2016年07月
梅雨が明けて一気に暑くなりました。今朝は新検見川駅で鳥越俊太郎都知事候補のチラシを配布しましたが、視察で欠席の中村きみえ市議に代わって椎葉かずゆき前比例候補とともに訴え。都知事選挙も最終盤になり、激励も増えてきました。その後はさつきが丘の朝市宣伝でも訴えました。
午後は4月に結成した治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟千葉市支部の役員会でした。事務局長の小松実前県議、事務局次長の吉田まさよし市議、Tさん、Yさんとともにこの間の活動を振り返り、今後の活動について相談しました。私は一応支部長です。
千葉県内にも戦前、渡辺政之輔や飯島喜美など労働運動や反戦運動に活躍した先輩がいます。今日の会議では、治安維持法の犠牲になったそれらの先輩たちの足跡をたどり、その生き方から学ぶフィールドワークに取り組むことも計画しました。少しずつ活動を発展させていきたいですね。
今朝も幕張駅で鳥越俊太郎都知事候補のチラシを配布しました。最終盤にきて新たなチラシもできました。マスコミの恣意的な報道や週刊誌の中傷記事などもありますが、選挙は最後までわかりません。がんばりぬいた人が勝利するのは鉄則です。
さて8月5日、日本共産党の創立94周年記念講演会が開かれます。参議院選挙と都知事選挙の結果を受けて、いまの情勢をどう見るか、野党共闘のさらなる発展と安倍政権の暴走ストップの展望などについて志位委員長が語ります。
「なぜ党名を変えないの?」「憲法9条を生かした平和外交をどう進めるの?」「中国や北朝鮮との関係は?」「アベノミクスにかわる対案は?」など「日本共産党のことをもっと知りたい」という方にこそぜひご参加いただきたいと思います。当日は安保関連法に反対するママの会の西郷南海子さん、市民連合の広渡清吾さんが来賓あいさつもしてくださいます。参議院選挙で当選した新参議院議員の紹介もあります。
記念講演会が開かれるのは東京都内ですが、各地でライブ中継が行われます。千葉市では千葉パルコ向かいの千葉市文化センター5階セミナー室がメイン会場です。ぜひ記念講演会のライブ中継にお出かけください。8月5日(金)午後6時半開始です。
今日は丸山慎一県議とともに千葉県千葉リハビリテーションセンターへ視察に行ってきました。千葉リハビリテーションセンターは1981年に千葉県が設置し、社会福祉法人千葉県身体障害者福祉事業団が開設時から運営を委託され、2006年からは指定管理者として管理運営を行っています。
はじめに事業団の渡辺清一理事長から挨拶があり、その後吉永勝訓センター長からセンターの概要について説明を受けました。センターは回復期リハビリテーションを担う医療施設(病院)、医療型障害児入所施設・愛育園、障害者支援施設・更生園などから構成され、医療法に基づく病院部分だけでもベッド数は242床あります。さらに児童発達支援センター、高次脳機能障害支援センターなども設置され、医療・福祉を総合的に提供するリハビリに関する県の中核施設です。特に一般的な回復期リハ病院に比べて脊髄損傷や高次脳機能障害患者の占める割合が高く、民間病院では対応が難しい専門的なリハビリを提供しています。
小児療育部門では隣接する袖ケ浦特別支援学校や県立子ども病院とも連携を図りつつ、やはり県の小児療育に関する中心的な役割を果たしています。一方で重症心身障害児など入所者の重度化が進み、入所待機者は年々増加しています。
これだけ重要な役割を果たしているセンターですが、開設から40年近くが経過し施設の老朽化対策が大きな課題になっています。説明を受けた後センター内を見学させてもらいましたが、病棟には個室も少なく5~6人の大部屋が中心、病室内に手洗い場もありません。またトイレはカーテンで仕切られているだけで完全な個室になっておらず、リハビリ施設にも関わらず施設間をつなぐ廊下は段差付きの坂道になっているところもあります。浴室までの動線が長かったり、診察室・面談室もないなど、施設が古すぎてニーズにまったく見合っていません。そのうえライフラインなどの老朽化が進み、2008年には半日に渡る停電が発生し、また排水管の腐食によって水漏れもたびたび起こっています。本館棟は耐震基準も満たしていません。
抜本的な建て替えが必要なことは明らかですが、すでに6年前からセンターが建て替えプラン策定に着手し県に提出してきたにも関わらず、県はまったく手をつけません。3年前には森田知事も視察に訪れましたが事態はまったく動きませんでした。それどころかその翌年、県資産経営課が調査を開始し、「公の施設」として「廃止・移譲」を含む見直しの対象とされました。現在は「運営改善を図りつつ施設を維持する」とされていますが、そもそも検討の対象とされること自体が問題です。
センター内には補装具製作施設もあり、精巧な義手・義足などがつくられていました。またMRIや三次元動作解析装置、ドライブシミュレータ、ロボットスーツなど新たな機器の導入も進めていますが、根本的な対策にはなりません。吉永センター長は「重要な医療施設として県にもしっかりと位置付けてもらいたい」と話していましたがその通りです。今後、議会でも取り上げ県に対策を迫りたいと思います。
神奈川県の県立障害者施設「津久井やまゆり園」に刃物を持った元職員の男が侵入し、19人が死亡した事件に言いようのない衝撃を受けています。あまりにも残虐な事件に怒りを抑えられません。逮捕された男は「(施設を)辞めさせられて恨みがあった」と供述しているとも報道されていますが、どんな理由があっても絶対に許されることではありません。同時になぜここまで犠牲者が増えてしまったのか、施設の管理体制にも疑問が湧きます。
千葉県では2013年、県立障害者施設「袖ヶ浦福祉センター」で利用者への虐待死亡事件が起こりました。背景には、職員の技量不足をもたらした県による正規職員の大量リストラがあったと言われています。政治や社会のゆがみによって弱い立場にある障害者が犠牲になる構図です。何の罪もないにもかかわらず命を奪われた犠牲者の方々に報いるためにも、二度とこうした事件を繰り返してはなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。
一方で都知事選挙は最終盤。定例の駅頭宣伝では鳥越俊太郎都知事候補のチラシを配っています(都内では配れないものです)。今朝の新検見川駅での宣伝では、なんと「フェイスブックを見て来ました」という方がわざわざ参加してくださいました。もともとは自民党を支持していたとのこと。それでも「安倍政権だけは許せない。がんばりましょう」と意気投合しました。
「核武装の検討」を公言し、ヘイトスピーチ団体の講演会に招かれるようなタカ派候補や、原発推進の立場で選挙直前まで東京電力の取締役を務め、岩手県では無駄な巨大開発で1.4兆円も借金を増やしてきた候補に負けるわけにはいきません。そもそもどちらも自民党の候補者です。「政治とカネ」の問題に無反省なままでは今回の選挙に出てくる資格すら問われます。現場の声に耳を傾け、憲法を都政に生かす立場を貫く鳥越候補を何としても。千葉からも最後までがんばります。
今日の午前中は第38回千葉県原爆死没者慰霊式典。斉藤和子衆院議員や各団体のみなさんとともに来賓として参加しました。今年新たに合祀された被爆者は15人、合計581人になりました。セミの鳴き声が鳴り響くなか黙祷し、71年前の広島・長崎に思いをはせました。
八千代市の秋葉市長も参加し、千葉県の森田知事、千葉市の熊谷市長のメッセージも代読されました。千葉県原爆被爆者友愛会の青木茂会長の挨拶では「被爆71年、原爆の記憶を風化させてはならない」「オバマ大統領が広島を訪問したいまこそ、戦争も核兵器もない世界に向けて力をあわせよう」と呼びかけられました。
こんな時に東京都知事選挙では核武装の検討も必要だという人が有力候補になっているのですから、被爆者のみなさんの願いをどこまでふみにじるのかと怒りに震えます。思想・信条、立場の違いを超え、核兵器廃絶に向けて世論と運動を広げる時です。
午後からは千葉市緑区の「くまさんち」で収穫祭&バーベキュー。この間中村きみえ市議が主催して進めてきた集まりです。豊かな自然に囲まれ夜は蛍まで見られました。しばし楽しい時間を過ごしました。
冒頭、参議院選挙で大奮闘した浅野ふみ子千葉選挙区候補と椎葉かずゆき比例候補が挨拶。「市民との共同を最後まで追求し、『戦争する国を許さない』という大義を掲げてたたかった。最終盤の駅頭宣伝に90歳の党員が『いまがんばらなくてどうするのか』と参加するなどみなさんのがんばりにも励まされた」(浅野候補)、「議席には届かなかったが歴史的な選挙をたたかうことができた。生活の党の小沢代表ともいっしょに訴えたり、野党統一候補が勝利した山梨では選挙後に民進党の事務局長が『これはスタートです。これからもいっしょにがんばりましょう』と言われるなど、大きな変化を実感した」(椎葉候補)などの挨拶に選挙結果への確信があふれました。
その後、浮揚県委員長による選挙結果と今後の活動についての報告、県議団の木幡充事務局長による「森田県政・2期目その現状と刷新の方向」と題する講義が行なわれ、2日目の今日は9月議会に向けての活動や篠崎典之・袖ケ浦市議による市政分析についての報告がありました。各地の発言・討論を含めて大変勉強になりました。
議員研修会から戻り、午後からは幕張公園で行われた納涼大会へ。中村きみえ市議とともに子どもたちに向けた出店を運営しました。子どもたちがひっきりなしに訪れ、まったく休みなしのうれしい悲鳴でした。さらにその後はふみネエ推し隊@mihamaのみなさんと選挙お疲れさま会。浅野候補も参加してあっという間の楽しい時間を過ごしました。
本日付の千葉日報で報道されているように、昨年12月にがんセンターで手術を受けた60代の男性が手術時に使う機器の操作ミスで2リットルもの大量出血をしていたことがわかりました。2時間にわたって誤った操作を続け、その間出血が続いていたといいます。しかも男性には手術後にも機器の操作ミスについては説明されていませんでした。
今回は大事には至らなかったものの、一歩間違えば重大な事態につながりかねません。腹腔鏡下手術での11人に上る死亡事故、乳がん患者の検体取り違え、手術時のガーゼ体内置き忘れなど、あまりにも問題が続発しています。検体取り違え事件があったのも昨年12月。同時期に起こった今回の事故をなぜ公表してこなかったのかも問われます。
県病院局の記者会見も行われたそうですが、センターの体質などこの間指摘されてきた問題にも踏み込み、徹底して改革をはかることが必要です。引き続き追及していきます。
今日は結成12周年を迎える九条の会・千葉地方議員ネットの第12回総会でした。私は司会でした。憲法9条を守ることを一致点に全国で初めて結成された超党派の議員ネットとして、いまこそさらなる活動の発展をと新たな活動方針を決定しました。
この1年でも、11月3日に「SEALDsと憲法を語ろう」と題する講演会、4月23日には金子勝・慶応大学教授を招いての講演会を開くなど精力的に活動してきました。議員ネットとしての街頭宣伝も行い、会員は127名を数えるまでになりました(その他に賛助会員が11名)。
今日の総会では会員拡大やホームページの更新について積極的な意見が出されました。また会費額を変更する規約改正も承認されました。参議院でも「改憲勢力」が3分の2を占めるもとで議員レベルでも改憲反対の声を結集し、安倍政権の憲法破壊をストップさせる運動の推進力にならなければなりません。新たな情勢のもとで速やかに活動の具体化を図っていきたいと思います。
今日は寺尾事務所で月1回の生活・法律相談会でした。参議院選挙直後でどれくらいの相談があるか若干不安でしたが、枠いっぱいの4人の方から申し込みがありました。次回は8月16日(火)です。お申し込みは寺尾事務所(043-305-4922)まで。
相談内容は多岐に渡るのでとても自分一人では対応できません。弁護士さんの隣で勉強させてもらいながらメモを走らせます。なかには「とても選挙の投票どころではないだろうな」という方もいます。同時に様々な法律や制度を知るたびにやはり政治は日々の暮らしと密接に結びついていることを痛感します。とりわけあらゆる法律の根本には憲法があるということ、憲法が変わるということはまさに国のあり方=日々の暮らしが根底から変わることなのだと思い知らされます。
その憲法を参議院選挙の争点から隠し続け、国民の知らない間に変えようとしている安倍政権は許されません。衆参ともに改憲発議ができる3分の2を獲得したとはいっても、国民のなかでは憲法改正すべきという声は少数です。参議院選挙投票日のNHKの出口調査では、憲法改正が「必要」は33%、「必要ない」は32%と拮抗しています。しかも3年前の前回の選挙と比べて「必要」は減り、「必要ない」は増えています。安倍政権のもとでの憲法改正に危機感を持つ人が増えてきているのではないでしょうか。
いま行われている東京都知事選挙も憲法は重要な争点です。憲法を都政に生かすと表明しているのは鳥越俊太郎候補だけです。憲法を守り生かす政治に転換するためにもやはり鳥越さんを都知事に押し上げたい。
今日の夕方は花園の寺尾事務所で花園地域後援会「はすの会」の選挙ご苦労さま会でした。浅野ふみ子事務所長を務めた小松実前県議の乾杯の音頭で始まり、天ぷらや焼き鳥、赤飯など美味しい料理に舌鼓を打ちました。
花見川区では日本共産党の得票率が比例区(15.15%)でも選挙区(17.52%)でも行政区別で全県トップを維持し、地元の花園小学校で開いた浅野ふみ子候補の個人演説会に240人が参加するなど選挙結果に大きく貢献したことを喜び合いました。
写真にはありませんが中村きみえ市議も後から到着しご挨拶。小松さんからは、野党の元衆院議員から「浅野ふみ子を応援したいから自分の後援会をいっしょにまわろう」という申し出があり、行った先々で次々に共感が広がったことの報告がありました。「保守と言われる方々のなかでも共産党への壁はない、野党共闘をさらに大きく発展させれば劇的な変化を起こせる」という確信が広がりました。
和やかな雰囲気のなかでも、若者への支持をどう広げるか、安倍政権の憲法改悪をどう食い止めるか、野党共闘の成果と展望はどうか、都知事選挙に勝利するには、などなど次なるたたかいに向けて議論は尽きず、あっという間に時間が過ぎていきました。寺尾事務所を拠点にさらに運動を広げていきたいと思います。準備されたみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。
核兵器廃絶をめざして平和行進!今日は千葉市内から八千代市までを歩く幹線コース、私も午後からいっしょに歩きました。
今年の通し行進者は宮城県の木伏研一さん。北海道を出発したのは5月8日、7月28日に目的地の東京・上野公園に到着するまで3ヶ月近くも核兵器廃絶を訴えて歩き続けます。半日歩くだけでもクタクタなのに、すでに2ヶ月以上歩いてきたとは思えないほど元気いっぱいです。
沿道からもあたたかい声援が数多く寄せられ、とても雰囲気の良い平和行進でした。途中の休憩場所である花見川団地では自治会のみなさんから歓迎の接待を受けました。スイカと凍らせたおしぼりが本当にありがたい。たくさんのみなさんに平和行進が支えられていることに心より感謝です。引き継ぎ場所の八千代台では八千代市長の歓迎のメッセージも読み上げられ、最後に木伏さんともがっちり握手しました。
夕方は寺尾事務所に戻り、昨日に続いて花園ハス祭りに参加。今日は中村きみえ市議とともにご挨拶してまわりました。
千葉市の花は大賀ハスです。1951年に大賀一郎博士が2000年前と言われる古代ハスの実を発掘したのがいまの花見川区・東大検見川総合運動場の敷地内でした。見事に開花した花が大賀ハスと名付けられ大事に育てられています。
今朝は旧東大緑地植物実験所で行われた花園ハス祭り観蓮会に行ってきました。会場には大賀ハスをはじめ色とりどりのハスが展示されていますが、ハスの花が咲くのはわずか4日間。この日のためにボランティア団体「大賀ハスのふるさとの会」のみなさんが日々手入れを行なってくださっています。儚くも美しいハスの花に息をのみました。
お昼は日本共産党花見川団地後援会「きさらぎ会」の納涼会へ。参議院選挙が終わって1週間、選挙結果や取り組みの確信を深めあいました。
夕方は花園の寺尾事務所で後援会ニュース「はなっく」の編集会議。目の前の花園公園はハス祭りの盆踊り会場になっています。会議が終わったあとひとしきり会場内をご挨拶させていただきました。さらに寺尾事務所もトイレを開放しましたがこれは大正解。人でごった返す公園内にトイレはわずか1ヶ所しかありません。多くのみなさんにご利用していただきました。
明日は原水爆禁止国民平和大行進の幹線コースが千葉市内を歩きます。条件のある方はぜひ一歩でも二歩でもいっしょに歩きましょう~。
被爆71年の今年も核兵器廃絶を求め、国民平和大行進が始まっています。今日は幕張・検見川の網の目コースでしたが残念ながら行進そのものは悪天候を考慮して中止に。千葉健生病院友の会会議室で行われた事前学習会で、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)事務局次長の児玉三智子さんから被爆体験をお話ししていただきました。
国民学校2年生の時に広島で被爆した児玉さん。被爆70年だった昨年は地元の市川市などで多くの学校から講演の依頼があったそうです。14クラスある学校で、一クラスずつすべてお話ししてまわったこともありました。県内でも平和事業として広島・長崎に子どもたちを派遣する取り組みを行なっている自治体があります。こうした取り組みはぜひ推進していきたい。
もともとは爆心地のすぐ近くの学校に通っていましたが、建物疎開で郊外へ引っ越しました。もしそのまま元の学校に通っていたら「今頃ここにはいない」と言います。爆心地近くの本川小学校では400人いた生徒のうち生き残ったのはわずか3人でした。
8月6日の8時15分、強烈な閃光と爆風に襲われ、そこからはまさに今日に至るまで筆舌に尽くせない苦しみの連続でした。5年前には最愛の娘さんをガンで亡くすというこれ以上ない悲しみを味わいました。
中村きみえ市議に続いて私も最後に決意を発言しました。「私が生きているうちに、せめて核兵器廃絶の道筋がついたというところまで見たい」という児玉さんの願いは、すべての被爆者のみなさんの悲願です。この願いに何としてもこたえたいと決意を新たにしました。
朝は久しぶりにさつきが丘の朝市宣伝でもりた真弓市議とともに訴え。若い女性が「浅野さん、惜しかったですね。私も投票しました」と話しかけてくれたのには驚きました。この悔しさをバネに次のたたかいへ。「東京にお知り合いがいる方は鳥越俊太郎さんへのご支持を」と都知事選挙の支援も訴えました。
明日告示の東京都知事選挙。元日弁連会長の宇都宮健児さんが立候補を取りやめました。「市民運動の間にも悩ましい対立が生まれかねない。都政を良くする運動を進めるための苦渋の決断」とのことですが、この決断にこたえ「宇都宮さんは正しい判断だった」と言えるようにするためにも、何としても鳥越俊太郎さんを勝たせないといけません。そして宇都宮さんが練り上げてきた都政についての政策が何らかの形で生かされるように望みます。
さて毎月第3火曜日は寺尾事務所の無料生活・法律相談会です。参議院選挙があった今月も19日(火)に行ないます。この間も様々な相談が寄せられていますが、相談に乗るこちらがとても勉強になります。弁護士さんとともにどんな些細なことでも相談を受け付けますのでぜひご連絡いただければと思います。お申し込みは寺尾事務所(043-305-4922)まで。時間は14:00~16:00の間で都合のよい時間をご相談ください。1人30分程度でお願いいたします。
さて、昨晩は友人のPerformagician(パフォーマジシャン)、LiLeeさんがマジックをするということでお誘いを受けたので、私たち夫婦や中村きみえ市議らとともに都内まで行ってきました。
ベリーダンスライブの合間に行なわれたマジックショーでしたが、音楽やダンスにあわせて繰り出されるマジックの数々には驚嘆しました。ベリーダンスも初めて見ましたが、「刺激的な衣装によるセクシーなダンス」という稚拙な認識が見事に覆され、激しくしなやかな動きに圧倒されました。
マジックの腕を磨きながら、ライブなど地道な活動を続けることにはなかなか苦労もあるそうです。多くのみなさんがこうした文化に触れることができるように生活にゆとりを持てるような社会にしていきたいですね。
LiLeeさん、お誘いありがとうございました!
今日は県文化会館で行われた第18回千葉県民生委員児童委員大会に来賓として参加しました。
民生委員制度は、大正6年に創設された「済世顧問制度」より数えて、来年2017年には制度創設100周年を迎えます。戦後、その名称は「国民の生活」を意味する「民生」委員へと改称され、その役割も、生活困窮者の救済から国民生活に関する幅広い課題への相談及び自立の援助に応じることとされました。
千葉県では政令市の千葉市、中核市の船橋市、柏市を除く民生委員の定数は6204人です。今年12月1日には3年に1回の改選を迎えますが、改選にあわせて民生委員の定数が改定され72人増員されます。定員は6276人になりますが、一方で「民生委員のなり手がいない」という問題があり、6204人の定員のうち欠員が138人もいます。10人以上の欠員がある市も市川市、松戸市、野田市など6市を数えます。
貧困や格差の広がりのなかで民生委員のみなさんは大変な苦労をされていますが、民生委員法では「給与は支給しないものとする」とされているため負担が大きくなっています。自治体から交通費や通信費等の名目で活動費が支給されているものの、役割や責任の重さ、活動の実態に見合っていません。なかには身銭を切って活動されている方もいます。
今日の大会では長年に渡って民生委員として活動されてきた方への表彰も行われましたが、民生委員のなり手を確保するためにも法改正を含む処遇改善の手立てが必要です。
今朝は中村きみえ市議とともに幕張本郷駅での定例宣伝。参議院選挙の結果を報告しながら日本共産党への引き続くご支援を呼びかけました。
日本共産党は比例区で5議席、選挙区は東京で1議席を獲得し、合計6議席。改選3議席を倍増させる躍進でした。千葉県選挙区では浅野ふみ子候補が議席獲得はならなかったものの351651票、得票率13.5%を獲得しました。前回得票比で1.5倍以上に伸ばす大健闘です。花見川区では13313票で昨年の県議選に並ぶ得票でした。当選した民進党の小西ひろゆきさんには、ぜひ安保法制廃止、憲法改悪阻止に向けて力を尽くしてほしいと思います。
比例では目標としていた9議席には届かず、学生時代からともに活動してきた椎葉かずゆき候補を国会に送ることはできませんでした。しかし市田さん、田村さん、大門さんの経験豊かな3現職に加えて、民青で青年の要求実現に向けていっしょにがんばってきた岩渕さん、武田さんという30代の2人が当選したことは本当にうれしいことです。原発廃止を求める福島の声、青年の願いをぜひ国会に届けてほしい。
いわゆる「改憲勢力」が参議院でも3分の2を超える議席を得ましたが、安倍首相みずから選挙中には「憲法は争点ではない」と言いまったく語らずにきたなかで、この結果をもって憲法「改正」に向けた具体的な論議を進めることは許されません。国民のなかでは改憲を求める声は少数です。
市民のみなさんとの共同、野党との共同をさらに発展させる日本共産党の役割はますます大きくなります。いつまでもウソとごまかしは通用しません。何としても憲法改悪を阻止し、国民の力で安倍政権にかわる新しい政治を切り拓くために引き続き全力を上げる決意です。
参議院選挙はまだ開票が続いています。最終的な結果は開票がすべて終わってからでないとわかりませんが、千葉県選挙区は議席が確定し浅野ふみ子候補は残念ながら届きませんでした。ご支持・ご支援いただいたすべてのみなさんに心よりお礼申し上げます。
多くのマスコミのカメラと、ともに選挙をたたかった市民のみなさんを前に、浅野さんはまっすぐに前を見つめて「これからも幅広い方々との共同の取り組みを広げ、憲法改悪など安倍政権の暴走政治をストップさせるために全力を上げる」と決意を語りました。かつてなく広がった市民のみなさんの期待、8回目の国政挑戦となった浅野さんの思いを考えれば本当に悔しい思いでいっぱいですが、立ち止まってはいられません。
「ここから、変える。」という言葉通り、すぐに次のたたかいに臨みます。
「戦争か平和か」「独裁か民主主義か」-文字通り日本の未来がかかった参議院選挙。土砂降りの雨のなか始まった選挙戦最終日は、斉藤和子衆院議員とともに千葉市内を演説。花見川区で中村きみえ・もりた真弓両市議、稲毛区で吉田まさよし市議、美浜区で佐々木ゆうき市議と最後の訴えを行ないました。
斉藤和子衆院議員の迫力ある訴えも確信になりました。午後8時に宣伝カーでの訴えが終わり肉声での最後の訴えの場所、浅野ふみ子候補の地元市川へ。市川駅南口にはこの時間でも30人の方々が集まり、浅野候補必勝へ声を上げ続けていました。某マスコミの記者さんまで「仕事帰りに寄りました」と顔を見せました。浅野候補も疲れを見せず、声を張り上げ次々と握手をしていきます。
「浅野さんの選挙ではない、自分たちの選挙だ」という市民のみなさんといっしょにたたかった、かつてない選挙戦。日本の平和を守ってきた憲法が最大の危機にあるなか、一方で民主主義の新たな発展が生まれました。日本共産党の「力あわせて未来ひらく」というスローガンがこんなにしっくりときた選挙も初めてです。
明日は投票日。千葉県の前回参議院選挙の投票率は49.22%で全国ワースト3位。実に半分以上の人が投票所に足を運んでいません。日々の生活の忙しさや情報の少なさ、政治への根本的な不信など低投票率の要因は様々あると思います。しかし今回ばかりは何としても投票に行ってほしい。「投票に行こう」という真剣な呼びかけが重要です。最後の最後まで粘ります。
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