寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

2020年06月

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

朝の駅頭宣伝から訪問活動、学生向けイベント「食材もってけ市」にも参加しました

6月も最終日。朝の駅頭宣伝は新検見川駅で中村きみえ市議、もりた真弓市議とそろって訴えました。


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朝の新検見川駅


午前中はさつきが丘、午後は西小中台で訪問活動を行い、夕方は学生支援イベント「食材もってけ市」(民青千葉県委員会主催)をのぞいてみました。会場は千葉大学近くの自然食品のお店。ご厚意でお貸しいただきました。近くには千葉経済大学・短大、敬愛大学もあり、まさに学生の街です。


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食材もってけ市


ちょうど夕方から雨が激しくなり、風も吹き横殴りの状態に。「これは厳しいかな」と思いましたが、行ってみるとすでに多くの学生たちが食材をもらいに来ていて盛況でした。運営する側も民青やボランティアで参加した学生たちです。


店内に入ると各地から提供された食材や日用品が並び、一人4点まで希望する品を持ち帰ることができます。「品揃え」も大変豊富でした。帰りにアンケートもお願いしてほとんどの人が協力していました。


少し見せてもらうと、
「友人がTwitterでリツイートしていて知りました。大学生向けにやってくださるところは初めて知ったので大変助かりました。今後もあったらまた来たいです」
「アルバイトができず、困難な生活を送っていたので食材をいただけて助かりました!」
「食べ物をいただきました。ありがとうございます」
など感謝の言葉がたくさん。直接対話した大学院生も「別の場所ではやらないんですか?またあったら来ます」と話していました。やはり学生から求められていたイベントでした。


学生向けの支援制度をお知らせするチラシもいっしょに手渡し、これもまた感謝されました。こうした取り組みを各大学向けに広げられたらいいですね。準備・参加されたみなさんお疲れさまでした。

今日から持続化給付金の対象拡大-千葉市では理美容業応援プロジェクトも始まりました

今日も午前中は会議、午後は地域で訪問活動を行いました。


さて新型コロナの影響を受けた事業者のみなさんにとって大切な持続化給付金の対象が今日から拡大されました。


持続化給付金対象拡大(表)
持続化給付金対象拡大(裏)


新たに対象になったのは①主たる収入を雑所得・給与所得で確定申告した個人事業者。これはフリーランスのみなさんから繰り返し要望が寄せられていたものです。


もう一つは、②今年1月から3月に新たに創業した事業者です。前年同月比で比較ができないため今までは対象から外れていましたが、今度は1~3月の売上の平均より4月以降の任意のひと月の売上が50%以上減少すれば対象になります。これも開業したばかりの飲食店の方などから要望が寄せられていました。


いずれも日本共産党が国会で繰り返し要望してきたことです。まだまだハードルはありますが、一歩一歩改善を図ることが大切ですね。


そして千葉市では理美容事業者応援プロジェクトが始まります。県から休業要請を受けた業種ではないものの、新型コロナで理美容業も大変な影響を受けました。日本共産党は市のテナント家賃補助の対象にも加えるべきだと求めてきましたが、今回独自の支援制度が実現しました。


千葉市理美容事業者応援プロジェクト


お店に対して利用者の料金(3000円以上が条件)を30%割引する費用を支援し(親子で利用する場合は4500円以上を条件に50%割引)、利用促進を図るというものです。お客さんにとってもうれしい支援ではあります。


ただし1店舗あたりの補助上限額は50万円となっており(他に感染防止対策経費として3万円の支援金あり)、割引キャンペーンを7月から12月の間で2ヶ月以上継続することが条件となっているため、上限額を超えた分はお店の持ち出しとなります。しかも対象は先着300店舗とのことで、これはあまりにも少なすぎるのではないでしょうか。こちらの募集は6月26日から始まっています。


新たな支援が行われるのは重要ですがやはりいろいろと条件が多すぎます。がんばっている事業者のみなさんに一律に支援が届くことこそ必要だと思うのですが。


まずは制度の周知が求められます。不明な点などがあればぜひご相談ください。

来る総選挙で日本共産党の躍進をー津田沼駅前で畑野君枝衆院議員、斉藤和子前衆院議員とともに訴えました

6月最後の日曜日。午前中はひどい雨の中を花見川団地で訪問活動でした。「こんな雨なのにご苦労様」とあたたかい激励を受けました。


そして午後、津田沼駅北口での「国会報告街頭演説」へ。丸山慎一前県議の司会で斉藤和子前衆院議員、畑野君枝衆院議員とともに訴えました。


雨でどうなることかと思いましたが、なんと開始と同時にほぼ雨が上がりました。駅前に集まってくださった方にも大変な思いをさせずに済みました。


畑野さんは国会のリアルな様子も交え、雇用調整助成金の充実や学生支援金の実現、文化芸術関係者への支援など新型コロナ対策で日本共産党が果たしてきた役割を報告。河井夫妻の逮捕など安倍首相の私物化政治に国民の怒りが噴き出しているなかで、総選挙での共闘勝利と日本共産党の躍進で審判を下そうと力を込めて訴えました。斉藤さんも子どもたちの命を最優先にする政治への転換を訴えました。


私からは津田沼駅周辺などの商店街訪問で寄せられた声を紹介しながら、「政治の役割が問われている。現場の声を国・自治体に届けて改善を図り、住民と力をあわせて政治を動かす日本共産党を躍進させるとともに千葉2区から国会へ」と訴えました。7日に狙われているオスプレイ暫定配備を撤回させ、「軍事費を削ってコロナ対策に」という声を広げることも呼びかけました。


宣伝カーからの訴えは久しぶりでしたが駅前を歩く方や車から手を振っての声援もあり、いまこの時期に街頭に打って出ることの大切さも再認識しました。参加されたみなさん、ありがとうございました。


その後は花見川区に戻って訪問活動や電話かけを行いました。月末のがんばりもまだまだ必要です。


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訴える(右から)寺尾さとし、司会の丸山慎一前県議、畑野君枝衆院議員、斉藤和子前衆院議員

オスプレイ暫定配備撤回!学習決起集会が開かれました

報道では木更津駐屯地に配備される陸上自衛隊オスプレイの1機目が7月7日に木更津に到着するとのこと。点検などを経て8月から飛行訓練を開始するとされています。


情勢が緊迫するなか今日は「オスプレイ暫定配備撤回!6・27学習決起集会」が開かれ参加してきました。


3密を避けて開かれた学習会の講師は基地問題のスペシャリストである小泉親司さん。小泉さんは冒頭、「コロナ禍のなか、なぜいまオスプレイの配備なのか非常に怒りを感じている。配備ストップのために何が必要かを話したい」と表明しました。


まずオスプレイ問題に入る前にイージスアショア(陸上イージス)の配備撤回をかちとった画期的な意義について語りました。


河野防衛大臣は配備断念について「ブースター落下の技術問題」を挙げていますが、小泉さんは「真っ赤なウソ」だといいます。ブースターについては以前から指摘があったものの、防衛省は住民説明会などで「ブースターがどこに落下するかは問題ではない」と説明していました。


実際には住民の反対とともに、総額1兆円もかかるにもかかわらず専門家が「ミサイルが的中する確率は5億円の宝くじが2年続けて当たるようなもの」というほどのずさんで無謀な計画が破たんしたということです。莫大なコストということであれば辺野古新基地もオスプレイもF35も同様です。世論を恐れて「ブースター問題でごまかした」というわけです。


続いて「オスプレイ導入の本当の目的は何か」と話を進めた小泉さんは、オスプレイは「日本の防衛とは何の関係もない」とずばり。もともと「殴り込み部隊」である海兵隊の主力輸送機として開発され、あの不安定で小さいプロペラも艦船に積んですぐに飛び立てるようにするための形状だということです。


「島しょ防衛」という名目も実際にはあり得ない想定であり、米軍や日本版海兵隊といわれる「水陸機動団」と連携して海外での戦争に備えるとともに米国の軍需産業を支えるためというのがオスプレイ導入の目的です。


木更津はもともと米軍基地であり、自衛隊の海外派兵専門部隊である中央即応集団傘下の第一ヘリコプター団の基地となっています。習志野には第一空挺団や特殊作戦群があり、海外派兵部隊が千葉に集まっていることもオスプレイ配備に好都合といいます。一方でもともとの配備先である佐賀県では住民の運動が大きく広がり、「軍事利用はしない」という佐賀空港開港時の公害防止協定もあり配備の展望はまったくありません。


小泉さんは最後に暫定配備を許さない運動の発展のために、①欠陥機というオスプレイの実態を告発する、②災害救助にも役立たず、オスプレイは日本を守らないという本質を広げる、③「後年度負担」=ローン払いというからくりまで使って軍事費を大膨張させる安倍軍拡計画に反対する運動を広げる、④市民と野党の共同、世論の力で配備は撤回できるという確信を広げる、という4点を強調しました。


その後は各地からの報告がありましたが次の予定があり失礼しました。地元木更津市の「オスプレイ来るないらない住民の会」も防衛省や木更津市に署名を提出するなど奮闘しています。いま運動を大きく発展させれば必ず配備を止められるという確信を持って、今日の学習会を力にしていきたいと思います。小泉さんありがとうございました。


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講師を務めた小泉親司さん

新検見川駅の朝宣伝で宇都宮健児さんのチラシを配布-残り一週間あまり、さらに支援を強めます

激戦の東京都知事選挙で宇都宮健児さんを何としても押し上げようと、今日は朝の新検見川駅宣伝で都内に通勤する方向けに都知事選のチラシを配布しました。地域のみなさん、地区勤務員の江田さんも参加してくれました。


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朝の新検見川駅宣伝では急遽作成された横断幕も登場


私や中村きみえ市議が「サラ金や悪徳金融業者から体を張って被害者を守り、リーマンショックの時には職を失い住むところまで追われた方々を支援する『年越し派遣村』の名誉村長としても奮闘した正義の弁護士が宇都宮健児さんです。パフォーマンスばかりで公約破りを重ねる小池知事には退場してもらいましょう」と訴えると、チラシを見て受け取っていく人がいました。


今日のしんぶん赤旗には「女帝小池百合子」の作者であるノンフィクション作家の石井妙子さんが登場していますが、学歴詐称疑惑などとともに阪神・淡路大震災の被災者を「もうマニキュア塗り終わったから帰ってくれます?」と追い返したことなど政治信条も哲学もない小池知事の実像を語っています。マスコミでもお膝元の都職員が小池知事をまったく評価していないことが特集されています。


あらためてこんな人物にもう4年間、都政を託すわけにはいきません。知名度やパフォーマンスではなく、政策とともにその人の歩んできた道をありのままに見ればだれを選ぶかは明白ではないでしょうか。


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さつきが丘の朝市宣伝で


その後はさつきが丘の朝市宣伝でも訴え、生活相談と続きました。都知事選もあと一週間あまり。同時に行われている都議補選も含め千葉からも支援を強めます。ぜひ都民の方、都内にお知り合いのある方は宇都宮健児さんへとご支援をお願いします。

YouTubeで「はじめての寺尾さとし」が公開!

昨日撮影した動画が早くもアップ。


日本共産党千葉県西部地区委員会のYouTubeチャンネルに「はじめての寺尾さとし」が登場!さっそく公開されました。


動画の撮影は何度やっても慣れませんがとてもかっこよく編集してくださいました。あらためてインタビュアーの丸山慎一前県議とディレクター兼撮影のSさんに感謝です。


生い立ちや青年運動、県議会での活動、国政への決意など12分ほどの内容になっています。「イメージ映像」では寺尾事務所前の公園を走ったり、鉄棒で逆上がりも。


ぜひご覧いただきご意見・ご感想をお寄せください!


https://www.youtube.com/watch?v=mC8P-LdXYJU&feature=youtu.be

しんぶん赤旗にメットライフ生命のパワハラロックアウト解雇とたたかう平松健二さんが登場-7・8争議支援総行動など労働者の尊厳を守るたたかいにご支援を!

今日のしんぶん赤旗首都圏版に、メットライフ生命から受けたパワハラロックアウト解雇の撤回を求めて裁判をたたかっている花見川区の平松健二さんの記事が載っています。


職場内で横行していたパワハラをやめるように上司に訴えたことをきっかけに、今度は自らがパワハラを受けるようになりロックアウト解雇で会社を追われるなど、「労働者の尊厳を踏みにじる」会社のやり方を絶対に認めるわけにはいきません。平松さんは「裁判は世の中に訴えるためのたたかいです」と力を込めます。


撤回裁判を支援する会の勝尾さんとともに私からも平松さんへの支援を訴えています。ぜひ支援する会への入会をお願いするとともに、7月8日に行われる「争議支援総行動」でメットライフ本社前で訴える平松さんを激励していただきたいと思います。よろしくお願いします!


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地域の中核病院への支援を早く-済生会習志野病院と懇談しました

今日の午前中は寺尾事務所で動画撮影でした。西部地区委員会のYouTubeチャンネルに出演させていただくことになり、丸山慎一前県議のインタビュー、ディレクターのSさんによって無事に撮影を終えることができました。完成したらぜひご覧ください。


そして午後、習志野市議団、椎葉寿幸西部地区委員長とともに習志野市にある千葉県済生会習志野病院に伺い、新型コロナの影響について小林智院長、兵藤敏美事務部長と懇談させていただきました。


あらかじめ詳細な資料を用意してくださっており、状況がよくわかりました。400床を備え地域の中核病院である済生会習志野病院は感染症指定医療機関ではありませんが、新型コロナ対応では市内唯一の帰国者・接触者外来になるとともに陽性患者の受け入れを行ないました。文字通り手探りで対応に当たってきましたが、職員感染・院内感染の発生はなかったとのことです。大変な苦労が窺えました。


しかしコロナ患者を受け入れる一方で手術の抑制、患者数の減少などによって、前年同月比で3ヶ月で約3億3千万円・ひと月当たり1.1億円の減収とのこと。「国の二次補正予算でコロナ病棟への支援が拡充されたがそれでも足りない。このままでは賞与などに影響し、職員の維持確保が課題になる」と切実です。


第二波、第三波に備えて様々な施設整備も必要ですが、やはり財政的な問題が横たわります。後半で話題になったのは国の医療政策について。安倍政権が進める公立・公的病院の再編統合については「見直しをするべきだし、そのためには市民のみなさんの声が大きい。不採算医療など公的病院が果たしている役割をきちんと評価してほしい」と訴えられました。


また「こうしたことを説明する場がないのでありがたい。ぜひ定期的に意見交換をさせていただきたい」という声もいただきました。地域を支える医療機関への支援はこれ以上待てないということもよくわかりました。寄せられた要望を国・県へすぐに届けたいと思います。お忙しいなかありがとうございました。



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木更津へのオスプレイ暫定配備が緊迫しています-あきらめずに配備撤回を求めましょう!

木更津への陸自オスプレイの暫定配備が緊迫しています。


木更津で行われた協議会の防衛省資料では、現在米軍岩国基地に陸揚げされている2機のオスプレイは、点検・整備や試験飛行等を経て順次木更津に飛来し、1機目が7月上旬、2機目が7月中旬に到着するということ。到着後1~2ヶ月程度点検を行ったうえで確認のための飛行を行うといいます。


防衛省はオスプレイ配備に伴う住民の負担軽減について、「住宅地や市街地上空の飛行を避ける」「潮干狩り場など、木更津駐屯地の場周経路下等で実施される集客イベントに十分配慮」「ホバリング訓練は、住宅に近い場所での実施を制限する」などとしていますが、すべて「運用上やむを得ない場合を除き」「原則」「方向で検討」という但し書きがついています。


これでは何の保証にもなりません。一度配備されればいつ墜落するかわからないオスプレイが、訓練や演習場への飛来などで日常的に千葉県上空を飛び回ることになります。木更津市で協議会が行われた19日、日本共産党千葉県委員会は防衛省にあらためて木更津への暫定配備撤回を申し入れました。いくら既成事実を積み上げようと「ダメなものはダメ」です。あきらめずに配備撤回を求めましょう!


オスプレイ協議会資料①
オスプレイ協議会資料②

地域訪問で怒りの声が次々-都知事選で「本物の候補者」を選びましょう

昨日は幕張、花園。今日は朝から花見川団地、長作・作新台、こてはし台、西小中台・宮野木台と、この週末はとめどなく地域をまわりました。多くの方に激励とともにしんぶん赤旗読者にもなっていただきました。


コロナについてはもちろん、それ以上に共通して声が上がるのは河井前法務大臣と河井案里参院議員の逮捕について。あまりにもあからさまな選挙買収、それが安倍首相に直結していることにも「ひどいひどいとは思っていたが、ここまでひどい政治は見たことがない」と怒り心頭です。


「デパートの催事場で働いていたが3ヶ月間仕事がまったくなくなった。休業手当も出されず収入もゼロ。1億5000万円もらって何千万もばらまく人には絶対に気持ちはわからないでしょうね」という人もいました。


いま都知事選で勝利のために全力でがんばっている宇都宮健児さんは「政治は何のためにあるのか」と訴えています。


宇都宮さんはリーマンショックの時に派遣切りを受けた労働者のために年越し派遣村を立ち上げ、多重債務に苦しむサラ金被害者を守るために命を懸けて立ちはだかった人。肝の据わりかたが違います。こういう人にこそ政治をやってほしいと心から思える人です。


パフォーマンスや知名度ではなく、「本物の候補者」を選びましょう。やっぱり怒りをぶつけるのは選挙です。


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安倍9条改憲NO!市民アクション花見川の19日行動で久しぶりに訴えました

市民アクション花見川で久しぶりの駅頭宣伝!


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午後、中村きみえ市議と日本共産党中部地区委員会の建設募金の訴えにまわったあと、夕方は久しぶりに新検見川駅南口で「安倍9条改憲NO!市民アクション花見川」の19日行動に参加しました。


強い雨が降っていましたが新検見川駅南口には屋根があります。参加者は4人と少人数での宣伝となりましたが、雨の中足を止めて署名に応じてくれる方もいました。


5月にできたばかりの「憲法を守り・いかす共同センター」のリーフレットは「憲法いかしたコロナ対策を」と訴えています。


憲法共同センタービラ①


いまやるべきは憲法を変えることではない、新型コロナから国民のいのちとくらしを守るためにも、29条(財産権)、25条(生存権)、21条(表現の自由、知る権利)、26条(教育を受ける権利・学習権)、27条(労働権)、そして13条(幸福追求権)など、憲法を政治に生かすことこそ必要であることをわかりやすく伝えています。


憲法を踏みにじり、法律すらまともに守れない安倍政権に憲法をいじる資格はありません。コロナでストップしていましたがここからまた継続していきます。ぜひ「改憲発議に反対する全国緊急署名」にご協力ください。


憲法共同センタービラ②

市原市で起こった乳児衰弱死事件について日本共産党千葉県議団が緊急申し入れ-子どもの命を守りぬくために県も市もそれぞれの責任を果たすべきです

今日から都知事選挙が告示されました。日本共産党は宇都宮健児さん勝利のために全力を尽くしますが、率直にいろいろとくすぶっていることもあります。しかしいまはとにかく宇都宮さんを都知事に押し上げるためにがんばらないといけません。


同日、河井克行前法務大臣と妻の河井案里参院議員が公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。もう何度も繰り返されてきた「政治とカネ」にまつわる汚職ですが、最大の焦点は官邸=安倍首相の責任です。もういい加減に「大変遺憾」「責任を痛感」「深くお詫び」などの言葉で済ますわけにはいきません。


責任という意味では、市原市で起こった乳児衰弱死事件についても行政の責任が問われています。日本共産党千葉県議団は当事者である市原市とともに県の責任について明らかにするよう緊急の申し入れを行いました。


県は児童相談所に相談がなく、児相の担当者が参加する市原市の要保護児童対策地域協議会(要対協)でも議題に上がらなかったとして責任を回避する姿勢を示していますが、「市が悪い」「県も悪い」という議論をしたいわけではありません。


この間痛ましい事件が繰り返され、そのたびに今度こそと子どもたちの命を守るための対策が取られてきたのに、またも同様の事件が繰り返されてしまった。その原因はどこにあるのか、県は市との連携も含めてどんな役割を果たすべきだったのか、その点において県の責任を明らかにすべきだということです。


ましてや事件が発覚した際、「一切の情報を明らかにしないように」と市に「助言」をすることが県の責任であるはずがありません。


過去に市原市で虐待死事件が起こった際に市の担当部局に話を伺いましたが、あまりにも貧弱な体制で対応に当たっていることに驚きました。児相とともに市の体制強化も喫緊の課題です。子どもの命を守りぬくために県も市もそれぞれの責任を果たすべきです。


県議団児童虐待申し入れ

コロナ禍のさなかに国会閉会-再開する安倍9条改憲NO!市民アクション花見川の街頭アピールにぜひ

新型コロナ対策に全力をあげなければならないときに国会を止めるのか-。


野党が一致して会期延長を求めていた通常国会でしたが、政府・与党は延長に応じず閉会となりました。これで本当にコロナ収束ができるのか、本気度が問われます。


一方で今国会では検察庁法改定案を廃案に追い込んだことをはじめ、世論の力で政治を動かす貴重な経験を得ることもできました。安倍首相が執念を燃やす改憲問題でも、国民投票法改定案を通させなかったことは重要です。


イージスアショアの配備停止、辺野古新基地の是非が争点となった沖縄県議選の結果など、「武器・新基地よりもコロナ対策を」の声も大きく広がりました。


国民の命とくらしを守る政治を実現する最大の旗印は憲法です。19日(金)には安倍9条改憲NO!市民アクション花見川の街頭アピールも久しぶりに再開します。午後5時半から新検見川駅で行うアピールで安倍政権を一気に追い詰めましょう!


市民アクションビラ

イージスアショアの配備停止発表-いまこそ「武器爆買い」路線からの転換を

まさに大破綻です。


報道されているように河野防衛大臣は山口県と秋田県に配備予定だった地上配備型ミサイル迎撃システム「イージスアショア」(陸上イージス)の配備停止を発表しました。


表向きの理由はミサイルのブースターが演習場内や海に確実に落下する保証がなく、改修コストや期間を考えると配備を進めるのは合理的ではないということです。


しかし今日のしんぶん赤旗では、イージスアショアの配備停止を「官邸主導の『武器爆買い』破綻の始まり」と断じています。


もともと防衛省の「中期防衛力整備計画」にも盛り込まれていなかったイージスアショアの配備を閣議決定したのは、トランプ大統領から米国製の武器を買うことを強く要望されたからです。2基で総額1兆円もの経費がかかるにも関わらず、最新の弾道ミサイルには対応できず「壮大な無駄遣い」と指摘されていました。


配備先の住民や自治体からも反対の声が大きく広がるなかで配備停止を表明せざるを得なくなったことは、「武器爆買い」路線の深刻な行き詰まりを表すものに他なりません。


こうなったら木更津へのオスプレイ配備も撤回させましょう。「武器よりもコロナ対策へ」の声を広げる時です。


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今日から始まった千葉市立病院再整備基本構想(案)についてのパブリックコメントに意見を寄せてください

今日は会議の一日。中村きみえ市議とともに訴えた朝の幕張本郷駅では、今日から始まった千葉市立病院再整備基本構想(案)についてのパブリックコメントを呼びかけました。


パブリックコメント案内


2月に発表された基本構想(案)について議論するために、市民代表の公募委員も含む「病院事業あり方検討委員会」が設置されましたが、結局集まって会議ができたのは一回だけ。後半の2回は各委員への文書によるヒアリングのみとされました。


市立海浜病院の新病院への建て替えを決める一方で、救急医療や新型コロナ対策でも重要な役割を果たしている市立青葉病院は機能縮小が狙われています。検討委員会が6月8日市長に提出した「意見書」では、基本構想(案)は「概ね妥当」とされましたが、もっと議論を尽くすべき点は数多くあります。


青葉病院で産婦人科や小児科の入院ができなくなってよいのか、公立・公的病院の再編統合を進める国の方針に沿って40床も病床を減らしていいのか、新型コロナへの対応で明らかになったように感染症病床の充実こそ必要ではないか、一般会計から60億円の繰り入れを行なっていることを問題視しているが本当に解消すべきものなのか、などなどです。


あたらしい千葉みんなの会では新しいチラシも作成し、市民の立場でパブリックコメントに意見を送ることを呼びかけています。パブリックコメントは7月15日までの一か月間。郵送やメール、FAXで受け付けています。各市立病院や市役所・区役所に直接持参することも可能です(感染防止にお気をつけください)。


基本構想(案)はホームページでご覧になれます。市民の命と健康を守る最後の砦である市立病院の充実のために、ぜひパブリックコメントに意見を寄せてください。


青葉病院ビラ表
青葉病院ビラ裏
あたらしい千葉みんなの会が作成したチラシ

目の前の苦難軽減に力を尽くしつつ、いっしょに政治を変えようという呼びかけが待たれています

梅雨らしいじめじめした一日。午前中は花見川団地で訪問活動、午後は長作地域での電話かけや青年の会議、夕方は幕張地域で若者・学生向けアパートを訪問しました。


訪問や電話かけのなかではいまだにアベノマスクが届いていないこと、持続化給付金の委託事業が安倍首相の「お友だち利権」になっていることに多くの方が怒っていました。「新型コロナで大変な影響が広がっていますが、何かお困りごとはありますか?」と聞くと「最大のお困りごとは安倍首相だよ。あの人が首相をやっている限り日本がどんどん壊れていく」という声もありました。


一方で「政治には何も期待していないわ。若者も政治に関心ないしね」という方には、気候変動問題や人種差別・人権の問題で若者が声を上げていること、全国の大学で学費引き下げを求めて大学生が自主的に署名運動を行っていることを話しました。


検察庁法改定案を世論の力で断念させたこととあわせて、「いま声を上げれば政治を動かせます。次の総選挙で今度こそ安倍政権を終わらせましょう」と訴えると「そんなことになっているのね。わかった、応援するからがんばってよ」としんぶん赤旗を購読してくれる方も。目の前の苦難軽減に力を尽くしつつ、いっしょに政治を変えようという呼びかけが求められていることも実感しました。


それにしてもマスクをしながら団地の階段を上り下りするのはさすがに息苦しい。今でもこれで夏本番になったらどうなるのでしょうか。

市原市でまたも虐待(容疑)による乳児死亡事件-子どもたちの命を守りぬくためのとりくみは待ったなしです

またもや悲しい事件が起こってしまいました。市原市で今年1月、衰弱状態で放置された生後10か月の小西紗花(すずか)ちゃんが死亡し、6月3日に母親が保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。今日の千葉日報で詳しく報じられていますが、母子の支援に当たっていた市原市は昨年4月以降、紗花ちゃんの姿を確認できていなかったにも関わらず児童相談所に連絡せず、対応を求めませんでした。当初は「児相案件ではない。適切に対応していた」と説明していた市原市の説明は二転三転し、「虐待のリスクが高かった。児相に相談すべきだった」と変わりました。


0613千葉日報市原児童虐待記事①


そもそも1月に紗花ちゃんが死亡した時点では市は事件を公表しませんでした。事件が発覚したのは母親が逮捕された6月3日、その時点でも市は一切の情報を公表せず。翌日になり、紗花ちゃんが予防接種や検診を受けておらず9ヶ月間姿を確認できていなかったことを明らかにしました。紗花ちゃんの姉が通う幼稚園から「紗花ちゃんの姿が見えない」という情報提供を受けていたにも関わらず、当初は「通報はなかった」とその事実も否定していました。市原市の小出市長はこうした対応を謝罪しつつ、「隠ぺいの意図はない」と釈明しましたがとても額面通りには受け取れません。しかも事件の公表に当たっては、当初県から公表しないようにという「助言」があったといいます。


紗花ちゃんについては昨年12月、それまでの経過を受けて市原市の要保護児童対策地域協議会(要対協)で養育支援が必要な児童(要支援児童)として受理され保健師が家庭訪問などを行ってきました。しかし母親の都合で訪問予定をキャンセルされたり、在宅が明らかにも関わらず呼び鈴に応答がないなど紗花ちゃんの姿は確認できないままでした。紗花ちゃんが亡くなったのは訪問したものの応答がなかった2日後の1月25日でした。


この間の児童虐待死亡事件を受けて今年3月に改定された県の「子ども虐待対応マニュアル」では、「在宅による援助の留意点」として「保護者があれこれと理由をつけて子どもと会わせないなどして、関係する機関が子どもの状態を直接把握できない事態が続く場合は、悪い兆候として捉え、強制的な介入を検討しなければならないという視点が必要である」とされています。2014年に同じ市原市で起こった生後8ヶ月の乳児が虐待により死亡した事件も、やはり本人を直接確認できない状態が続いたもとで起こりました。


9ヶ月にわたって本人の姿を直接確認できていなかったのに、児相に相談しなかった市原市の責任は重いものがあります。「虐待のリスクが高かった」という認識をなぜその時に持てなかったのか。二度とこうした痛ましい事件を繰り返さないために何を教訓とし、どんな体制が必要なのか、設置される第三者委員会などでの検証が待たれます。ようやく児童相談所を増設する方向を決めた千葉県ですが、子どもたちの命を守りぬくためのとりくみは待ったなしです。


0613千葉日報市原児童虐待記事②

学校休業に伴う給食事業者への支援について文科省からレクチャーを受けました

今日は新検見川駅での朝宣伝で訴えた後、急いで国会へ。はたの君枝衆院議員、斉藤和子前衆院議員や習志野、八千代、船橋など各市の地方議員のみなさんとともに、学校休業に伴う給食事業者への補助についてあらためて文科省からレクチャーを受けました。


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学校休業に伴う給食事業者への補助については、3月は文科省の「学校臨時休業対策費補助金」、4月以降は新型コロナ対応地方創生臨時交付金で対応しています。この間、八千代牛乳で聞き取った内容をもとに国会ではたの議員が改善を求め、文科省からも補助の対象になると答弁がされていました。ところが現場では補助がされておらず、事業者からあらためて声が上がっていました。


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臨時休業対策費補助金は給食に関して、学校設置者が事業者から購入した食材にかかる経費とともに「事業者に対して既に発注されていた食材にかかる違約金等」も対象になるとされていますが、実際には自治体ごとに相当な対応の違いがあり、3月2日の一日分だけ支給されたり、まったく出さないという自治体もあります。3月分の臨時休業対策費補助金だけでも182億円の予算がありますが、交付決定されたのは47億円にとどまっています。


船橋市の岩井友子市議は「違約金ということだと契約上規定がなかったりするため自治体としては使いづらい」と指摘。文科省の担当者は「違約金という名称でなくても、支援金、奨励金など名目にはこだわらない」と述べました。


また「単に食材費ということだと直前に発注する生鮮食品にはほとんど使えない」「補助の基準額をどう考えるのか」という質問に対しては、「仕入れはしていなくても人員の確保、車の確保など固定費がかかっており、価格に上乗せされるのでその部分も対象になる」とのことでした。価格のうち、仕入れ分、人件費、加工賃、機械の減価償却費など内訳を示せばどこまでが対象になるかがはっきりするというわけです。しかしこれはなかなか難しい。


「米と乾物と調味料は対象外だと自治体の担当者に言われた」という声も出されましたが、「保存がきくもので他にまわせれば対象にはならないが、結局廃棄せざるを得なくなれば対象になる」といいます。


説明は受けましたがどうにも複雑です。自治体の担当者も理解が追い付かないのは無理もありません。「個別に自治体へ連絡したり説明会も計画している」ということなので、まずあらためて制度を正しく周知してもらうことが必要です。


学校給食は地域の個人商店など小規模な関連事業者も少なくないため自治体にもきめ細かな対応を求めなければ進みません。千葉市の実態もつかみながら改善を図りたいと思います。


学校臨時休業対策費補助金
学校臨時休業対策費補助金の概要

地方創生交付金学校給食関連支援
地方創生臨時交付金を活用した給食事業者への支援の概要

持続化給付金についての相談を受け、平松健二さんを支援する会で争議支援行動について検討しました

昨日予告したように今日の午前中は持続化給付金についての相談を受けました。確定申告書や売上台帳など必要な書類を説明しますが、「1月から12月の間のある月の売上が前年同月比で50%以上減少」という条件と「その月の売上減少分×12ヶ月(個人で上限100万円)が給付額」などと説明をしているうちに、話しているほうも聞いているほうもわけがわからなくなってきます。


県の中小企業再建支援金は対象月が1月から7月なので余計に混乱します。結局売上が最も下がる7月で比較して国と県の両方を受け取れるようにとまとまりました。この方はパソコンもスマートホンも持っていないので「申請サポート会場」に出向いて申請することにしましたが、本当に骨が折れます。


午後はメットライフ生命からパワハラロックアウト解雇を受け、撤回を求める裁判をたたかう平松健二さんを支援する会の打ち合わせでした。コロナの影響で裁判日程は延期されたまま次回も決まっていませんが、7月8日(水)には全労連・東京地評の争議支援総行動が行われます。新型コロナウイルスの影響で1万人を超える労働者が解雇や雇止めをされているなかで、今年はとりわけ重要な意義を持つ行動です。


明治乳業、IBM、JAL、昭和ゴムなどの争議とともに、平松さんの「メットライフ生命争議」も初めて組まれています。当日は4コースに分かれ、リレー方式で社前行動が行われます。メットライフ生命本社前行動では平松さん自身も訴えます。争議支援総行動についてはあらためて案内しますが、ぜひ多くの方に支援していただければと思います。

問題山積みの持続化給付金-事業者に役立つ制度へ改善が急務です

今日も暑かった。夜になってようやく涼しくなってきましたが福島県で猛暑日を記録するなど6月としては異常な暑さです。地球温暖化対策も喫緊の課題です。


さて最近何かと話題の持続化給付金。今日のしんぶん赤旗では申請から2週間ほどとされている給付金の入金が6割程度にとどまっており、野党が追及している様子を報じています。


業務を委託している例の「サービスデザイン推進協議会」との関係はわかりませんが、審査の体制にも問題がありそうです。


今日聞いた話では必要な書類もすべてそろえて申請したのに不備があるという理由で連絡が来たということ。ところがどこに不備があるのか説明されず、これでは再度申請しようにも直しようがないというのです。


各地に開設されている「申請サポートセンター」で確認し、これで大丈夫となったのにやはり不備があると突き返され、二度、三度と申請をやり直しているという事例も聞きました。


事業者は一刻も早く給付金を受け取り、事業再開に向けて一歩を踏み出したいのに、これでは余計な手間ばかりかかってしまいます。


明日もこの問題で相談を受けることになっていますがどうしたものか。とにかく改善が急務です。そして記事にもあるように、より多くの事業者が受け取れるように「月の売上が50%以上減少」という条件を緩和し、申請も簡素化することが必要です。せっかく実現した大事な制度なのですから。


持続化給付金赤旗記事

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