU字溝があるがそもそも何のための側溝なのか」など参加したみなさんから様々な質問や意見が続出しました。


それぞれの担当者から「2017、2018年に県で側溝の清掃は実施しているが必要に応じて対応する」「生活排水を流している家もあり側溝を埋めることはできないが、歩道の下に雨水管があり側溝に4ヶ所ある取水枡から流れるようになっている」「もともと海岸だったところを宅地として払い下げた際に冠水対策として設置されたもの」「鉄板などで蓋掛けをする案もあるが安全面やコストから検討が必要」などの回答がありましたが、今日のところは結論を出すわけではなく双方が持ち帰って検討を深めることになりました。


中村市議の努力によってここまで来るにも大変でしたが、何より住民のみなさんが納得できる解決策を見出すことが大切です。引き続き取り組みたいと思います。


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八千代台駅前で植田進市議と

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八千代市での訴え


その後は急いで八千代市に向かい、植田進市議、飯川英樹市議や地域のみなさんとともに八千代中央駅や大和田、八千代台の各地域を宣伝カーで終日訴えました。予報に反して時折激しくなる雨のなかでの宣伝でしたが、昨日に引き続き多くの声援に励まされました。

街頭宣伝で多くの声援、青年のつどい「LIFE is…」にも参加しました

4連休の二日目。午前中は幕張支部のTさん、Hさん、Aさんとともに幕張、幕張本郷、瑞穂の各地域をまわり宣伝カーで訴えました。感染者が増えているとはいえ人通りは多く、行く先々で出会いがあり、たくさんの声援をもらいました。やはりこの時期、街頭宣伝は元気になります。


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幕張地域での訴え


午後に長作地域で訪問活動を行った後、夕方は青年のつどい「LIFE is…」でした。斉藤和子前衆院議員とともにゲストとして参加し、「新型コロナのもとでどう生きるのか」をテーマに語りあいました。


つどいには先日お誘いした花見川区の高校生も初めて参加してくれました。まずは参加者同士の緊張をほぐそうとアイスブレイクゲーム。「バースデイライン」(しゃべらずに誕生日順に参加者が並ぶゲーム)と「実は自己紹介」はなかなか楽しかったです。


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青年のつどい「LIFE is…」で


その後、斉藤さんとともに参加者から寄せられた質問に答えていきました。質問は「普段はどんな活動をしていますか」「ジェンダーってなんですか」「なぜ新型コロナがこんなに広がったのか」という真面目なものから「かわいいものを何か集めていますか」というものまで様々。ブラック校則についても話題に上りました。


後半は交流の時間でしたが、高校生が多かったこともあり話題の中心は進路や将来のことでした。「自動車整備の学校に通うつもりだけど学費は4年間で510万円」という話にあらためて日本の異常な高学費の実態を痛感しました。斉藤さんからは学校の先生との懇談のなかで少人数学級の必要性を実感した話や子どもの権利条約についても語られました。


民青に入ったばかりの高校生が「新しいことにチャレンジすること、視野を広げるのは大事」と堂々と語っていたのが印象的でした。楽しく充実したつどい、ぜひまたやりたいと思います。

習志野市で街頭宣伝&元気の出る女性のつどい

先日に続いて習志野市で1日行動。今日は雨が降りしきるなか街頭からの訴えとともに午後は女性後援会のつどい「コロナ禍で見えてきたこと~私たちの命とくらし」にも参加しました。


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「元気の出る女性のつどい」で


感染者が急増するなかでつどいの開催にも細心の注意を払い、雨のなかでも多くの方が参加してくれました。


私からはコロナ禍で見えてきたこととして、「GoToトラベル」に代表される安倍政権の政治の行き詰まりとともに、商店会訪問や済生会習志野病院との懇談のなかで出された声を踏まえて政治の役割が鋭く問われていることを訴えました。


またコロナ後の展望として党創立記念講演でも触れられた「7つの提案」を紹介し、医師の長時間労働など千葉県の医療・福祉でとりわけ新自由主義に基づく政治の害悪が大きいこと、同時に声を上げれば変えられる情勢だとして来るべき総選挙での党躍進を呼びかけました。


会場の参加者からも様々な発言があり、これが大変勉強になりました。


「小学校の教員をしているが、子どもたちはマスク着用、給食は前を向いて食べしゃべってはダメ、ドッジボールもダメ、楽器も歌もダメ。先生は消毒などで大変。それでも楽しそうに通っている。少人数学級が必要だ」


「障害者の扶養義務問題についても取り組んでほしい」


「国保・介護などの負担軽減、格差社会の解消を」


「コロナのなかでも非正規労働者から首を切られている」


「特養が見つからず介護医療施設に入っているが、高齢者が最後に入るところはないのか」


「医療機関で働く人たちがどうなっているのか心配。検査をちゃんと受けられているのか」


などなど。どれも本当に切実な問題です。


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いただいた寄せ書き(タペストリー)、似顔絵も素敵です


最後には激励の寄せ書き(タペストリー)が送られ感激でした。みなさんの期待をしっかりと受け止めてがんばります。どうもありがとうございました。

明日23日は習志野市で街頭宣伝、つどいと終日行動します

昨日の「コロナ何でも相談会」には特に相談はありませんでしたが、個別に寄せられる相談には連日対応しています。ぜひ引き続きご相談ください。


さて明日はまた習志野市で終日行動します。習志野市議団とともに街頭からの訴えはもちろん、女性後援会のみなさんが企画する「元気のでる女性のつどい」にも参加します。ぜひ習志野のお近くのみなさんは街頭宣伝やつどいにお越しいただければと思います。


今日新たに明らかになった新型コロナ感染者は全国で748人と過去最多を更新しました。千葉県でも40人が明らかになっています。こんな日に「Go To トラベル」を開始するなどどう考えても間違っています。九州地方の豪雨被害を受けた観光地も利用できません。


もはや政権の体をなしていない安倍内閣。国民の命を優先できない政治には退場してもらうしかありません。



7・23習志野宣伝ビラ

文化芸術活動の継続支援事業-すべての文化芸術関係者に届く支援こそ必要

今日も昼間は会議でしたが夕方からは2件の生活相談。持続化給付金の申請についてともう1件は7月10日から申請受付が始まった「文化芸術活動の継続支援事業」です。


政府の第二次補正予算に盛り込まれた同事業は、新型コロナウイルスの影響によって活動自粛を余儀なくされた文化芸術関係者の活動の再開・継続に向けた様々な取り組みを補助するというものです。


音楽、演劇、舞踊、映画・アニメーション、伝統芸能、大衆芸能など幅広い分野のフリーランスを含む個人事業者もしくは文化芸術団体が対象となりますが、何しろわかりづらい。


個人事業者でも上限20万円の補助とより積極的な取り組みを行う人への150万円の2種類の補助があり、「①国内外の観客、参加者等の回復・開拓」「②活動の継続・再開のための公演・制作方法等の検討・準備・実施」「③雇用契約の明文化等の経営・ガバナンスの近代化」など補助の対象になる事業もあいまいです。


例示されているのは「過去の公演の動画配信」「活動実績をまとめた冊子の作成・配布」(以上①)、「技芸の研鑽のための自主稽古」「動画配信サイト等を通じた無観客等公演」(以上②)、「雇用契約案の作成・電子化」(以上③)などですが、それ以外の事業も対象になりうるとされており、どんな事業が対象になるのか、審査の基準は何なのか、「より積極的な取り組み」とは何なのか、よくわかりません。


またそれらとは別枠で「感染症対応のための研修会」など、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに適した取組が補助対象となっています。


相談に乗ったミュージシャンの方はとにかく事業計画書を作成して申請することにしましたが、文化芸術関係者の方が読んでいて嫌になってしまわないか心配です。「がんばる人は応援するよ」的な発想ではなく、ドイツのように文化芸術に携わるすべての人に届く支援にすべきではないでしょうか。今までがあまりにもひどすぎたのですから。


明日は午前10時から午後4時まで寺尾事務所で「コロナ何でも相談会」を行ないます。直接お越しいただける方はもちろん、電話でも受け付けますのでぜひ何でもご相談ください。


寺尾事務所(043-305-4922)


文化芸術活動の継続支援事業

寺尾事務所でも日本共産党創立記念講演の視聴会が開かれました

予報に反して今日は久しぶりにいい天気に。午前中はもりた真弓市議とともに花見川団地で訪問活動。あるお宅では上がり込んで一時間近くも対話になりました。


その後急いで安倍9条改憲NO!市民アクション花見川の19日行動のために幕張イトーヨーカドー前へ向かいましたが、残念ながら到着した時には片付けの最中でした。中村きみえ市議、小松実元県議、市民ネットワーク花見川の宮田さんなどが訴えてくれていました。


午後は花園支部が寺尾事務所で開いた党創立98周年記念講演の視聴会に参加しました。お誘いした党外の方も2人参加してくれました。


記念講演はリアルタイムでも視聴しましたが、しんぶん赤旗に掲載された講演全文を見ながら志位さんの話を聞くとより理解が深まりました。あらためて改定綱領の視点で今回の新型コロナ・パンデミックをとらえると危機打開の展望がぐっと開けることがわかります。


動物と人間、生態系の健康を一体にとらえるというWWF(世界自然保護基金)が提唱する「ワンヘルスアプローチ」や国連で採択されている諸決議など、危機のなかで前向きな動きが起きていることも「世界の構造変化」をとらえる綱領の視点でこそつかむことができます。


感想交流のなかでは「新自由主義にもよいところはあったのではないか」など率直な意見も出されました。そういう意見を持っている方ともいっしょに学べたことはよかったと思います。こうした視聴会をくりかえしいろいろなところで開いていきたいです。


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寺尾事務所で開いた党創立98周年記念講演の視聴会

今年の平和行進はスタンディング-貴重な対話がありました

今日の千葉2区市民連合の宣伝行動は雨天のため中止に。残念ですが仕方ありません。


午後、西小中台地域で訪問活動を行った後、夕方は八千代へ。


毎年この時期に行われてきた国民平和大行進。核兵器廃絶と恒久平和を求めて全国から広島と長崎を目指して歩く行進ですが、今年は新型コロナに配慮して行進はなし。千葉市から八千代市に向けて歩く幹線コースも行進の代わりに各駅でのスタンディングということになりました。


いつもなら近くの公園で八千代市への引き継ぎ式を行う京成八千代台駅前でスタンディングが行われ、もりた真弓市議とともに駆けつけました。八千代市からも伊原忠市議、植田進市議が参加していました。


国連で核兵器禁止条約が採択されたのが3年前の7月7日。条約の批准国は7月15日にボツワナが批准書を提出し40ヵ国に。50ヵ国に達すれば条約が発効します。


すでに署名国は81ヵ国に上っていることから発効は時間の問題ですが、唯一の戦争被爆国でありながらいまだに核兵器禁止条約から背を向け続けている日本政府の姿勢は許しがたいものです。


スタンディング中に一人の男性が「俺も広島だよ」と声をかけていきました。詳しく聞くと「3歳の時、3月に福山に疎開して自分は助かったが父親は被爆した」ということでした。条約への日本政府の批准を求める署名に黙って応じながら「がんばってな」と一言。こういう方がたくさんいるのかもしれません。


行進できなかったのは少しさみしいですが駅前でのアピールは大いに効果がありました。参加されたみなさん、お疲れさまでした。


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八千代市で終日訴え-明日土曜は千葉2区市民連合の宣伝行動、日曜は市民アクション花見川です

雨が降りしきるなか今日は八千代市で終日街頭宣伝。宣伝カーに乗り込み、午前中は伊原忠市議、午後は飯川英樹市議とともに訴えました。


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伊原忠市議と

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八千代緑が丘駅で飯川英樹市議と


7月とは思えない肌寒さでしたが今日はアナウンサーの方もついて熱気ある宣伝となりました。雨の中集まってくださったみなさん、足を止めて聞いてくださったみなさんにも感謝です。


東京都では今日、新たな感染者が293人となり昨日に続いて過去最多を更新しました。医療・検査体制の抜本的な拡充がいよいよ必要ですが、安倍政権はいまだにGoToキャンペーンにしがみつき「国民の命より経済優先」という本音が透けて見えるようです。


秋にも総選挙という声が大きくなってきたなかで、市民と野党の共闘で政権交代を実現させようと明日土曜日は千葉2区市民連合の署名・宣伝行動が行われます。午前10時半からJR津田沼駅南口デッキで私も訴えます。明日も天気が悪そうですが可能な方はぜひお出かけいただければと思います。


市民連合チラシ


明後日19日の日曜日は安倍9条改憲NO!市民アクション花見川が緊急署名行動を行います。午前11時からイトーヨーカドー幕張店前です。オスプレイなど武器の爆買いをやめコロナ対策へまわせという声をごいっしょに上げましょう!


市民アクションチラシ

医療崩壊を防げ-日本共産党千葉県委員会として厚労省に要請

今日は幕張駅で中村きみえ市議と朝の駅頭宣伝を行ったあと国会へ。日本共産党千葉県委員会として検査・医療体制の強化を求めて要望書を提出しました。


はたの君枝衆院議員、斉藤和子前衆院議員、浅野ふみ子千葉5区予定候補らとともに県内各地から地方議員が参加し、この間医療機関から聞き取った実態を踏まえて要望しました。千葉市からは中村市議とかばさわ洋平市議が参加、済生会習志野病院をいっしょに訪問した習志野市の荒原ちえみ市議も参加しました。


この間、日本共産党として県内の病院・診療所へのアンケートも行い、147の医療機関から回答がありました。それらを踏まえ要望したのは、①検査体制の強化、②医療機関への財政支援の強化、③保健所の拡充と公立・公的病院の再編統合計画の撤回の3点です。


検査体制の拡充という点では、直近では1日あたりの検査能力が3.1万件まで拡充されたという回答がありましたが、流山市の小田桐市議からこの間民間病院で行ってきたPCR検査に支援が行き届いておらず応じれば応じるほど赤字になる実態が野放しにされていることが告発されました。厚労省の担当者は「各県と業務委託の契約を結んでやってもらうことになっている」と答えましたが現場はそうなっておらず、実態を掌握していないことが問題です。中村市議からも同様の指摘がなされました。かばさわ市議からは介護・福祉、飲食業の方からも検査の要望が寄せられており抗体検査も含めて広く対応をと求めました。


またコロナ患者の病床確保に関わる医療機関への支援についても様々な補助条件があり、医療現場の実態に応える支援になっていないことが語られました。


各地の病院で職員のボーナスカットが相次ぎ、県議会でも取り上げてきた東千葉メディカルセンターは開業以来毎年10億円の赤字という従来からの問題に加えてコロナの影響でさらに昨年比で月1.3億円の減収となっており、職員に賃金カットを迫り希望退職を募っている状況だという衝撃的な告発もありました。


私からも済生会習志野病院の実態を紹介しながら減収補填も含めた抜本的な支援の拡充と公立・公的病院の再編統合方針の撤回を求めました。


医療機関が危機的な状況になっているにも関わらず、国としての支援がまったく追い付いていないことが浮き彫りになりました。正面から要望を受け止め、早急に手だてをとるべきです。引き続き取り組みます。


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日本共産党創立98周年-記念講演会の視聴とともに街頭からの訴え

今日は日本共産党の創立98周年記念日です。


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幕張本郷で中村きみえ市議とともに


午前中は中村きみえ市議と宣伝カーに乗り込み、幕張、幕張本郷、検見川で訴えました。豪雨災害の救援募金とともにコロナ対応の強化、オスプレイ配備撤回などの訴えに今日も足を止めてじっと聞いてくれる方がいました。街頭宣伝にはやはりあたたかい反応があります。


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日本共産党創立記念講演視聴会


そして夜。千葉市文化センターで行われた党創立記念講演の視聴会に参加しました。志位和夫委員長の講演「コロナ危機をのりこえ、新しい日本と世界を-改定綱領を指針に」は大変に聴きごたえのある内容でした。


志位さんは「新自由主義の破たん」「資本主義という体制そのものが問われている」「国際社会の対応力が試されている」「人類史のなかでパンデミックを考える」という4つの柱でコロナ後の新しい社会の展望を語り、よりよい未来をつくるために力をあわせようと呼びかけました。


とりわけ新自由主義の破たんが世界でも日本でも共通の声として上がり、日本共産党の「コロナ危機を克服してどういう日本をつくるのか」という7つの提案-①ケアに手厚い社会をつくる、②人間らしく働けるルールをつくる、③一人ひとりの学びを保障する社会をつくる、④危機にゆとりを持って対応できる強い経済をつくる、⑤科学を尊重し、国民に信頼される政治をつくる、⑥文化・芸術を大切にする国をつくる、⑦ジェンダー平等社会をつくる、はコロナ危機を体験した国民多数が一致できる方向ではないかと確信が持てました。


ぜひ多くの方に視聴してもらいたいし、自分自身も繰り返し学びたいと思います。そして希望ある未来をいっしょに拓く仲間を広げたい。決意を新たにする記念講演でした。

新型コロナへの対応を求め千葉市議団が市への第8次申し入れ

今日も生活相談の対応や地域訪問をしつつ、お昼には新型コロナ対応について日本共産党千葉市議団の千葉市への申し入れに参加しました。実に今回が第8次の申し入れです。


保健所やPCR検査体制の拡充、苦境に置かれている医療機関への支援、テナント支援金(家賃補助)の継続や独自の給付金など事業者への支援拡充、学校・保育現場での感染防止対策の強化など要望は20項目に上ります。


対応した鈴木副市長らは「国からの交付金財源を活用した取り組みについては補正予算等で優先度をつけて対応したい。いわゆる『夜の街』に関係する方については不安があれば優先的に検査をするようにお知らせしている。業種ごとの休業要請も県に求めている」と回答しました。


千葉市の感染者数も7月になって30人以上と増加しており、民間も含めて検査体制の拡充を図るとのこと。医療機関への支援については、自治体での対応は限界があり国に要望したいということです。


この間の申し入れで改善が図られた事例も多くあります。現場の声を受け止め、速やかに対応してほしいと思います。


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相談を受けていた持続化給付金の申請をやってみました

この間持続化給付金の相談に乗ってきた飲食店。必要な書類がそろい今日ようやく給付金を申請することができました。


確定申告書、売上台帳、本人確認書類に預金口座通帳の写し。データ化した添付資料をすべて確認し、ようやくインターネットで申請ということになりましたが、申請を進めていくと設立(開業)年月日を入力しなければならなかったり、業種の分類をしなくてはならなかったりととにかく面倒。そんなに受けさせたくないのかと思ってしまいます。


持続化給付金に最大40万円が上乗せされる千葉県の「中小企業再建支援金」は賃貸借契約書や青色申告決算書(または収支内訳書)、休業等を確認できる資料など必要な書類がさらに多く、もはや嫌がらせかと思うほど。


ようやく申請を終えるとお店の方も「本当にすみません。何とお礼をしたらいいか…」と。いやいや、ただでさえコロナで大変な思いをされている事業者のみなさんにさらに面倒な負担を強いる制度の方が問題なんです。


新たな休業要請を行うことも検討されるなかで、こうした申請はあらためてもっと簡素化すべきです。必要な方に速やかに給付されるよう引き続き求めていきます。

習志野市での宣伝カーの訴えに大きな手ごたえ

習志野市内を宣伝カーで訴え!


気温がぐっと上昇した今日は宣伝カーで習志野市内を駆け巡り、谷岡隆市議、入沢俊行市議、荒原ちえみの3市議とともに訴えました。


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谷岡隆市議と

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入沢俊行市議と

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訴える荒原ちえみ市議


津田沼駅南口から始まり、夕方の実籾駅まで12箇所で演説。それぞれの場所に地域のみなさんが集まってくださり声援を送ってくれました。暑かったこともあり飲み物の差し入れまで。本当にありがたかったです。


ある演説箇所では若い男性がずっと聞いてくれていました。終わったあとに話を聞くと「友だちが共産党を応援しているので話を聞いているうちに自分も支持するようになりました。何かできることがあれば応援したいです」というではありませんか。


びっくりしつつすぐに谷岡市議が連絡先を交換。若い人のなかで変化が起こっていることを実感しました。夕方には突然雨が降ってきたりと大変でしたが手応えのある街頭宣伝でした。


その後は花見川区に戻って生活相談の対応を行いました。習志野のみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

訪問活動やこてはし台のつどいで語りあいました

すっきりしない天気が続く週末。


午前中は中村きみえ市議、Kさん、Hさんとともに検見川地域で訪問活動。長く応援してくださっているみなさんに7月15日に行われる日本共産党創立98周年記念講演会のお誘いや入党の呼びかけを行いました。初めて会う方もおり、訪問活動の大切さをあらためて実感しました。


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こてはし台のつどい


午後はもりた真弓市議とともにこてはし台のつどいに参加しました。冒頭に医療現場で看護師として働く古野由美子さんの報告がありましたが、普通に歩いていた方が1時間もしないうちに重篤化してしまうほどのコロナ患者の進行の速さ、感染が疑われる患者への対応の困難さなど現場の実態がとてもよくわかり勉強になりました。やはり医療機関への支援は待ったなしです。


私からは検査件数を抜本的に増やすことの必要性や、事業者への支援を拡充させてきたもののさらなる改善が必要なことなどを訴えました。もりた市議からも千葉市の様々な支援制度を実現させてきたことが報告されました。


初めてこうしたつどいに参加した方もいて、「コロナとは直接関係ないんだけど…」と言いつつ、「共産党が政権を握ったら天皇制はどうなるのか」という質問を出してくれました。


予想外の質問でしたが、綱領にあるように「国政に関する権能を有しない」という憲法の規定を厳格に守ること、党としての立場はあるが将来的な国民の総意で存廃は決められるべきものであり日本共産党として天皇制廃止の運動を起こすことはしないことなどを説明すると、「回答次第では今日でおさらばかなと思っていたのできちんと答えてくれてよかった」と話してくれました。記念講演会も視聴会への参加を検討してくれることになりました。


玄関先での対話ではなかなかこうはいきません。つどいだからこそじっくりと語りあうことができたと思います。つどいの後は青年支部の会議や若者の訪問活動に取り組みました。


明日は夕方まで習志野市で市議団のみなさんとともに終日街頭から訴えます。訴えたいことは本当にたくさんありますね。お近くの方はぜひお越しください。


習志野街頭宣伝

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