今日で6月も終わり。やっぱり雨が降ったりやんだりの一日でした。午前中から夕方まで花見川団地、畑町、こてはし台で参議院選挙の支援を訴える訪問活動に取り組みました。
年金問題などに怒りの声が上がる一方で「選挙どころではない」という方もいます。あるお宅では「お菓子の製造工場で午後8時から朝4時半までの夜勤です。さっきまで寝ていました」という方と対話に。選挙のことも何もわからないという様子でしたが時給は深夜でも1500円に遠く及ばないといいます。「給料はたしかに上げてほしいですね」と切実でした。
別のお宅では大学生の男の子と話になりました。「選挙権はあるけど選挙は行ったことがない」とのこと。しかし学費のことを聞くと「やはり高い」と言います。さらに「心理学を学んでいるけどカウンセラーになるには大学院まで行かないといけない。でもそこまで学費は払えない」とやはり切実な実態が出てきます。大学などの授業料を半額にし、奨学金も無利子にしたうえで3万円の給付制奨学金を出すことを話すと「そうなんですか?それはぜひがんばってください。投票も何とか行きます」となりました。
政治に怒りたくても怒れない、声を上げられない方にこそ投票に行ってもらう努力が大切だとあらためて実感しました。貴重な対話の経験でした。