2018年12月
今朝は今年最後の駅頭宣伝。新検見川駅で中村きみえ市議とともに訴えましたが、とにかく寒かった。一日を通じて凍えるような寒さでした。それでも北国の人たちからすれば笑われるような話かもしれませんが。
毎週金曜日にさつきが丘で行っている朝市宣伝も今年最後。もりた真弓市議とともに訴えたあと、商店街をご挨拶してまわりました。あるお店では「消費税は上げても仕方がないのかもしれないけど税金の使い方が問題だと思うんだよね」という話から30分以上にも渡って対話になり、税と社会保障のあり方、ブラック企業、学費と奨学金など様々な分野に話が広がっていきました。
「共産党は反対ばかりじゃなくて、もっと積極的に提案した方がいいですよ」という声も。最近でも国保料の引き下げや教職員の多忙化解消などいろいろな提案をしていますが、もっとわかりやすく積極的に知らせる工夫が必要です。
午後は長作地域で訪問活動を行ないましたが、ここでも対話が弾みました。消費税増税の一方で軍備大増強を図る安倍政権に対して、「空母をつくってステルス戦闘機を載せるって?いったい何を考えてるの?」と怒りをぶつけてきた方もいました。全国4位の財政力を持っているのに医療・福祉は最下位クラスの千葉県の実態にも驚きの声が上がりました。
やはり地域での対話には学ばされることがたくさんです。年末に向けいよいよこれからが正念場。寒さに負けていられません。
花見川区日本共産党後援会ニュース「はなっく」に、安保関連法に反対するママの会@ちばの村田マユ子さん(花見川区朝日ヶ丘在住)が登場します。2019年を希望を拓く年にということで新春対談を行いました。
安保法制に反対する運動に取り組んだきっかけや幕張メッセでの武器見本市に反対する思い、日本共産党や寺尾さとしへの期待を伺い、統一地方選挙と参議院選挙を迎える2019年、政治をどうやって変えるのかおおいに展望を語りあいました。
「人にやさしい社会であってほしい」と村田マユ子さん。あらためて子どもへの深い愛と瑞々しい感性にあふれた素敵な方だと実感しました。
クリスマスイブの今日は花見川団地、幕張、西小中台で午前、午後、夕方と訪問活動を行いました。
昨日にもまして風が強く冷たい一日でしたが、「消費税増税も後期高齢者の医療費2割もとんでもない。署名するよ、がんばって」「安倍首相は外国で馬鹿にされているよ、恥ずかしい」と安倍政権への怒りの声が次々と出される一方で、初めて伺うお宅で「日本共産党は政党助成金受け取ってないんでしょ?評価してますよ」とうれしい言葉もいただくなど多くの激励を受けました。
この怒りの声と日本共産党への期待に応えるために、花見川区では新春街頭演説に取り組みます。年明け最初の土日である1月5日、6日に中村きみえ市議、もりた真弓市議とともにそれぞれの地域をまわって訴えます。
今年最後の三連休の中日。まずは毎年恒例の作新台地域のもちつきに参加。相変わらずのへっぴり腰ですが、「うまくなってきたよ~」とおだてられながらつきました。これで数日間の筋肉痛確定です。地域のみなさんとの貴重な交流の機会でした。
作新台地域のもちつき
お昼からはこちらも毎年23日に行なっているさつきが丘後援会の議会報告&望年会へ。もりた真弓市議とともに参加し、市政・県政の報告をしつつ、手作りのおいしい料理を囲んで語りあいました。途中にはなんと久しぶりに参加したSさんによるチェロの演奏まで。武器見本市や国保、介護、オスプレイなど話が尽きませんでした。
さつきが丘後援会の議会報告&望年会
その後、西千葉のカフェ「平凡」で行われていた高校生と若手弁護士のみなさんで語りあう「みんなのもやもやスッキリ企画~キラキラ弁護士が答えます」に駆けつけました。クイズなどを行ないながら高校生の疑問に答え、「すごく楽しかった~!」という感想も出されるなどこちらも実りある企画になったようでよかったです。
「みんなのもやもやスッキリ企画」
夕方は幕張北地域で訪問活動。三連休最終日の明日も引き続き取り組みます。
今日も午前中、宣伝カーで幕張、朝日ヶ丘、南花園などで訴え。途中から雨が降り出しましたがマンションのベランダから熱烈に手を振ってくれる方もいるなど激励に励まされました。
午後は千葉県弁護士会館で行われた講演会「いつの間に?武器で儲ける日本」に中村きみえ市議、小松実前県議らとともに参加しました。会場は200人を超える参加で大盛況。幕張メッセでの武器見本市の開催をやめさせるために「安保関連法に反対するママの会@ちば」のみなさんを中心に企画されたものです。
開会あいさつする宮本理恵さん
望月衣塑子さん
ママの会の宮本理恵さんによる主催者あいさつに続いて講演したのは、菅官房長官の記者会見での鋭い追及で有名になった東京新聞の望月衣塑子記者。「武器輸出と日本企業」などの著書もあり、緻密な取材によって日本の軍需産業の問題に深く切り込んできました。
冒頭、臨時国会での悪法の数々の強行を批判し、自己紹介では数々の汚職事件をスクープしてきた実績とともに東京地検特捜部幹部などへの粘り強い取材のなかで「権力側が隠そうとすることを明るみに出すこと」が記者としてのテーマだと語りました。
安倍政権になって武器輸出三原則が撤廃され、「防衛装備移転三原則」などとして世界中に日本製の武器を輸出する体制が敷かれます。望月さんによればその動きは官邸主導で進められ、「機密情報の固まり」として防衛装備庁や企業が輸出に難色を示していたそうりゅう型潜水艦が、NSC(国家安全保障会議)によって輸出を決定されていく経緯も明かされました。
トランプ大統領から言われるがままにアメリカ製の武器や戦闘機の爆買いを進め、F35を100機購入するなど軍事費を膨張させる一方で、最新鋭のC2輸送機をイエメンに大量空爆しているサウジアラビアに売却しようとしています。一発30億円もするのに迎撃率33%のミサイル(SM3ブロック2A)などもはや意味不明です。
望月さんは南北融和が進む北朝鮮でも核開発より経済発展を図る動きが進むなかで、ひたすら軍拡の道を進む日本の異常を告発。忖度や圧力がある一方、安倍政権に対峙しようという志のあるジャーナリストなどから激励が寄せられていると言い、「自分も記者会見で追及し続けられたのは読者からの応援・激励があったから。良い報道には評価・激励してほしい」と呼びかけました。
武器見本市での展示の様子
岡島一正衆院議員
村田マユ子さん
その後、川崎市での軍事見本市の反対運動に取り組んだ経験も報告されました。我々参加していた県議、千葉市の市議も会場に紹介され、日本共産党の丸山慎一県議が代表して挨拶しました。立憲民主党の岡島一正衆院議員も駆けつけて連帯あいさつ。最後にママの会の村田マユ子さんが閉会あいさつを行いました。
望月さんのほとばしるような情熱と圧倒的なエネルギーを感じました。多くの方々と力をあわせて武器見本市の中止をかちとりたいと思います。
12月定例千葉県議会は今日が閉会日。議案・請願・発議案と昨年度決算認定についての採決が行われ、日本共産党からは昨年度決算認定について私が、議案・請願について丸山慎一議員が、自民党から出された請願102号「千葉県がんセンターへのハイパーサーミア(電磁温熱治療器)の導入を求める請願」の附帯決議について岡田幸子議員がそれぞれ討論に立ちました。
寺尾さとし
丸山慎一議員
岡田幸子議員
日本共産党は今回、一般会計補正予算案に賛成しました。当初予算にも反対し、今回の補正予算案にも特別職の給与引き上げや消費税増税に伴う利用料・手数料の引き上げ、かずさインキュベーションセンターの指定管理料など本来反対すべき内容が含まれています。
しかし補正予算案には、何といっても普通教室にエアコンが設置されていない県立高校へのエアコン設置費用13億8400万円が盛り込まれました。8年以上前から毎議会のようにエアコン設置を求めて議会で質問してきた政党として、県が県民の声に動かされてエアコン設置に踏み切ることになった画期的な意義を評価したものです。
県民の運動と力をあわせ、粘り強く県政を動かしてかちとった成果は他にもあります。今議会で請願として出された子ども医療費助成制度の拡充や私立学校の負担軽減などについて、引き続き実現をめざしてがんばります。
各議員の討論については近日中に日本共産党千葉県議団のホームページに掲載されます。
今年度から都道府県単位化された国民健康保険。しかし高すぎる保険料の実態は千葉県でもまったく変わっていません。
県の担当者に要望書を手渡す千葉県社保協の藤田まつ子事務局長
今日は社会保障推進千葉県協議会(千葉県社保協)のみなさんが行った県保険指導課への要請行動に参加しました。
まず求めたのは国保加入者の詳細な実態調査です。県は「県国保運営協議会にも被保険者代表が参加している。それらの方々や市町村からの意見によって状況を把握している」と言いますが、運営協議会のなかで国保加入者の具体的な実態はまったく議論されていません。
社保協の藤田事務局長からは、「保険料を滞納し、10割負担の資格証明書になっている木更津市在住の40代のシングルマザーが、胸に腫瘍が見つかり痛みが出てきたので役所に行ったが、『滞納解決しないと短期保険証は出せない』と言われた。国の通知で『医療を受ける必要が生じ、医療費の一時払いが困難であると申し出た場合、特別な事情に準ずるとして短期保険証を発行すること』となっているのに、『国は国だ』と受け付けてもらえなかった」とひどい実態が告発されました。
さすがに県の担当者も「各市町村をまわった際に不適切な対応があれば指摘する」と答えましたが、保険料収納率を引き上げるためにこうした対応がまかり通っているのが実態です。
他にも、中小業者のみなさんが資金繰りに困り滞納してしまった時に「払えないなら借りればいい。それで無理なら生活保護でも何でもなればいい」と窓口で言われるなど、およそ社会保障制度としての国保への認識が疑われるような話もありました。
まず県自身がこうした実態を詳細に調査することが不可欠です。あわせて各市町村の「国保のしおり」やホームページに、「国保は社会保障制度」であることを周知徹底することも求めました。
県が行った来年度の一人当たり標準保険料試算では、2016年度に比べて県平均4.9%(4888円)も引き上げられることになっています。これ以上の保険料引き上げは論外であり、せめて協会けんぽ並みに引き下げるために県も力を尽くすべきです。
子どもの均等割軽減など、すぐに実現させなければならないこともあります。社保協のみなさんと力をあわせて「社会保障としての国保」の充実に力を尽くします。
毎週水曜日はもりた真弓市議とともに京成八千代台駅での宣伝ですが、日曜日の八千代市議選で3議席から4議席への前進をかちとっただけあって、今朝は「増えたね~」「がんばってよ!」という激励が多く寄せられあたたかい雰囲気でした。
なかには「俺は韓国に対する問題(徴用工についてらしいです)は意見違うけど共産党を応援するよ」という方もいました。幅広いみなさんに期待を寄せていただくのはうれしいことです。
市民アクション花見川の宣伝行動
昼間は議員団会議や21日の県議会閉会日に向けての準備をしていましたが、夕方は新検見川駅南口で安倍9条改憲NO!市民アクション花見川の19日行動でした。中村きみえ市議や小松実前県議など11人が集まり、冷たい風が吹くなかでしたが1時間で19筆の署名が寄せられました。
昨日安倍政権が閣議決定した来年度からの中期防衛力整備計画(中期防)では、5年間で過去最大の27兆4700億円をつぎこんで大軍拡を図ろうとしています。中身も「いずも」型護衛艦の改修による「空母」化、その「いずも」に搭載するF35Bステルス戦闘機、敵基地攻撃能力を持つ長距離巡航ミサイル「スタンドオフミサイル」など、先制攻撃・海外派兵型の違憲軍備ばかり。憲法9条改悪の先取りとも言うべきものです。
こんなものがいったい何の役に立つのか。中国などの脅威を煽るばかりで、肝心の外交努力はまともにしない。こんなものを許してはなりません。
千葉県議会健康福祉常任委員会が開かれました。
指定管理などの議案6本、子ども医療費助成の拡充や認定こども園の無償化、県がんセンターへのハイパーサーミア(電磁温熱治療器)の導入など請願3本、意見書4本の審査とともに、一般質問では予告通り無料低額宿泊所の問題について県の現状と認識をただしました。関係者のみなさんに傍聴にもお越しいただき励まされました。
今年5月1日時点で千葉県所管(政令市・中核市である千葉市、船橋市、柏市は別)の無料低額宿泊所は38ヶ所、1718人の定員に1453人の入所者がいますが、このうち18施設・定員759人をNPO法人SSSが運営しています。
無料低額宿泊所はあくまで一時的な利用が原則であり、3カ月以内で自立に向けた指導をすることになっているにもかかわらず、1年以上入所している方が1016人と全体の7割に上ります。
さらに昨年度、819人の退所者のうち「失踪」という方が226人もいました。県は「退所者の具体的な状況はつかんでいない」と述べましたが、多くは劣悪な環境に耐えかねて逃げ出したと考えるのが普通です。失踪者を出している施設の多くが、「大規模管理型」と言われる無料低額宿泊所です。
特にこうした大規模無料低額宿泊所の多くが、ベニヤ板等で一つの部屋を区切り2つの部屋にした「簡易個室」となっています。全国で78施設、約3200室ある簡易個室について、千葉県の数を聞いたところ10施設、406室(県全体の25%)に上ることが明らかになりました。全国の8分の1の簡易個室が千葉県に集中していることになります。
こうした簡易個室への認識について、県は「プライバシー保護の点などから問題があるが、国で基準づくりが行われており推移を見守りたい」と国まかせの姿勢を示しました。
しかし千葉県弁護士会の会長声明でも「このような住環境では人間らしく生活することはほぼ不可能」と指摘されているように、こうした施設を許容すること自体が問題です。特に最大手のSSSは、ホームページで見る限り県内で運営している24施設のうち簡易個室がある施設が13施設と半分以上です。県の姿勢が問われます。
いまでも県のガイドラインは千葉市や船橋市に比べて甘くなっています。法的拘束力はありませんが、千葉市のガイドラインは簡易個室を原則認めておらず、施設規模も50人以下に限定しています。船橋市では4畳半以下の面積基準を認めず、入浴も毎日できるよう義務付けています(県は週3日)。「地域の実情に応じて策定した」などということで済まされるものではありません。利用者の立場に立っていないことの何よりの表れです。
少なくとも簡易個室については「経過措置」や「段階的な解消」を認めず、最低基準で明確に禁止すべきです。国の方でも検討会の議論が続いていますが、千葉県でも引き続き取り組みます。
日差しもなくとにかく寒い一日。午前中は西小中台、さつきが丘などを宣伝カーでまわり訴え、幕張イトーヨーカドー前では後援会のみなさんと中村きみえ市議も合流して30分ほど訴えました。街頭での反応も徐々に出てきました。
幕張イトーヨーカドー前で
そして午後は年2回のお楽しみ。花見川区日本共産党後援会主催の落語会・まあぶる寄席でした。
席亭の小松実前県議
挨拶する寺尾さとし
最初に席亭の小松実前県議がご挨拶。2013年から始まったまあぶる寄席は今回が12回目。1回目は日本共産党が躍進した都議選の投票日でした。来年の統一地方選と参院選勝利に向けた縁起の良い催しとして今回も大笑いでした。私も日本を代表するような名だたる大企業がまともに税金を払っていないことを告発し、消費税増税ストップのために選挙で安倍政権に審判をと訴えました。
松鈴亭龍扇さん
今回はまあぶる寄席初登場の方がお二人。最初に登場したのは松鈴亭竜扇さん。回転寿司店で寿司ネタどうしが繰り広げる悲喜こもごもを表現した「ぐるんぐるん」。なかなかお客さんに取られないマグロがようやく取られたと思ったら…。
寝床家小道楽さん
二人目はこちらも初登場の寝床家小道楽さんの「ガラガラ」。商店街の歳末セールに客を呼び込むために福引を行いますが、1本しかないはずの「豪華客船世界一周ペア旅行券」がなぜか7本も入っていて…。商店街の会長と役員のやりとりがとにかく面白いお話でした。
百楽庵金一さん
三人目はおなじみの百楽庵金一さんの「子ほめ」。11月23日の演説会で応援演説をしてくれましたが、その話もしっかりと織り込みながら会場を沸かせました。
ペロ中島さん
仲入りを挟んで、ギター漫談のペロ中島さん。実は寝床家小道楽さんの別名です。見事なギターの腕前で今年一年を振り返りながら、西城秀樹「ローラ」の替え歌「老後」、走れコータローの替え歌「加計孝太郎」、山本リンダ「狙い打ち」の替え歌で安倍政権をぶった切り。会場は手拍子で大盛り上がりでした。
めずらし家芝楽さん
最後はこちらもおなじみめずらし家芝楽さんの「抜け雀」。宿場町のある宿に泊まりに来た絵師の描いた雀の絵が大評判を呼んで宿は大繁盛しますが…。芝楽さんらしい人情味あふれるお話でした。「駕籠かき」など落語は言葉を知る上でも勉強になります。
次回は統一地方選挙後、参院選前の6月です。中村きみえ市議、もりた真弓市議ともども必ず再選をかちとって参加したいものです。夕方はさっそく幕張地域で訪問活動を行いました。出演者のみなさん、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
明日投票の八千代市議選、日本共産党は3議席から4議席への前進を目指します!
午前中に花見川区内を宣伝カーで訴えた後、お昼から植田進候補の必勝のために植田カーやハンドマイクで訴えました。中村きみえ、もりた真弓両市議もアナウンサーなどで奮闘。
「辺野古への土砂投入をはじめ民主主義を破壊する暴挙を繰り返す安倍自公政権にこの八千代市議選で厳しい審判を下しましょう」「国保料引き下げ、給食無償化、学校へのエアコン設置など庶民いじめの政治から市民の命とくらしを守る市政を実現しましょう」などの訴えに次々と激励が寄せられました。
やりました!障害者総合支援7条によって、65歳になったら障害福祉サービスから介護保険に強制的に移行させられる「介護保険優先原則」に風穴を開ける画期的な判決です。
介護保険への移行を断り申請をしなかった浅田達雄さんへの障害福祉サービスを打ち切った岡山市に対して、違憲・違法だと浅田さんが訴えた訴訟は第二審も全面的な勝訴となりました。
判決ではボランティアなどの存在を理由に浅田さんから障害福祉サービスを取り上げた岡山市のやり方を「看過しがたい誤り」だと批判。市の処分は「裁量権の範囲を逸脱し、または濫用にわたるものであって、違法」だと疑問の余地なく指摘しています。
東京新聞(12月12日付)で厚労省の検討会で議論されている無料低額宿泊所の新たな基準づくりについて報道されました。
「4畳半に間仕切りをして、二つの『簡易個室』に仕立てた実例」など劣悪な施設の存在が写真付きで紹介され、こうした簡易個室が最低基準として認められるかどうかが焦点だとしています。千葉県弁護士会の声明も取り上げています。
松戸市の例も紹介されているように、千葉県内にはこうした大規模で劣悪な無料低額宿泊所が数多くあります。
12月定例千葉県議会は今日まで本会議。明後日からは常任委員会での審議が始まります。所属する健康福祉常任委員会は週明け18日火曜日です。
さて花見川区ではこの週末もいろいろと魅力的な企画が行なわれます。15日(土)は安倍9条改憲NO!市民アクション花見川の「憲法カフェ」。千葉中央法律事務所の高橋高子弁護士から自民党改憲案について学びながら、甘酒とお汁粉を食べ楽しく交流します。憲法を巡っていよいよ勝負の年となる来年を展望しておおいに語りあいましょう~。午後2時から花園地区自治会館(花見川区花園2-11-11)です。
そして16日(日)は年2回のお楽しみ。花見川区日本共産党後援会主催の落語会・第12回まあぶる寄席です。今回も大笑い間違いなしのおなじみ百楽庵金一さん、めずらし家芝楽さん、久寿里菊之助さんのお三方に加えて、まあぶる寄席初登場の寝床家小道楽さん&ペロ中島さん(実は同一人物?)と豪華な出演陣です。こちらは午後1時半から千葉健生病院横のレストランまあぶるです。
お誘いあわせてぜひお出かけください!
一日中冷たい風が吹く寒い一日となりました。
市民アクション花見川の宣伝行動
午前中は花見川コープ前で行われた安倍9条改憲NO!市民アクション花見川の宣伝行動へ。安倍首相が狙っていた国会憲法審査会への自民党改憲案の提示は断念したとも報じられています。改憲に向けての具体的な動きを食い止めてきた何よりの力は世論と運動です。今日は参加者は少なめでしたがそれでも寒いなか何人もの方が足を止め署名に応じてくれました。
宣伝カーでの訴え
午後はもりた真弓市議とともに宣伝カーに乗り込み、さつきが丘、こてはし台、花見川コープ前で訴えました。花見川コープ前には地域の後援会のみなさんにも集まっていただき、買い物途中のみなさんからも注目を集める宣伝となりました。
夕方は西小中台で訪問活動。いつのまにか4時を過ぎる頃にはあたりもすっかり暗くなりました。寒さはこれからがまだまだ本番。体調に気をつけてがんばります。
入管法、漁業法の改定案強行など今日未明の国会での暴挙に怒り心頭です。この政権の末期的症状は終わりがありません。
ぐっと冷え込んだ今日は午前中、中村きみえ市議とともに子どもサポートルーム幕張(子ども食堂&無料塾)や幕張地域での訪問活動に。午後は宣伝カーに乗り込み、さっそく安倍政権の暴挙と来年の参議院選挙での審判を訴えました。
そして夜。千葉市民会館で行われた「アベ壊憲を許さない!12・8千葉県民集会」へ。800人が参加した集会で講演を行ったのは市民連合などで活躍するたたかう政治学者・中野晃一上智大学教授です。
県民集会で講演する中野晃一・上智大学教授
どこまでも暴挙を重ねる安倍政権にどう立ち向かうか。若者の見方、野党共闘の展望など、前半はユーモアを交えながら市民のたたかいを励ますお話をしてくれました。
憲法の問題では、「なぜ日本の憲法が70年間改正されなかったか」について、米・シカゴ大学「比較憲法典プロジェクト」をもとにした東京大学のマッケルウェイン准教授の分析を紹介しました。
制定から70年を超えた日本国憲法は現存する各国の憲法のなかでも最長齢です。しかしなぜ70年も改正されないできたのかについては単に「変えづらい」からではありません。
日本国憲法を英訳した場合の長さ(英訳した場合の単語数)は4998語。平均2万1千の各国と比べて短いのです。
憲法の条件は①国民の人権規定(権利章典)があること、②そのために国家権力をどう制御するかの規定があること、ですが、日本国憲法は国民の権利に関わる部分の記載は他国に比べて多く、逆に国家権力の制御については少なくなっています。
政治制度では「別に法律で定める」という項目も多く、地方自治法、公選法などの改正で済むことによって、改正の必要がなかったこと、一方で国民の権利については先進的な内容が多く盛り込まれており、新たな権利を加える必要がなかったということです。
70年間、変える必要がなかったからこそ変えられなかった憲法。安倍首相が狙う改憲は「手術の必要もないのにどこを切りましょうかと言っているようなもの」と痛烈に批判しました。
県民集会に参加した野党代表のみなさん
その後野党各党の代表が挨拶。未明まで行われていた国会から駆け付けた無所属(会派は立憲民主党)の小西ひろゆき参院議員、社民党の福島瑞穂参院議員をはじめ、国民民主党の奥野総一郎衆院議員、日本共産党の畑野君枝衆院議員、立憲民主党の安藤じゅん子県議、新社会党の鳰川静県本部書記長が、それぞれ野党共闘の発展と改憲阻止、安倍政権退陣に向けての決意を表明しました。
安保関連法に反対するママの会@ちばのみなさんは入口で幕張メッセでの武器見本市についてシールアンケートを行っていました。いろいろな意味で確信と元気をもらえる集会でした。
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