寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

2018年02月

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

再び日本共産党花見川区委員会として県と市に要望を伝えました

一昨日に続き、日本共産党花見川区委員会として千葉市と千葉県への要請・懇談活動。小松実前県議、中村きみえ市議、もりた真弓市議、地域から参加したみなさんとともに、県警、県河川環境課、千葉市公園管理課、千葉市文化振興課に住民のみなさんの要望を伝えました。


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県河川環境課と


交通安全対策で要望したのは検見川商店街通りのスピード規制、花園グリーンベルトから大賀ハス通りへの右折対策、花見川団地交差点への音響式信号機の設置など。地元のみなさんの合意を得ながら解決を図れるものもありそうです。


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県警と


河川環境課には花見川のサイクリングロードの改善や不法占用対策などについて要望。市公園管理課にも県と協議して花見川をさらに魅力あるものにするよう求めました。


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千葉市公園管理課と

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千葉市文化振興課と


市文化振興課に要望したのは花見川区への区民ホールの建設です。人口約18万人、千葉市内6行政区のうち二番目の人口を誇る花見川区ですが、区民が気軽に文化に親しめるような文化施設がありません。中央区や若葉区、美浜区には立派なホールがあり、同じ千葉市民でありながら不公平感が募ります。


市は現状では新たな区民ホールの建設は考えておらず、それどころか専用の音楽ホールを持つ京葉銀行文化プラザの売却を進めています。財政難を理由にしますが「財政危機宣言」を解除し、新たな巨大開発を進めています。これでは納得できません。みなさんの声を集めてくり返しこうした要望を行い、何とか実現を図りたいものです。参加されたみなさん、お疲れさまでした。

今年度最後の千葉県国保運営協議会が開かれました

いよいよ4月から実施される国民健康保険(国保)の都道府県単位化。今日は千葉県国保運営協議会が開かれ、県が各市町村に示す標準保険料率が明らかになりました。


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国保運営協議会で挨拶する飯田・県健康福祉部長


国からの公費拡充分(全国1600億円、千葉県75億円)が反映され、県平均一人当たり標準保険料は101131円(2016年度比+791円、+0.8%)となりました。


保険料について、「自然増(0.8%)+1年あたり1%=2.8%」を上限とする激変緩和措置がされましたが、県内54自治体中26自治体で保険料が上昇し、最も上がるのは浦安市で3495円(+2.7%)の引き上げです。21自治体が最大引き上げ幅の+2.7%でそろえられています。千葉市もやはり+2.7%、2759円の引き上げです。


例によって比較対象の2016年度保険料は理論値であり、一人当たり保険料100340円のうち各市町村の法定外繰入(4448円)と財政調整基金からの繰り出し(1145円)分、合わせて5593円が含まれています。市町村独自の財政投入がなくなれば、県平均の保険料引き上げ額は6384円に跳ね上がります。


県は一人当たり保険料だけでなく、所得割、均等割、平等割など各市町村の算定方式に基づく保険料率まで「参考」として示しています。千葉市で見ると、今年度と比較して所得割が6.71%から6.82%、均等割が19560円から19757円、平等割が25800円から25652円となっています(医療分)。


国からの公費拡充がされたといっても75億円のうち約40億円は「保険者努力支援制度」によるものであり、「収納率の向上」や「法定外繰入の削減」など住民に犠牲を押し付ける内容が指標となって配分されています。差し押さえや保険料の取り立てを厳しくしなければお金を配分しないのでは解決になりません。


県は市町村に納付金を課し、そのための標準保険料率を示しますが、あくまで最終的な保険料(率)を決めるのは市町村です。いまでも高すぎる国保料をこれ以上引き上げることは1円も許されません。県にも市町村にも「払える保険料」を実現するための責任を求めていきます。

日本共産党花見川区委員会として行政に住民の要望を届ける行動に取り組みました

沖縄・名護市長選挙は新基地建設反対を貫く稲嶺進さんが勝利ならず。本当に残念でした。しかし相手候補は基地問題について一切語らず、最後まで自らの立場を隠し通しました。


NHKのニュースでも相手候補に投票した人が「経済振興は必要だから(入れた)。でも基地には反対」という声が紹介されていました。翁長知事が言うように「新基地建設反対の民意」は生きています。これからです。


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花見川区役所で


今日は日本共産党花見川区委員会として、中村きみえ、もりた真弓両市議、小松実前県議、地域のみなさんとともに住民の要望を行政に直接届ける要請・懇談活動に取り組みました。


午前中は花見川区役所で芦ヶ谷勝区長らに長作、こてはし台の連絡所廃止問題や花見川サイクリングロードの拡幅、交通問題などについて要請。すんなりと要望が受け入れるというわけにはいきませんが、芦ヶ谷区長は「本庁の方では住民の声がなかなか伝わらない。直接住民の声を聞く区役所として、またこうした場を設けてもらえたら」と応じてくれました。


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花見川・稲毛土木事務所で


午後は花見川・稲毛土木事務所に道路問題で要請。先日の訪問活動のなかで道路の危険な縁石について要望を寄せてくれた方も参加し、貴重な意見を伝えてくれました。


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東幕張土地区画整理事務所で


夕方は東幕張土地区画整理事務所へ。JR幕張駅北側で進む区画整理事業に関わって、公園や街灯の整備、ごみステーションの問題について要望を伝えました。どこでも率直な意見交換ができたと思います。議会論戦と結んでこうした要請活動をくり返し行い、一歩ずつ実現を図りたいですね。


夜は市原で循環器病センターについての対策会議。11月に突然統合の方針が出された循環器病センターですが、地域ではいち早く「センターを守れ」という運動が起こっています。これもまた重要な課題です。

JRの駅早朝無人化-安全より利益優先の姿勢は許せません

今日はもりた真弓市議とともに宣伝カーで訴え。花見川団地や西小中台で演説しました。午後からは引き続きもりた市議とさつきが丘後援会の総会と新年会。その後は朝日ヶ丘で訪問活動に取り組みました。


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花見川団地で

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さつきが丘後援会の総会と新年会


さつきが丘でも驚きの声が上がったのがJR総武線の駅早朝無人化問題。すでに昨年から新検見川駅(始発~6:30)と西千葉駅(始発~6:50)では午前7時前まで駅員がいません。この2月からは幕張本郷駅、東船橋駅(ともに始発~6:45)、下総中山駅(始発~6:40)でも無人化されます。


経営難にあえぐ地方の鉄道路線ではありません。新検見川駅の利用者数は一日当たり23000人、幕張本郷駅は28000人を超えています。


JR東日本は無人化する理由を「経営合理化のため」とはっきり述べています。しかしJR東日本が先日発表した2017年4月~12月期の連結決算は、売上高が2兆2070億円、純利益が2688億円といずれも過去最高。「経営合理化」を理由に人員削減を進める必要などないことは明らかです。


事故や障害を持つ方への対応はどうするのか。乗客の安全より利益を優先する姿勢は許すわけにはいきません。撤回を求めて声を上げていきたいと思います。

千葉健生病院健康友の会の新春のつどいに参加しました

いつもお世話になっている千葉健生病院健康友の会の新春のつどいが開かれ、中村きみえ市議とともに参加してきました。


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和太鼓サークル「まあぶる」のみなさん

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パネルを使って説明する友の会の鈴木春夫会長


和太鼓サークル「まあぶる」のみなさんによる勇壮な太鼓の演奏で幕を開け、鈴木春夫友の会会長からは友の会として折った折り鶴が日本被爆者団体協議会のみなさんの手でノーベル平和賞が授与されるノルウェー・オスロまで届けられたことも報告されました。これもまた素晴らしい快挙です。


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千葉健生病院の岡田朝志院長


診察の合間を縫って駆け付けた健生病院の岡田朝志院長からの挨拶に続いて、私も挨拶。憲法9条を守り、自助・共助を押し付ける安倍政権の社会保障改悪を力をあわせて跳ね返そうと訴えました。


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挨拶する寺尾さとし

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中村きみえ市議


中村きみえ市議も広告ばかりの「千葉市生活支援サービス活用ガイド」の内容を紹介しながら、医療・介護に公的責任を果たさせる決意を表明しました。


その後は福引きや合唱など楽しい企画が続いたようですが、次の用事があり残念ながら途中で失礼しました。ふれあい喫茶や食事会、多彩なサークル活動など、地域からあたたかい結びつきを広げる友の会のみなさんと力をあわせてがんばります。

年金者組合花見川区支部の新春のつどいに参加しました

昨日から今日にかけての雪は、千葉市では前回ほども積もらず胸をなでおろしました。


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昼間には年金者組合花見川区支部の新春のつどいがあり、中村きみえ市議、もりた真弓市議とともに参加しました。


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参加者それぞれが自己紹介や抱負を述べましたが、私も4.8兆円にも上る年金削減をはじめとする社会保障の大改悪路線を進める安倍政権の転換を訴えました。2月18日の「クローズアップ県政+」への参加も呼びかけました。


中村市議は千葉市の生活支援サービスのガイドブックが事実上営利企業の広告になっていることを告発。もりた市議は建て替えられた宮野木台市営住宅の状況などについて報告がありました。


今日が誕生日という方や初めて年金者組合の催しに参加した方、低年金で苦しんでいた友人に遺族年金の申請を促して支給されることになったという経験を語った方などそれぞれからのお話は楽しく元気になる内容ばかりでした。


まともに暮らしていける年金制度の確立、憲法を活かす社会の実現に力をあわせていきたいと思います。どうもありがとうございました。

来年度から2年間の千葉県後期高齢者医療制度の保険料率(案)が明らかに-高すぎる保険料の引き下げを

早くも1月が過ぎ去り今日から2月。一日議員団会議でしたが、合間に15日開会の千葉県議会に提案される議案や予算案についての説明を受けました。今回は議案の数が大変多く、しっかり準備して臨まないといけません。


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さて昨日、来年度から2年間の後期高齢者医療制度の保険料率(案)が発表されました。2月14日に開催される千葉県後期高齢者広域連合議会に議案として提案されます。


75歳以上の高齢者が加入する後期高齢者医療制度の保険料率は2年に1回改定されますが、今回は均等割額が41000円(600円増)、所得割率が7.89%(0.04ポイント減)となり、1人当たり平均保険料年額は72597円(878円、1.22%増)となりました。


前回2年前には均等割額が38700円から40400円、所得割率が7.43%から7.93%と過去最大の上げ幅でした。今回はそこまでではありませんが高止まりしています。


低所得者向けには均等割の2割、5割軽減の対象者が拡大しますが、一方で所得割の2割軽減措置(夫婦世帯の夫・単身世帯ともに年金収入211万円以下)は廃止となり、約1万円もの値上げとなります。


こういう時こそ県が積み立てている財政安定化基金を活用すべきですがその姿勢はありません。2012年以降は拠出をやめてしまい66億円を積み立てたままです。


他県では基金を取り崩して保険料抑制に充てています。高齢者の生活実態に照らせば当然です。「姥捨て山」と言われるような後期高齢者医療制度の抜本的な見直しが必要なことはもちろん、千葉県でもまずは保険料引き下げに踏み出すべきです。

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