寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

2016年11月

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

ゆきとどいた教育を求めて千葉県への署名提出集会に参加しました

11月も今日で最後。毎年行っている「ゆきとどいた教育を求める」全国署名の千葉県提出集会に日本共産党県議団5人でそろって参加しました。


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挨拶する加藤英雄県議団長


全教千葉教職員組合、千葉私教連など各団体が集めた署名は102906筆、10万筆を超えました。施設設備費を含む私学減免の充実や給付制奨学金の拡充、教員未配置問題の解消など、誰もがゆきとどいた教育を受けるための当たり前の要求を掲げ、運動を大きく広げてきました。署名は県議会事務局の担当者に手渡しましたが、この署名の重みを県議会としてしっかりと受け止めないといけません。


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署名数を報告する全教千葉の青木書記長


県議団を代表して加藤英雄県議団長があいさつ。千葉県は生徒一人当たりの教育予算が全国最下位クラス。全国平均並みにするだけで約190億円の予算増になります。教育条件整備のためにこれくらいは出すべきではないでしょうか。一方で教科書採択への介入など管理と統制、右傾化の動きを強めているのがいまの千葉県です。


12月2日の代表質問でもゆがんだ教育行政の転換を求めます。力をあわせてすべての子どもにゆきとどいた教育を実現したい。

「年金カット法案」は廃案に!-「きさらぎ会」の芋煮会に参加しました

11月も最後の日曜日。今日は午前中、地元畑町周辺で訪問活動を行った後、お昼は花見川団地後援会「きさらぎ会」の芋煮会へ。もりた真弓市議とともにご挨拶しました。


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12月2日の代表質問の内容を少し紹介し、3月の県知事選挙に向けて野党と市民の共同候補を擁立しようという動きが起こっていることなどの情勢も報告しましたが、最大の話題はまたもや強行採決が行われた「年金カット法案」について。


今日のNHK日曜討論でも触れられていましたが、口では「広く国民の声を聞く」と言いながら、参考人質疑を行い問題点が噴出したばかりのその日に強行採決とはあまりにも国民を馬鹿にしています。


「年金カット法案」は、①物価が上がっても賃金が下がれば、賃金に合わせて年金減額。どちらも下がればより低い方に合わせて年金減額、②年金を物価・賃金の上昇分以下に抑制する「マクロ経済スライド」について、未実施分を翌年度以降に持ち越して実施(キャリーオーバー)という仕組みが盛り込まれ、どうあがいても年金が削減され続けていく状況を国民に押し付けるものです。これによって、消費税が上がったときでも「物価は上がったのに年金減額」という悪夢が起こります。


こんな内容を幅広い国民に知られることが怖いから強行採決に走ったのでしょう。絶対に許すわけにはいきません。将来にわたって老後の安心を奪う「年金カット法案」は何としても参議院で廃案にさせましょう!


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気持ちも熱くなったところでメインの芋煮をいただきましたが、何と美味しいこと。思わずおかわりまでしてますます温まりました。

千葉市子ども食堂に伺いました

先日の柏市に続き、今日のお昼は千葉市の子ども食堂にお邪魔してきました。中村きみえ、かばさわ洋平両市議とともに訪れたのは稲毛区轟町の市営住宅集会所で月1回開いている「とどろきっこ食堂」です。


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参加者は私たちがいた時間までで20名ほど。参加費は大人500円、子ども300円でお手伝いすると無料です。スタートして1年ほどだそうですが、市営住宅という場所柄もありお年寄りの参加者も多くいらっしゃいます。今日のメニューは里芋コロッケ、石焼里芋、里芋の煮っ転がしと里芋をメインに据えつつ、はやとうりのゆず漬、旬野菜の肉巻き、水菜とレタスのサラダ、小松菜のおひたしと続き、ご飯と時鮭の石狩鍋がつきました。とっても充実しています。


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集会所なので調理スペースが狭く食事場所でも調理していましたが、ワンプレートのお皿に各々で盛り付けていく合理的なやり方でした。


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稲毛区内の別の場所で子ども食堂を運営している方もお子さんを連れて参加していました。こちらは「子育て中のお母さんが何でも相談できる場を」という自身の思いが出発点となって、口コミやSNSで輪が広がっているそうです。


行政への要望としては「場所の確保が課題。公民館も場所によって対応が違ったりするのでちゃんと位置づけてほしい」と話していましたが、様々な形態の子ども食堂があるなかでまずしっかりと実態をつかむことが出発点だと感じました。運営スタッフのみなさんにはお忙しいところお世話になりました。ごちそうさまでした!

千葉健生病院で行われた「民医連医療と日本共産党を語るつどい」に参加しました

12月定例千葉県議会は今日が開会日。いよいよ来週からは本会議質疑が始まります。


12月2日の代表質問の準備も大詰めですが、夕方からは千葉健生病院で行われた「民医連医療と日本共産党を語るつどい」へ。お話したのは長く千葉県内の民医連で医師として働き、共産党の前進のためにも力を尽くしてきた花井透先生です。


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お話する花井透先生


花井先生は、子どもの頃から「なぜハンディキャップを負った人が生きづらい社会なのか」「なぜ戦争ばかりでみんなが仲良くできないのか」など社会への疑問を持ち続けてきたこと、安保条約反対運動に取り組む学生時代に共産党に出会い、民医連で医師として働くうえでも「政治を変えてこそよりよい医療を実現できる」という思いがベースになったと語りました。さらに「共産党ほど立場がしっかりした政党、将来を見通して揺るぎない政党はない。まだまだ力が小さい。ぜひ医療の現場でがんばる若い人に共産党に入ってほしい」と熱い直球の訴えをしてくださいました。


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その後私からも情勢報告を兼ねたご挨拶。「誰でもどこでも無差別・平等な医療を」という民医連の目的と、日本共産党が目指す方向が重なり合い様々な運動にともに取り組んできたこと、国保問題でも質問を行なう際に民医連が毎年行っている「経済的事由による手遅れ死亡事例」に示されている実態を告発し、県に迫ってきたことなどを紹介しました。同時に「野党と市民の共同で政治を変える」という統一戦線の方針が日本共産党綱領から導かれていること、質量ともに強大な日本共産党をつくることがこの共同を発展させる最大の保障であることを訴えました。


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忙しいなか多くの方に集まっていただき、終了後の訴えに応えて新たに共産党の仲間に加わる決意をしてくれる方も生まれました。またぜひやりたいですね。花井先生、参加されたみなさん、ありがとうございました。

12月2日の千葉県議会代表質問にご注目を

今朝の地震は大きく長く続く揺れでした。千葉県内でもケガ人が出ているという報道もありました。あらためて災害への備えを強めなければいけません。そして原発は本当に止めないと取り返しのつかないことになります。


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25日から始まる県議会の準備の合間、今日は青葉の森芸術文化ホールで開かれた第48回千葉県身体障害者福祉大会に参加しました。障害者権利条約の批准、障害者差別解消法の施行と法整備が進む一方で、障害者のみなさんの生きづらさの解消にはまだまだ課題がたくさんあります。


夕方には千葉市で子ども食堂を運営している方からお話を伺いました。先日伺った柏市の話との共通点も多く、行政に求める支援など貴重な意見・要望も聞きました。


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12月2日にはいよいよ二度目の県議会代表質問に登壇します。障害者福祉の問題も子ども食堂の問題も取り上げる予定です。他にも雇用や国民健康保険、教育問題など現場の声に基づく様々な課題について質問します。チバテレビやインターネットでも視聴できます。ぜひご注目を。

生健会の総会&学習会、選挙後フェスに参加しました

今日は千葉県生活と健康を守る会(生健会)連合会の臨時総会へ。貧困と格差が大きく広がり、生活保護バッシングなど政治が貧困たたきに走るなか、「憲法25条を守れ」「生存権を保障せよ」と運動を広げる生健会の役割はますます大きくなっています。この1年で四街道、山武郡市、館山、そして県営住宅母子心中未遂事件が起こった銚子市でも生健会が結成され、組織的にも前進していることは重要です。心よりの連帯を表明しました。


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生健会の総会で


お昼は一回抜け出して、稲毛海浜公園で行われているふみネエ推し隊の岡部さんが主催する「選挙後フェス」へ。日本共産党の浅野ふみ子国政事務所長や推し隊メンバーがゆるーく楽しむ心地よい空間でした。子どもたちも泥だらけになりながら走り回っています。いつまでもいたかったですがそこそこにして次へ。


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稲毛海浜公園での選挙後フェス


午後は再び生健会の「貧困たたきNO!」学習会へ。お話してくださったのは東京新聞特別報道部記者の白名正和さん。この間全国で貧困問題について取材してきた経験を踏まえて、「貧困たたき」に対して声を上げることの意味を訴えました。


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お話する東京新聞の白名正和記者


大阪市では生活保護費のプリペイドカード支給を行なったことで様々な問題が起こっていることも報告されました。プリペイドカードでは地域の個人商店などで使えず、一方で何を買ったのかの記録もされるので、酒類などを多く買っている人には個別指導が入るという仕組みです。さすがに強制にはできず、家計管理の支援という名目で希望者を募る形にしましたが目標の2000世帯に対して利用者はわずか65世帯。「カードを使えるような店には行かない」「生活を監視される」という反発もあり結局取りやめになりました。


大分県別府市では生活保護受給者がパチンコ店に行っていたことが発覚したら誓約書を書かせ、再度行った場合には生活保護を停止する処分を行なっていました。しかし厚労省が「法的な根拠がなく不適切」と指摘し、やはりこうした措置は中止されました。


受給者に寄り添うのではなく、一部の人をやり玉にあげて「監視」や「保護の停止・廃止」というのでは政治の役割が問われます。「真面目な記事を書く記者を励まし、育ててほしい」と白名さん。メディアのなかでもいまの政治に危機感を感じている人はたくさんいます。連帯して運動の力にしていきたいですね。

「駆け付け警護は撤回せよ!」-新検見川駅で訴えました

今日は19日。昨年9月19日の安保法制=戦争法の強行成立から1年2ヶ月、「戦争法廃止!花見川区民の会」として新検見川駅北口バスターミナルでスタンディングでした。小雨が降るなかでしたが19人が集まり、小松実前県議らとともに「戦争法は廃止」「憲法守れ」と訴えました。


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明日11月20日から南スーダンに送られる自衛隊PKO部隊に「駆け付け警護」という新たな任務が課せられます。NGOや外国部隊が武装勢力に襲われた際に自衛隊が現場まで駆け付けて応戦すると言いますが、戦争状態の南スーダンではその相手は政府軍かもしれません。


今回南スーダンに送られるのは青森県の部隊です。明日付のしんぶん赤旗日曜版に「経済的徴兵制」の著者・布施祐仁さんが寄稿していますが、布施さんによれば青森県の平均年収は358万6900円と全国46位、自衛隊入隊率は人口千人当たり7.8人と全国1位です。大学進学率は36.3%で全国45位。平均年収の低い地域ほど大学進学率は低く、自衛隊入隊率が高くなっています。


まともな職につくことが難しく、奨学金の返済が重くのしかかる若者たちにとって自衛隊は現実的な就職先です。安倍政権はそうした若者たちを初めて殺し殺される現場に送ろうというのです。


貧困と格差を広げ地方を疲弊させてきたのも、世界一高い学費と「学生ローン」となっている奨学金を押し付けているのもすべて政治の責任です。こんなひどい政治によって若者の命が奪われることは絶対に許されません。「駆け付け警護は撤回せよ!」

定例の「明るい会」県庁前宣伝でした

今朝は定例の県庁前宣伝。千葉労連、千葉土建、自治労連ちば、全教千葉、千葉民医連など「憲法が生きる明るい千葉県をつくる会」に結集するみなさんとともに県政転換を訴えました。


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配布したチラシには「くらしをよくするには県政を変えてこそ!」の見出し。財政力の豊かさでは全国4位を誇りながら、民生費(46位)、社会福祉費(46位)、老人福祉費(47位)、児童福祉費(44位)、人口当たり保育所数(47位)、人口当たり特養ホーム数(46位)、人口当たり病院病床数(44位)、人口当たり医師数(45位)など福祉・医療の指標は軒並み全国最下位クラスの千葉県。昨日の知事要請でも訴えましたが、この数字だけでも予算の優先順位を抜本的に切り替える必要性は明らかです。


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裏面には、千葉でも野党と市民の共同の力で新しい知事を実現させようという流れが起こっていることを伝えています。11日の「みんなで新しい知事を選ぶ会」の記者会見は新聞各紙も報じました。13日に開かれた「オスプレイ来るな!県民大集会」が野党各党の代表が参加して成功したことも重要です。


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国の悪政にひたすら追随する県政には未来はありません。今日はお昼休みにも千葉健生病院で学習会、午後は花園地域でつどいでしたが、来年3月の知事選挙に向けて学習と行動を積み重ね、本気で勝利する展望を開きたいと思います。

来年度予算編成に向けて森田知事に要望書を提出しました

12月定例千葉県議会の開会を来週に控え、今日は日本共産党県議団として来年度予算編成に向けての要望書を森田健作知事に手渡しました。県委員会からも浅野ふみ子女性部長、松田義明書記長が同席、県民の切実な要求を知事に直接伝えました。


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要望書は重点要求として「戦争法の廃止とオスプレイ定期整備拠点化の撤回」「憲法改悪阻止」「国の悪政から暮らしと地域経済を守る」の3点を求めるとともに、社会保障の拡充や教育条件の整備、雇用、農林水産業の振興、自然エネルギーを生かした地域経済振興と中小企業支援などを要請しました。


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一人ひとりの県議からも一言ずつ特に要請したい点を発言。私は県が地域医療を守る責任を果たし、県立佐原病院の耐震化促進と東千葉メディカルセンターへの抜本的支援、千葉リハビリテーションセンターの施設改修を速やかに行うことを求めました。


特に数年前に自らも視察に訪れた千葉リハについては「頭にあります」と知事。「限られた予算のなかでどう進めるかは悩ましいが思いは同じです」と話していました。そうであれば予算の優先順位こそ巨大開発や大企業呼び込みから暮らし・福祉優先へと切り替えるべきですが、短い時間では当然そこまで話を詰めることはできません。続きは議会で。ぜひしっかりと受け止めてほしいものです。

東千葉メディカルセンター問題で東金市議団とともに県に要請しました

「千葉県は地域医療に責任を果たせ」ー今日は日本共産党東金市議団(前田京子市議、櫻田あや子市議)の県への要請行動に同席しました。要請はもちろん、県立東金病院の後継施設として東金市と九十九里町が設立団体となって開設された東千葉メディカルセンターについてです。


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県担当課に要望書を手渡す前田京子・東金市議


看護師が確保できず、2016年度中に314床のフルオープンという当初の計画はまったくかないませんでした。先日、センターを運営する地方独立行政法人・東金九十九里地域医療センターから第2期中期計画変更案が発表されました。フルオープンの時期は5年先送りの2021年度に変更され、赤字経営が続く病院の資金収支も見直されました。しかし今回の計画通りに進んだとしても2020年度には52億円の累積赤字を抱えることになります。前田、櫻田両議員からも指摘があったように、高度救命救急センターを備え三次救急を行う病院をわずかあわせて人口7万人余りの東金市と九十九里町で担うことに無理があります。


さらに今回の計画変更案では23のうち19しか開けていない診療科について、残りの4科(皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科)は「病院機能における必要性や地域の医療需要、収益性等を考慮し、開設時期等を検討する」とされ、目標年度すら示されていません。この4科はいずれも県立東金病院が担っていた診療科です。「東金病院の機能を引き継ぐ」とされた東千葉メディカルセンターにもかかわらず、これでは住民のみなさんの要望にはこたえられません。


「この計画に沿って進められることを期待している」などと県は他人ごとのような言い方をしていますが、そんな姿勢は許されません。県が経営に積極的に参画し、人的にも財政的にも責任を負う体制をつくるべきです。こうした方向は立場や考え方の違いを超えて一致できるはずです。ぜひ他会派や幅広い県民のみなさんと力をあわせて地域医療を守る運動を広げたい。

安倍政権が「駆けつけ警護」実施を閣議決定!

今日は毎月行っている寺尾事務所の「無料法律・生活相談会」でした。保険料の滞納についてなど暮らしにかかわる切実な相談が寄せられました。本当にいまの社会保障が必要としている人に届いていないことを痛感します。


そしてついに、安倍政権がこの11月20日から南スーダンにPKOとして派遣される自衛隊に、「駆けつけ警護」という新たな任務を付与する計画を閣議決定しました。安保法制=戦争法に基づく初めての具体化です。


大統領派と前副大統領派の内戦により治安が急速に悪化している南スーダンの現状を、「首都ジュバは平穏が保たれている」「南スーダン政府軍と交戦する事態は想定されない」などと強弁する安倍政権。現実には政府軍が国連施設やNGOを襲撃する事件が繰り返し発生しています。自衛隊が政府軍と交戦し、殺し殺される状況になるのは明白です。ついにここまで来てしまいました。


新任務が実施可能になるのは12月12日。何としても実施をストップさせなければなりません。憲法9条を守り抜けるかどうかの瀬戸際です。

増田基幸さん、村田千津子さんの結婚祝う会が盛大に開かれました

昨日のオスプレイ来るな!県民集会は1300人の参加で大成功だったそうです。日本共産党の斉藤和子衆院議員、福島みずほ社民党副党首、青木愛自由党参院議員など各野党代表も参加し、内容的にも画期的な集会となりました。


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新郎の増田基幸さんと新婦の村田千津子さん


木更津にも行きたかったですが、昨日はわが日本共産党中部地区委員会の増田基幸さんと千葉健生病院看護師さんの村田千津子さんの結婚を祝う会でした。私も実行委員会の一員としてスライド作成など準備に関わってきましたが、手作りの祝う会として本当に心暖まる会になりました。


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乾杯の挨拶を行なう丸山慎一県議会議員

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小松実前県議や小倉地区委員長、市原市の加藤、山内両市議らと乾杯


増田さんはもともと大手液晶ディスプレイ製造会社で働いていましたが、経営の都合によって姫路や岐阜、マレーシアなど度重なる転勤を強いられます。そんなときにインターネットを通じて大企業の横暴勝手を告発する日本共産党を知り、丸山慎一県議会議員に連絡を取りました。そのことをきっかけに政治変革の道を選び、いまでは共産党の職員として働いています。


村田さんも看護師として働きながら沖縄・辺野古への新基地建設反対の支援行動などにも参加しています。乾杯の挨拶を行なった丸山さんも「おかしいことにおかしいと声を上げたことが二人を引き合わせるきっかけになった」と話していました。


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二人が出会ったきっかけをつくり、今回の祝う会でも実行委員長を務めた中村きみえ市議会議員


そんな二人が出会ったのが、中村きみえ市議会議員が主催する婚活交流会。すぐに意気投合し交際に発展しました。私もちょうど二人が出会ったころから運営側として参加してたので感慨もひとしおです。祝う会にも交流会のメンバーが参加してくれました。


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野本信正・千葉市議団長と「六甲おろし」で盛り上がる二人


日本共産党の小倉中部地区委員長と健生病院の七戸看護師長が祝辞を行ない、二人と親交のある野本信正千葉市議団長とは阪神タイガースファンという共通点もあり「六甲おろし」を熱唱しました。さらにロマンチック加藤こと加藤和夫・市原市議会議員からプロ並みのマジックの披露も。最後の村田さんによる叔父さんへの手紙、増田さんの挨拶は本当に人柄がにじみ出ていて感動しました。


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ロマンチック加藤(加藤和夫・市原市議会議員)によるマジック


二次会も含めて楽しい時間があっという間に過ぎていきました。二人が何と呼び合っているかという答えは意外でした。ともに準備してきた実行委員会のみなさん、本当にお疲れさまでした。基幸さん、千津子さん、末永くお幸せに!

花見川区で県政懇談会を行ないました

県議会に送り出していただいて1年半。日本共産党花見川区委員会主催で初めての県政懇談会を開きました。先日の花見川団地での県政報告会に続いて、さらにまとまった時間を取って県政の報告をさせていただきました。


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安倍首相のもとでの改憲論議を後押しし、安保法制は「合憲」と言い、自衛隊木更津駐屯地でのオスプレイの定期整備についてもまったく国にものを言わないなど、県民の命と安全を守る姿勢がない森田県政。


八ッ場ダムや幕張メッセ、外環・圏央・北千葉の3巨大道路など大型開発と大企業呼び込み型県政の歪みもそのままです。


一方で国の社会保障改悪のお先棒を担いで、率先して医療・福祉の切り捨てを行なっているのも千葉県の大きな特徴です。特に千葉県では福祉の現場で人の命が次々と奪われています。2013年の県立障害者施設・袖ケ浦福祉センターの職員による利用者への虐待死亡事件、2014年の銚子市県営住宅での母子心中未遂事件、児童相談所が関与しながら繰り返される児童虐待死亡事件、今年は君津市の認可外保育施設で乳児が死亡する事件もありました。


背景を探ると共通して県の医療・福祉の遅れた実態が浮かび上がります。袖ケ浦福祉センターでは事件が起こる10年前に大規模なリストラを行ない経験のある正規職員が一斉に退職。1年契約の非正規職員が大量に採用され、まともな研修も受けさせないなかで施設全体に利用者への虐待が蔓延する事態を招きました。「こんな県政を絶対に続けさせてはいけない。来年の県知事選挙で幅広い共同を実現し、何としても転換させよう」と力を込めました。


報告後には「財政力が同じくらいの県と千葉県との施策の違いは」「施設は空いているのに特養に入れない。何とかならないか」「雇用の現場で違法な実態が広がっている。働き方の問題について県が果たすべき役割は」など様々な質問や要望が出され、ともに参加していた小松実前県議や中村きみえ市議も交えて回答しました。


こうした懇談会は今後も定期的に開いていきたいと思います。参加されたみなさん、本当にありがとうございました。


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午前中は中村市議とともに朝日ヶ丘公民館の文化祭にお邪魔しました。少し早めに到着してしまいましたが、準備をされていた利用者のみなさんから貴重なご意見を伺いました。「公民館の有料化なんてとんでもない!」という声も。やはり指定管理者制度の導入はストップさせなければなりません。

戦争を許さない具体的な行動を!

今日の午後は千葉県戦没者追悼式。先の大戦の戦没者を悼み、平和の誓いを新たにする日です。遺族代表のみなさんとともに献花しました。しかし森田健作知事も県議会議長も「非戦の誓いを新たに」とか「二度と戦争を繰り返さない決意」などと話していましたが、本気でそう思っているのでしょうか。


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この11月中にも戦争状態の南スーダンで「駆けつけ警護」などの新たな任務を自衛隊に与え、殺し殺される道に踏み出そうとしているのに、まったくそんなことは頭にないようです。戦没者のみなさんに報いるためにやらなければならないのは戦争の芽を摘むことでしょう。


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夕方は月1回の花見川区革新懇としての安保法制廃止宣伝でした。新検見川駅と幕張駅であわせて14人が参加し、めっきり冷え込むなかでしたが力いっぱい訴えました。


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13日に行なわれる「オスプレイいらない県民大集会」は野党各党の国会議員が参加する画期的な集会になるそうです。こうした具体的な行動こそが戦争を許さない最大の力です。ぜひ成功させたい。

今度の土曜日は県政懇談会です

アメリカ大統領にドナルド・トランプ氏が当選したことが衝撃を広げています。過激な物言いが問題になりましたが、現状を打破してほしいという米国民の深い閉塞感の表れでしょうか。注視していきたいと思います。


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今日は12月議会に向けての議員団会議。12月2日(予定)の代表質問に向けて準備も佳境です。質問の中身も固まってきました。


さて県議会に送っていただいて1年半、初めての「県政懇談会」を開きます。県議会では様々な問題に取り組んでいますが、なかなかまとまって報告する機会はありません。また県政についてあらためて地元のみなさんから要望を聞く場もなかなかありません。とかく「県議会は遠い」と言われがちですが、国政・市政と関わって暮らしと密接に結びついている問題がたくさんあります。


特に今後、国民健康保険の広域化や「地域医療構想」など県の主導で医療・福祉の改悪を進めようとしています。来年3月の県知事選挙に向けて多くの方に県政への関心を持ってもらうためにも県政懇談会への参加をお待ちしています。


日時:11月12日(土)午後2時~4時
会場:レストランまあぶる(千葉健生病院・まくはり診療所前)

花見川団地後援会・きさらぎ会で議会報告会を行ないました

今日は花見川団地後援会・きさらぎ会で議会報告会。もりた真弓市議が市議会、私が県議会の報告を行ないました。


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せっかくなので9月議会の代表質問で使ったパネルも活用して、木更津でのオスプレイ定期整備、幕張メッセなどの巨大開発や大企業呼び込み型県政の歪み、国保広域化や県立病院つぶしなど医療・福祉切り捨ての森田県政の問題点を報告。党県議団が果たしてきた役割や来年3月の県知事選挙で千葉でも野党と市民の共同候補を擁立する動きが広がっていることも話しました。かなり予定の時間をオーバーしてしまいましたが、まとまって県政の問題を話すことができとても貴重な機会でした。


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もりた市議はエアコン設置や千葉港開発問題などとともに、花見川団地内で統廃合された小中学校の跡地利用問題やURの問題について報告しました。


その後の質疑応答では国保広域化問題やオリンピック・パラリンピックに向けた開発問題などが出され深めることができました。12月議会も目前なのでぜひ傍聴をと呼びかけました。


午後は花園地域で地元の畑町周辺を訪問活動。ご挨拶しながら何軒かのお宅でしんぶん赤旗や後援会ニュース「はなっく」を新たに読んでいただけることになりました。暖かく穏やかで気持ちのいい一日でした。

「かしわこども食堂」に伺いました

今日の夕方は柏市へ。いま全国に広がっている「子ども食堂」ですが、柏市でこの7月から始まった「かしわこども食堂」に矢沢英雄市議とともにお邪魔しました。


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まず驚いたのは7月に始めてから毎週土曜日に欠かさず開いていること。NPOの代表である外川都美恵さんは、「病院で働いたり和食料理のお店をやったり、いろいろやってきて暇になった時テレビを見ていて『これだ!』と思ったのよ。やるなら月一回じゃ腹の足しにならない。週一回やろうと思って」と話します。


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外川さんのパワーに動かされてボランティアスタッフのみなさんも集まり、野菜など食材も寄せられました。子どもは無料、大人は寄付として300円をいただいています。豊四季台近隣センターの調理室で夕方4時ごろから準備を始め、5時半スタートです。


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この日のメニューはきゅうりと人参とシーチキンの炊き込みご飯、小松菜と油揚げの煮びたし、豆腐の野菜あんかけ、鶏のから揚げ、蕪の味噌汁、漬物でした。種類も豊富でボリュームも栄養も満点、300円を支払い矢澤市議とともに食べさせていただきましたが、美味しい!聞けば「同じメニューは一回も出してません」とのこと。毎週開いていてこれはホントにすごいです。


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調理室にござを敷き、長机を並べれば準備完了。5時半が過ぎ、次々と子どもを連れたお母さんやお父さんが訪れます。チラシをつくり、地域へのポスティングはもちろん小中学校や保育園、学童保育などに置かせてもらっているそうです。気がつけば10数人ほどの「お客さん」がワイワイと食事をしていました。


外川さん自身、まともに食事をとれない貧困家庭の子どもたちのためにと始めましたが、参加する人は様々です。「ちゃんとした家庭の味を子どもたちに味わってほしい」という思いが伝わってきます。会場の問題など行政への要望も伺ったので県としてもどんな支援が可能なのか提起したいと思います。


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午後は中村きみえ市議とともに幕張本郷公民館の文化祭へ。お忙しいなか館長さんともご挨拶させていただきましたが、「幕張川柳」のコーナーに掲示されていた「故郷を不毛に変える放射能」という作品が目に留まりました。

生健会のみなさんと生活保護問題で県交渉、国保広域化問題で県からの聞き取りを行いました

ついに衆議院TPP特別委員会でTPP承認案と関連法案を強行採決。問題点は数え切れないほどありますが、何より許せないのは国民の66.5%が今国会にこだわらずに慎重審議を求めているにもかかわらず(共同通信世論調査)、その声を無視して結局数の力で押し通したこと。農水大臣の暴言もひどいがその体質は自民党全体に共通しています。あきらめずに何としても廃案へ。


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生健会の県交渉


さて今日はまず午前中に千葉県生活と健康を守る会(生健会)のみなさんと生活保護問題についての県交渉。生活保護バッシングが横行する要因をつくっているのは行政自身だと厳しく追及しました。


四街道市で「過度のギャンブルや飲酒を繰り返す場合は保護の停止・廃止」という掲示をしていた問題や、生活保護のしおりのなかで「生活保護は『なにもしないでお金がもらえる』制度ではありません」(旭市)、「生活保護制度以外の解決方法を選択していただく方が、メリットが大きいことだってある」(我孫子市)などとわざわざ申請をためらわせるような文言が書いてある問題など、憲法と生活保護法の主旨や理念に反する実態があることを突きつけました。「付き添いの人の通院移送費は出ない」「(申請者に)財布の中身を見せろ」と平気で発言するなど、何より生活保護行政に携わる自治体職員自身が理解していません。まず徹底した教育が必要です。


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国保広域化に向けての県からの聞き取り


そして午後は2018年度から予定される国民健康保険の広域化(財政運営の都道府県単位化)に向けて、県内市町村議員のみなさんとともに県から聞き取りを行いました。来年2月には国の算定方式に基づく保険料率などの試算が発表されます。また運営方針を策定する運営協議会の設置もされます。県は広域化によって小規模自治体の財政運営が安定し、保険料の高騰も抑えられると説明しましたが、現実には県が各市町村に医療給付費を全額支給する代わりに、各市町村は所得水準と医療費水準に基づく納付金を県に完納することが義務付けられます。


昨年度から始まっている国の財政支援も実際には低所得者の負担軽減にまわっておらず、「収納率の向上」など差し押さえや滞納処分強化に成果を上げた自治体ほど重点的に配分される仕組みも導入されます。いまでも全県100万の国保世帯のうち約20万世帯が滞納するほどの高い国保料です。資格証明書の発行や容赦ない差し押さえも横行しています。解決の道は広域化ではなく国庫負担の増額しかありません。引き続き追及してきます。

千葉県手をつなぐスポーツのつどいに参加しました

あいにくの天気でしたが、今日は第43回千葉県手をつなぐスポーツのつどい。知的障害者のみなさんが施設ごとにチームをつくり、玉入れやパン食い競争、100メートル走など様々な競技に取り組みます。開会式中にも小雨が降りだし肌寒い気候でしたが、参加者を代表した選手宣誓も元気いっぱいでした。風邪をひかないようにしてほしいものです。

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東京パラリンピックでも4競技が行われる千葉県ですが、お世辞にも障害者福祉が前進しているとは言えません。昨年8月から現物給付化された県の重度心身障害者医療費助成制度には入院1日、外来1回につき300円の自己負担金が導入され、昨年度8ヶ月間だけでも1.6億円の新たな負担を障害者に押し付けました。逆に言うなら県が年間3億円程度出せば障害者のみなさんに新たな負担を強いる必要はなかったということです。


また一昨日行われた県立障害者施設「袖ケ浦福祉センターの存続と充実を求める会」の会議でも議論になりましたが、県は2013年に起こった虐待死亡事件を受け「改革」と称してセンターの規模を半減させることを狙い、2018年度からの次期指定管理に向けては養育園(福祉型障害児入所施設)と更生園(障害者支援施設)を分割して指定管理者を選定するという方針案を出しました。センターに併設されている診療室についても「利用者を地域の医療機関での受診に順次移行させ」たのち、廃止する方向です。最後はセンターの解体=分割したうえで民間移譲ということになりかねません。


結局やろうとしていることは障害者福祉からの県の責任放棄です。本当にパラリンピックを成功させようというなら障害者のみなさんの願いに正面からこたえる県政に転換すべきです。

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