寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

2018年03月

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

森友、北朝鮮ー内外で行き詰まりを深める安倍政治に終止符を!

いまこそ安倍暴走政治に終止符を!


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にれの木台団地で訴え


森友学園問題の中心にいた佐川国税庁長官が辞任し、いよいよ安倍政権の国政私物化疑惑は極まりました。幕引きを図るつもりかもしれませんがそうはいきません。「適材適所」と佐川長官をかばい続けた責任、そして何より真相を徹底して追及しなければ。


一方で北朝鮮問題の解決に向けて米朝首脳会談の実現が現実味を帯び、「対話のための対話では意味がない」「いまは対話の時ではない」と徹底して対話否定論に立ってきた安倍首相の姿勢も根底から問われています。


森友ビラ


今日は中村きみえ市議と宣伝カーで花見川区内を訴えましたが、さすがにチラシの受け取りは抜群でした。国内でも国外でも完全に行き詰まっている安倍政権をこれ以上延命させるわけにはいきません。国民の怒りの声で包囲する時です。


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幕張本郷で


午後は引き続き中村市議と幕張本郷で土砂災害警戒区域に指定された地域を訪問。様々な要望、不安の声が出され、こちらも貴重な対話になりました。

森友学園文書改ざん-安倍政権を追い詰め、国政私物化疑惑の徹底解明を

数日前の暖かさが嘘のような寒さ。議会の日程がない今日は幕張本郷で後援会のみなさんと街頭宣伝を行いましたが、冷たい風に震えながらの訴えでした。


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国会を見れば安倍政権が音を立てて崩壊しようとしています。森友学園への国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題は、財務省が文書の提出を拒んでいることで自民党内からも解明を求める声が上がるまでになっています。


国会の審議もすべてストップし、国政を揺るがす大問題に発展してきました。「こちらから値段を提示したこともない」「資料はすべて破棄した」などの佐川前理財局長の虚偽答弁が明らかとなり、今回の文書改ざんがその虚偽答弁と整合性をつけるためのものであった疑いも濃厚です。


安倍政権のモラルハザードぶりを象徴する国政私物化疑惑。いよいよ戦後最悪のこの内閣を追い詰める時です。

千葉県議会予算委員会3日目-県環境行政の抜本的転換を

千葉県議会予算委員会3日目。日本共産党を代表して最終日の質問に立った三輪由美議員は県の環境行政、特に残土・再生土問題についてその姿勢を質しました。


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県内ではこの間、残土・再生土の埋め立てを巡って住民から切実な訴えが相次いでいます。最大の原因は事業者の法令違反を放置し続け、責任を放棄してきた県にあります。


成田市地蔵原の残土埋め立てでは、許可区域外に当初の4倍近い量の残土を埋め立てるなど法違反を繰り返してきた事業者に対して、県は16年間も何の手立ても取らずにきました。住民からの訴えを受けて問題が発覚し、県は「事業者への指導が十分でなかった」と認めましたが、もともと住民の反対を押し切って県が許可した事業でした。


三輪議員は茨城県の残土条例で「周辺地域の住民の理解を得るように努め」なければならないと規定されていることを紹介し、「千葉県の残土条例に住民同意規定を盛り込むべきではないか」と迫りましたが、県は「森林法、都市計画法など他法令との整合性を慎重に検討すべき」と背を向けました。住民の利益を最優先に置くならば最低限のことですが、これでは反省といっても口だけだと言わざるを得ません。


再生土についても県の姿勢は同様です。再生土とは建設汚泥を中間処理し埋め立て用資材としてリサイクルしたものですが、住民から鼻をつく悪臭などの被害の訴えが寄せられていた佐倉市神門の埋め立て現場では、再生土と称したものが実は有害な産業廃棄物だったことが明らかになっています。


県がようやく行った検査では基準の2.5倍以上の鉛とフッ素が検出されましたが、これも住民からの訴えがなければわかりませんでした。その後事業者が再生土の購入先について虚偽報告をしていたことも明らかになるなど、県の甘い指導が招いた結果だったことは明白です。


県はこの事業者に再生土の撤去を求める行政指導を行いましたが事業者は応じていません。廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)に基づく措置命令など強制力のある対応が必要でした。事業者の申し出により検査項目も鉛とフッ素の2つだけに認めるなど、ここでも県の甘い姿勢が悪質な事業者の増長を招いています。


それどころか、県に有害物質の発生元や原因、中間施設への立入検査の結果を聞いても、「事業者の競争上の地位や利益を害する」(情報公開条例)などという理由で情報をひた隠しにしています。情報公開条例には「人の生命、健康、生活または財産を保護するため、公にすることが必要であると認められる情報」は明らかにすべきと定められており、その立場からも公開すべきです。


再生土については県が条例制定に着手したものの、これでは実質的な規制効果には疑問符がつきます。そもそも茨城県やいくつかの県内市町村では、再生土は原則埋め立て禁止に踏み出しています。どこまでも事業者に甘い千葉県の姿勢では県民の命と健康は守れません。県環境行政の転換は急務です。

千葉県議会予算委員会2日目-「住まいは人権」の立場で県営住宅の拡充を

千葉県議会予算委員会2日目。日本共産党から三輪由美議員が引き続き質問に立ちました。


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今日のテーマは県営住宅。言うまでもなく県営住宅は公営住宅法に基づいて、「健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し、これを住宅に困窮する低額所得者に低廉な家賃で賃貸し、または転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与すること」(第1条)を目的に運営されています。


貧困と格差が広がるなか、ますます重要な役割を果たさなければならない県営住宅ですが、千葉県では応募倍率が最大で80倍にも上るなど圧倒的に戸数が不足しています。公営住宅数は人口比で全国46位、抜本的な整備・拡充が求められています。


ところが2012年に策定された千葉県県営住宅長寿命化計画では、10年間で460戸を増やす一方で削減は1040戸、差し引きで600戸も減らす計画になっています。


なかにはまだ入居者がいるにも関わらず、耐用年数が過ぎていることを理由に将来の廃止を前提に募集停止を行っている団地もあります。三輪議員が質疑で追及したように、建て替えは技術的には可能なのに廃止ありき、削減ありきで進めています。しかも住民にはまともに説明もされていません。


さらに問題は、長寿命化計画では「建て替え」の予定になっている団地まで放置されていることです。三輪議員の地元である松戸市の胡録台県営住宅は計画では「建て替え」の予定ですが、17年も前から建て替えを理由に新規募集を停止しているのに具体的には何の動きもありません。


この団地はいまどんな状態になっているか。三輪議員が具体的に告発しましたが、外壁は落下、階段もベランダも破損して雨漏りし、空き家の扉からは上階のトイレの汚水が流出しているなど、信じられないような劣悪な環境です。「これで健康で文化的な生活を営む環境と言えるのか」と迫る三輪議員に対して、県は「来年度以降、外壁等必要な修繕を行っていく」と繰り返すばかり。今後見直しを行う長寿命化計画のなかではさらなる削減まで検討するとされており、到底認めるわけにはいきません。


千葉県では2014年に県営住宅の家賃を払いきれず、退去を迫られたことによる母子心中未遂事件が起きています。命を守る最後の砦である公営住宅の拡充とともに、家賃減免の促進など居住者の生活と権利の向上を図ることは千葉県に求められている最低限の責任です。「厳しい財政状況」などと言い訳をするのではなく、最優先で整備すべきです。

悩み

今日も暖かい一日でしたね~。花園や西小中台で改憲反対署名を集めながら訪問活動を行いましたが、風は強いものの春そのものでした。


問題は2~3年前から花粉症の症状が出てきたこと。本会議中もくしゃみが止まらず、それまで一切のアレルギーと無縁だった自分にとっては「まさか」という思いでしたが、80歳を超えた方でも最近発症したという話も聞きました。誰でもなる可能性があるということですね。


今年からは毎日花粉症の薬も飲み始めました。症状が抑えられているのかどうかはよくわかりません。どなたかよい対処法をご存知でしたらぜひ教えていただけたらと思います。もうしばらくは我慢です。

市民アクション花見川の署名活動、花園診療所友の会の総会と春のつどいに参加しました

3月3日のひなまつり。お天気にも恵まれた今日はまず、「安倍9条改憲NO!市民アクション花見川」の3000万人署名活動。花見川団地横のコープ花見川店前で行いました。


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コープ花見川店前で

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多くの方が署名に応じてくれました

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訴える樋口ひろやすさん

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訴えるもりた真弓市議

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訴える小松実前県議


昨年の総選挙に立候補した立憲民主党の樋口ひろやすさんも参加。もりた真弓市議、小松実前県議、私も続いて訴えました。16人の参加者で1時間ほどで46筆の署名が寄せられました。


市民アクション花見川ではカラーのリーフレットを各戸に配布していますが、「チラシと署名用紙がポストに入ってたね。今日やっててくれたからちょうど署名できて良かったよ」といううれしい声もありました。引き続き、今度は18日に千葉2区市民連合として幕張イトーヨーカドー前、19日に再び市民アクション花見川として新検見川南口で取り組みます。


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花園診療所健康友の会の総会と春のつどいで

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挨拶する中村きみえ市議

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挨拶するもりた真弓市議


午後は花園診療所健康友の会の総会と春のつどい。中村きみえ市議、もりた市議とともに参加しました。挨拶では国民健康保険の都道府県単位化や介護保険、子どもの医療費助成制度など医療・福祉の充実に向けて県政を転換させる決意を表明、中村・もりた両市議も巨大開発ばかりで福祉はおざなり、市民に身近なサービスを行う連絡所は廃止を狙うなど千葉市政の問題点を告発しました。


その後もフラダンスなど楽しい催しが続きましたが、途中で退席し別の会議へ。夜まで会議が続きましたが充実した1日でした。

千葉県議会予算委員会1日目-三輪由美議員が質問に立ちました

2月定例千葉県議会は今日から予算委員会です。日本共産党を代表して三輪由美議員が質問に立ちました。


今日のテーマは、この間健康福祉常任委員会でも取り上げてきた子ども医療費助成制度と重度心身障害者医療費助成制度についてです。


県内すべての市町村が中学3年以上まで入・通院ともに医療費助成に踏み出すなか、県の制度は入院は中学3年ですが通院は小学3年までにとどまっています。


県は通院助成を拡大しない理由として、「小学3年以上は病気にかかる割合が減少するため助成効果が薄れる」などとしてきましたが、最近の研究では慢性疾病など継続的な治療が必要な子どもへの効果があることが証明されています。質疑のなかでは県もそのことを認めました。私たち自身も医師会の先生に聞いてきた通りです。


県制度に上乗せして14自治体では高校3年まで助成を拡大している現状に照らしても、県の姿勢はあまりにも遅れています。中学3年までの助成拡大に必要な予算は31億円。もう決断すべきではないでしょうか。


また重度心身障害者医療費助成制度の問題では、2015年8月から窓口での助成(現物給付化)が実施されたのに伴い導入された一部負担金の問題について追及。子ども医療費と同じように入院1日・通院1回300円の負担が課せられましたが、今日の質疑のなかで県内で最も負担した人は年額128000円にも上ることが明らかになりました。


それまでは償還払いとはいえ無料だった医療費が年間128000円もかかるようになったのですからとんでもないことです。県は利便性が向上したことを理由に、障害者の方にも「応分の負担」を求めるという理由で一部負担金を正当化しますが、制度の趣旨からいってもまったく道理がたちません。


予算委員会は引き続き3月5日、6日にも行われます。今回からテレビ中継は1日目だけにされてしまいましたが、インターネットでの中継はあります。ぜひご注目を。

千葉県でもストラップ型のヘルプマークを-改善を求めて要望しました

ヘルプマークをご存知ですか?


義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマークです。


東京都から全国に広がり、全国19県に普及しています。ストラップ型のヘルプマークをカバンなどにつけて周囲から見えるようにします。


千葉県でも昨年8月から導入されましたが、作成・配布しているのはストラップ型のヘルプマークではなく、中面に情報や求めている配慮の内容を書き込む紙製のヘルプカードです。


「千葉県でもストラップ型のヘルプマークに」ということで、実際にカードを利用している方、浅野ふみ子参院選挙区予定候補とともに今日、県障害者福祉推進課に改善の要望を伝えました。


「カード式では目立たない」「個人情報やかかりつけの医療機関名は他にも記載している」などの声を伝えると、県も「様々な要望をいただいている。まずはカードの普及を進めたいがヘルプマークについてもカードとの併用を前提に検討したい」と答えました。


東京都でも都がストラップ型のヘルプマークを作成し、市区町村がヘルプカードを発行しています。双方ともに利点はあると思いますが、もともとが周囲に配慮を求めるためのものであればまず認識されることが必要です。


つきつめていくとやはり予算の問題とのこと。紙製のカードであれば数円ですが、ストラップ型だと150円かかります。しかし仮に今年度作成した55000部だとしても1000万円もかかりません。それくらいは…という額です。


何よりも大切なのは実際に利用している方の声です。よく耳を傾け改善を図ってもらいたいと思います。


ヘルプカードデザイン
千葉県で発行しているヘルプカード

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東京都で作成・配布しているストラップ型のヘルプマーク(チラシより)

千葉民医連理事会の学習会に招かれ県政について報告しました

なかなかできない貴重な経験でした。


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千葉民医連理事会の学習会で


今日から3月、昨日までの雨も上がって春のような陽気。昼間は長作地域でしんぶん赤旗の購読をおすすめしながら訪問活動を行ない、夕方は千葉民医連理事会の学習会に招かれました。


なんと会場は診察時間が終わった後のまくはり診療所3階の待合室。12月に健康診断で来たばかりなので変な気分でしたが、先日の県議会代表質問の内容も含めて県政について報告しました。


厳しく戒めていたにもかかわらず今回も少し時間オーバー。介護や国保、後期高齢者などの問題にはやはり力が入ってしまいました。あたたかく受け止めていただいて感謝です。


1兆7000億円を超える千葉県一般会計予算の使い道のほんの一部を切り替えれば、医療・福祉を充実させることは可能です。明日からの予算委員会で具体的に提案していきます。

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