寒風吹きすさぶ中、1月最後の今日も朝の新検見川駅宣伝からさつきが丘の朝市宣伝、地域訪問と奔走しました。
さて新しい県議会だよりが届きましたが、来年度から国の「就学支援金」が拡充されることを受けて、千葉県でもようやく私立高校に通う高校生の授業料減免・入学金軽減が拡充されることになりました。
いままで年収350万円未満世帯となっていた授業料の全額免除は年収640万円未満世帯へ、年収350万円から年収640万円未満世帯となっていた3分の2減免は年収640万円から750万円未満世帯へと拡充されます。
入学金については年収350万円未満世帯で5万円の補助上限だったのが15万円へと引き上げられます。
私立学校教職員組合連合(私教連)など教育関係者のみなさんが毎年の署名を積み上げ、日本共産党も議会で求め続けてきた重要な成果です。
同時に東京都では従来から年収760万円未満世帯まで授業料(平均額)全額免除となっていました。神奈川県では590万円未満世帯、埼玉県でも609万円未満世帯まで従来から授業料(平均額)全額免除です。これらの県では今回の国の措置を受けてさらに支援を拡充することが想定されます。千葉県は遅れていた分もっとがんばらないといけません。
とりわけ授業料以外で大きな負担となっている施設設備費(今年度平均で約25万円)の負担軽減が求められます。施設設備費は生活保護世帯や住民税非課税世帯も負担しなければなりません。
埼玉県では年収500万円未満世帯までこの施設設備費も全額免除になっています。私立高校の生徒のみなさんがお金の心配なく通い続けることができるように引き続き多くの関係者のみなさんと力をあわせます。