例年よりも少し遅くなりましたが、千葉県の来年度予算編成に向けて日本共産党県議団と千葉県委員会としての127項目に渡る要望書を森田健作知事に提出しました。
森田知事への来年度予算要望
千葉県委員会から浮揚幸裕県委員長も参加し冒頭あいさつ。各県議からも一言ずつ、重点的に要望したい点を発言しました。
「私立高校に通う生徒への施設設備費も含む負担軽減」「定時制高校夜間給食廃止の撤回」「県営住宅の増設、特に政策空き家の解消」「商店街支援予算の大幅増額」などと合わせて、私から訴えたのは県立障害者施設・袖ヶ浦福祉センターの速やかな建て替えと職員の処遇改善です。
この間、この予算要望の場でも訴えてきた千葉リハビリテーションセンターが、県有建物長寿命化計画案で「5年以内に建て替えに着手」とされる一方で、袖ヶ浦福祉センターは「10年以内に建て替えの着手を目指す」と先送りされています。指定管理者制度で運営され、障害者が利用する同じ県立施設でありながら、なぜ袖ヶ浦福祉センターは先送りなのか。センターの見直し進捗管理委員会で、「一人ひとりの利用者に寄り添った少人数ケアを推進するためにも施設の建て替えは緊急性を要する」という声が上がっているのにです。
センターの定員削減を進め、その先には民間移行も視野に入っているからではないかと考えるのは当然です。森田知事からは明確な答えはありませんでしたが、県立施設としてしっかりと維持・拡充していくように強く求めました。
幕張本郷での宣伝
午前中は幕張本郷で久しぶりに地域のみなさんとともに街頭宣伝を行いました。ここでもスーパーに買い物に来た方などが何人も足を止め、憲法9条を守る3000万人署名に応じてくれました。総選挙で議席を減らしたとはいっても、決して街頭の反応は悪くありません。「やっぱり宣伝にうってでることは大事だね」と語りあいました。