寺尾さとしのブログ

日本共産党元千葉県議会議員・寺尾さとしのブログです。日々の出来事、出会った人の声、感じたことなど発信していきます。お気軽にお付き合いください。

2016年01月

<プロフィール>
1976年静岡県静岡市生まれ。民青同盟千葉県委員会勤務を経て、日本共産党元千葉県議会議員。市民と野党の共闘で自公政権を終わらせ、国民・県民の声が届く政治を実現するために日々奔走中です!

西小中台・宮野木台地域後援会「いずみの会」の総会と新春のつどいに参加しました

今日は午前中に長作地域で訪問活動を行なった後、午後は西小中台・宮野木台地域後援会「いずみの会」の総会と新春のつどい。もりた真弓市議、小松実前県議とともに参加しました。


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私ともりた市議から県政、市政について報告したあと、小松さんはこの間の情勢の変化を振り返りつつ、「国民連合政府実現のカギは2000万人署名をやりきること。国会前で民主党議員が『私をここに立たせたのはみなさんの力です』と話したように、世論と運動で野党共闘を実現させよう」と訴えました。


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小松さんの訴えの途中で椎葉かずゆき参院比例予定候補も到着。やはり神奈川、千葉、山梨の3県を駆け巡るなかで実感してきた情勢の変化を語りながら「カギは2000万人署名の達成」と訴えました。


熱気にあふれる新春のつどいになりましたが、第二部の交流会には参加できず。後ろ髪を引かれる思いで幕張北地域の訪問活動に向かいました。

3月21日は小林節・慶応大学名誉教授の講演会です

今日も寒かった!ぶるぶる震えながら花見川団地で訪問活動を行ないました。雪が降らなかっただけ千葉県はまだ幸せか…。


「介護保険料が夫婦で年13万円。年金は増えないし本当にきつい」など、生活の苦しさに対する怒りの声が多く出されました。消費税増税など本当にとんでもないことです。7月の参議院選挙では戦争法廃止とともに、消費税増税と社会保障切り捨てへの怒りの審判も下さなければなりません。


さて戦争法廃止をめざし安倍政権の退陣を求める運動の先頭に立って全国を飛び回る小林節・慶応大学名誉教授の講演会が千葉で行われます。千葉県革新懇の学習決起集会として改憲派の小林さんが立憲主義を語るというのは画期的です。ぜひ多くのみなさんにご参加いただきたいです。


小林節講演会チラシ


日時:3月21日(月・祝)午後1時半開会~4時半
会場:千葉県教育会館大ホール
資料代:500円
お問い合わせは千葉県革新懇(043-224-8821)まで。

さつきが丘の朝市宣伝、宣伝カーでの訴え、幕張北後援会の総会と初春のつどい

今日は寒い一日でしたが街頭宣伝につどいといろいろありました。


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さつきが丘の朝市宣伝


朝はもりた真弓市議とさつきが丘の朝市宣伝。小雨が降るなか人通りもまばらでしたが何人もの方が戦争法廃止署名に応じてくれました。


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新検見川駅北口で


その後午前中は浅野ふみ子参院選挙区予定候補、中村きみえ市議とともに新検見川駅北口、幕張イトーヨーカドー、幕張本郷ワイズマートの各所で街頭から訴えました。どんどん気温が下がり手もかじかみましたが、雨の中でもチラシの受け取りは良く、激励もありました。朝の駅頭だけでなく宣伝カーで定期的に訴えることも大切ですね。


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幕張北後援会総会と初春のつどい

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中村きみえ市議のフルート、「ふるさと」「花は咲く」「知床慕情」など演奏しました

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Sさんご夫妻による尺八と三味線演奏


中村事務所で昼休憩をしたあと、午後は幕張北後援会の総会と初春のつどい。小松実前県議も合流して参院選勝利に向けての決意を語り合いました。手作りの美味しい料理もたくさん並び、第二部では中村市議のフルート演奏や尺八と三味線による民謡も披露され盛り上がりました。


1月も残すところわずか。早いものですがこの土日はがんばりどころです。

甘利大臣が辞任-真相究明に背を向けることは許されません

口利きの見返りに業者から金銭を受け取っていた甘利経済再生担当大臣が辞任しました。「やましいところはない」と言うならなぜ辞めるのか。これ以上の真相の究明に背を向け、辞任で幕引きをはかることは許されません。


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今日は議員団会議の日ですが、冒頭に県当局から行政改革計画と公の施設の見直し方針について説明を受けました。すでに千葉県はこの10数年で35施設の廃止・移譲を進め、5施設を統合・分館化、61施設で指定管理者制度を導入してきました。


県は指定管理を含む101施設についてあらためて総点検を行ない、各施設を①廃止・移譲、②施設のあり方検討、③施設内容検討、④管理手法検討、⑤有効活用策検討、⑥現行維持、6つに区分した上でさらなる公の施設の削減を図る構えです。


具体的に名前が上がっているのは行徳野鳥観察舎、青少年女性会館、生涯大学校、少年自然の家・青年の家5施設、博物館5施設、の5つです。しかしなぜこの5つなのか、県からまともな説明はありません。施設の利用状況や財政負担を口実にしますが、幕張メッセやかずさアカデミアホールなどは毎年赤字の穴埋めのために巨額の財政投入をしているのに絶対に廃止の対象にはなりません。結局削減されるのは福祉や教育、文化に関わる施設ばかり。鳴り物入りで始まった巨大開発についてはどんなに赤字が続こうとも最初から存続が決まっているようなものです。こんな計画をこのまま進めさせるわけにはいきません。

「地域医療と公立病院を守る千葉県民連絡会」による千葉県への要請行動に参加しました

「地域医療と公立病院を守る千葉県民連絡会」による千葉県への要請行動に同席しました。要請のテーマは深刻な医師・看護師不足の解消と県が策定中の「地域医療構想」について。


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県の担当者に要請書を手渡し、冒頭挨拶をする「会」の長平代表


病院のベッド数、医師・看護師数、介護施設数ともに全国最下位クラスの千葉県。1人あたりの医療費は41万5000円(2013年)と全国最低です。前半は「医療圏域内でお産ができる病院は3つだけ」「10年前に7人いた内科医が2人にまで減った」など各地で進む深刻な医師・看護師不足の実態が告発されました。とりわけ公立病院の医師・看護師確保に県が責任を果たす必要があります。


そして後半は国が2025年に向けて病床削減を押し付ける「地域医療構想」について。厚労省の「地域医療構想策定ガイドライン」の不合理さ、全国に比べても遅れている千葉県の現状がまったく反映されていないことも問題です。


県立東金病院の代替病院として県が主導して設立した東千葉メディカルセンターが実質的に経営破たんに陥っていることについても県の責任を厳しく追及しました。「センターを運営する独立行政法人と設立団体(東金市と九十九里町)が経営改善計画を出すべき」と他人事のような話しぶりの県に怒り爆発でした。


県が行なった県政に関する世論調査でも、「医療サービス体制を整備する」は災害対策、高齢者福祉の充実に続いて3位です。県はしっかりと受け止めるべきです。

若者の雇用問題への取り組みについて東京都から聞き取りました

今日は新検見川駅での朝宣伝のあと、そのまま電車に飛び乗って新宿へ。東京都から若者を中心にした雇用に関する施策について聞き取りました。都内に6ヶ所ある労働相談情報センターの取り組みや、高校生、大学生向けも含め都独自に発行している様々な労働法に関するパンフレットなど参考になることはたくさんありましたが、あまりにも千葉県の現状とはかけ離れています。


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都庁で丸山慎一県議とともにお話を伺いました


その後日本共産党都議団にもお話を伺いましたが、正規雇用化の促進など論戦で動かしてきた成果もありつつ都の取り組みとしてはまだまだこれからということも話していました。首都圏では各県ともそれぞれに若者の雇用の問題を位置づけて独自の取り組みを行なっています。大いに学びたいものです。

県立鶴舞桜が丘高校、県立市原高校を視察しました

今日は加藤英雄県議、岡田幸子県議、市原市の山内かつ子市議とともに市原市の県立鶴舞桜が丘高校と県立市原高校を視察しました。


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生活援助実習を行う鶴舞桜が丘高校の調理実習室で


千葉県教育委員会は昨年11月、「県立学校改革推進プラン・第3次実施プログラム(案)」を発表しました。そのなかでこの2校の統合が打ち出されたのです。平成31年度(2019年度)をめどに統合し、使用校舎は市原高校になる計画です。


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鶴舞桜が丘高校の農場前で(左から)小安由男校長、寺尾さとし、加藤英雄県議、岡田幸子県議、山内かつ子市原市議


最初に訪れたのは鶴舞桜が丘高校。「総合ビジネス科」と「食とみどり科」があり、さらに2年次には全科共通で「福祉コース」を選択することができ「介護職員初任者研修」を受講することもできます。そもそもここは10年前に鶴舞商業高校と市原園芸高校が統合して誕生したばかりの高校です。旧市原園芸高校のグリーンキャンパスには立派な農場があり、収穫祭での野菜販売には地域から1000人もの人が押し寄せるそうです。


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貴重な市原高校の天体ドーム


次に訪れたのは市原高校。普通科として今年度創立90年を迎えた伝統校です。セミナーハウス「修道館」やトレーニング室、屋上には天体ドームまで備えられています。充実の施設・設備が特徴です。


両校とも学級規模は1学年3クラスです。県教委は県立高校の「適正規模」を4~6クラス(都市部は6~8クラス)としていますが、学級規模だけで統廃合の是非を判断できるものでしょうか。それぞれの特色を持ち、歴史と伝統もある2つの高校を強引に統合するなど許されません。

「明るい会」主催の新春講演会&小松実さんへの感謝と激励の集いに参加しました

今日は午前中に花見川団地で訪問活動を行なった後、午後は「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」(明るい会)が主催した新春講演会と小松実前県議への感謝と激励の集いでした。


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記念講演を行う小松実前県議

前半の講演会では小松さんが「千葉県政史と県政の課題」をテーマに講演。7期28年、大企業の利益最優先の千葉県政と対峙して子ども医療費助成制度や私学助成の拡充、自然エネルギーの普及など県民要求を一つひとつ実現してきた小松さん。私も中村きみえ市議とともにご挨拶させていただきましたが、子どもの貧困解決など残された課題を解決するために全力を尽くす決意を表明しました。


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中村きみえ市議とともに訴えました


来年3月には県知事選挙があります。幕張メッセ、かずさアカデミアパーク、TX沿線開発など巨大開発には湯水のように税金を注ぎ込む一方で、わずか3300万円の予算を削るために夜間定時制高校(5校)の給食を廃止するような逆立ち県政を根本的に転換しなければなりません。


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「国政報告と戦争法廃止の展望」と題して講演する斉藤和子衆院議員


さらに参院選に立候補する浅野ふみ子千葉選挙区候補、椎葉かずゆき比例候補の挨拶に続いて、斉藤和子衆院議員が国会報告。「景気が良くなってきたのでパートに出て25万円」「高齢者の7割以上が65歳以上になっても働き続けたいと話している」など、安倍首相の言動からいかに国民生活の実態に思いを寄せていないかを鋭く告発。「野党共闘を成功させるカギは2000万人署名。最悪の安倍政権を必ず退陣に追い込もう」と熱く訴えました。


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「ふるさと」「オー・ソレ・ミオ」などを演奏するユニオン・ニューフィル千葉のみなさん


後半の懇親会ではユニオン・ニューフィル千葉の心温まる演奏に癒された後、各団体のみなさんからも小松さんの労をねぎらいつつ、県政・国政の転換のためにさらにがんばる決意が表明されました。


小松さんは少し風邪気味でしたが、「議員は引退しても共産党員に引退はありません。できる限りのところでがんばりたい」と最後に挨拶しました。身体を大切にしつつ、まだまだご活躍を期待しております。これからもよろしくお願いします。

12月県議会報告ができました-花園地域のつどいにも参加

今日の午後は花園地域後援会のお茶を囲みながらのつどいに参加しました。先日の千葉市演説会のDVDを見たあとにあれこれ話しあっているところから参加しましたがとにかく話が止まりません。「子どもの貧困をどうにかしないと」「消費税を上げながら3万円の給付金って意味がわからない」「千葉県の税金の無駄遣いって具体的にどんなことをやってるの?」などなど、こちらの問題意識も深まりました。こういう場を無数に持ちたいですね。


1601県議会報告・表

1601県議会報告・裏


さて、12月定例県議会についての県議会報告ができました。戦争法を先取りする千葉県内の危険な動きとともに、森田県政の矛盾を正面から突いた12月議会の論戦についてお伝えしています。ぜひお読みください。

毎週木曜日の戦争法廃止署名宣伝は幕張駅でした

冷たい風が容赦なく吹き付けるなか、毎週木曜日の花見川区革新懇・戦争法廃止2000万人署名宣伝。今日は久しぶりに幕張駅の宣伝に参加しました。


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足早に家路に急ぐ人に署名のために足を止めてもらうのはなかなか一苦労です。チラシは受け取るものの署名までは…という人も少なくありません。1時間ほどの宣伝で9人が署名に応じてくれましたが、とにかく粘り強く続けることが大事だと自分に言い聞かせました。


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国会では甘利明経済再生相の「政治とカネ」にまつわる疑惑が噴出。UR(都市再生機構)との土地トラブルについて口利きをする見返りに千葉県内の建設会社から1200万円を受け取ったというものです。国会では「週刊誌の報道で初めて知った」と答弁していましたがとてもその言葉を額面通りには受け取れません。だいたい「記憶が定かではないので記憶をたどっているところ」とは意味不明です。


TPP担当大臣でもある甘利氏、審議すべきことは山ほどあるのにこのままでは進められません。徹底して事実を明らかにした上で厳正に対処すべきです。

「天海訴訟」の第1回口頭弁論が行なわれました

65歳になると障害福祉サービスを打ち切られ、強制的に介護保険に移行させられる「65歳の壁」。障害福祉サービスでは自己負担がなかった人まで「1割負担」が強いられます。障害者総合支援法7条の「介護保険優先原則」の矛盾です。


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天海さん(先頭左側)を先頭に千葉地裁に入る支援者のみなさん


介護保険を申請せず引き続き障害福祉サービスの利用を求めた天海正克さんが、機械的に障害福祉サービスを打ち切った千葉市を相手取って起こした「天海訴訟」。障害者のみなさんの人権と尊厳をかけた裁判、今日は千葉地裁で第1回口頭弁論でした。障害者団体のみなさんと運動を広げてきた浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補とともに参加しました。


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閉廷後に千葉地裁隣の千葉県弁護士会館で行われた報告集会


同様の訴訟をたたかう愛知や岡山など遠方からの方も含めて30人の傍聴席があふれるほどの支援者が詰めかけました。閉廷後はともにたたかう弁護団もいっしょに報告集会。「天海さんの背後には声を上げたくても上げられない多くの障害者のみなさんがいる。運動を大きく広げて必ず勝訴をかちとろう」という決意が交流されました。介護保険への強制移行は、障害者自身の運動によってかちとってきた「応能負担」の仕組みを奪い取る攻撃です。この訴訟に負けるわけにはいきません。私も力をつくしたいと思います。


天海さんの意見陳述を抜粋して紹介します。


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 私は、全国の障害者の仲間たちの団結と運動により、低所得者である障害者の1割個人負担が撤廃されたのに、65歳になると1割負担が復活するのはおかしいと思います。
 そして、介護保険を申請しないことを理由に障害者福祉給付をストップされれば、低所得者である障害者は、たちまち生活できなくなってしまいます。

(中略)

 障害者の自律や社会参加という理念からすれば、65歳を迎える障害者に、介護保険と障害者福祉給付について、選択の機会が与えられないことも問題だと思います。
 このように、介護保険優先原則には、不合理な面や障害者の生活を脅かす面があります。それを省みずに、介護保険優先原則を徹底することは、法的にも許されないことだと思います。

阪神・淡路大震災から21年-千葉土建千葉支部の旗開きに参加しました

阪神淡路大震災から21年目の1月17日。


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あいさつする寺尾さとし


今日は千葉土建千葉支部の新春旗開きに千葉市議団とともに参加しました。震災と言えば千葉土建のみなさんは東日本大震災の時にもすぐに被災地に駆けつけて救援・復興の活動に取り組み、木造仮設住宅の建設も行いました。


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毎年全員そろって参加する日本共産党千葉市議団も今年は7人に増えました


大竹委員長のあいさつでは戦争法廃止に向けて今年の参議院選挙が重要な選挙になること、そのためにも組織拡大月間を大きく成功させようと呼びかけられました。


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主催者あいさつを行う大竹委員長


私も県議会で8会派共同の「安保法制白紙撤回」意見書が提出されたことや、公共工事設計労務単価の引き上げによって賃上げの大きな条件が生まれており公契約条例の制定などで現場の労働者に行きわたらせる決意を表明しました。


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おなじみ花見川鼓連による勇壮なオープニング


防災・減災対策のためにも建設産業の役割はますます大きくなっています。千葉土建のみなさんと力をあわせて平和で働きがいある千葉県をつくる決意です。

衆議院選挙制度-民意を正確に反映する制度への抜本的改革が必要です

衆議院の選挙制度に関する調査会が14日、現行475の衆院定数を10削減(小選挙区6、比例代表4)するという答申を衆院議長に提出しました。この答申には重大な問題があります。


選挙制度答申について①
15日付「しんぶん赤旗」より


この間、「身を切る改革」などと言って各党が議員定数の削減を選挙公約に掲げてきましたが、今回の答申でも「国際比較や過去の経緯からすると(定数は)多いとは言えず、これを削減する積極的な理由や理論的根拠を見出し難い」と認めています。定数削減の答申に道理はありません。そもそも議員定数は政党や政治家個人の所有物ではなく、議会と国民を結ぶパイプです。


日本の議員定数はいまでも国際的に見て最も少ない水準にあります。人口10万人あたりの議員数(下院)は0.37人でOECD加盟国34ヶ国中33位です(34位は連邦制国家の米国)。さらに削減して465議席ということになれば戦後最も少ない議席数になりますが、過去一番少なかった1946年(定数466)当時の有権者数は約3700万人、いまは1億人と約3倍です。対有権者比で議員数は3分の1に激減ということになります。


問題は議員の数ではありません。多くの有権者の民意が政治に届かない仕組みである小選挙区制にこそ根本問題があります。一昨年の衆議院選挙でも自民党は4割台の得票で7割を超える議席を得ました。有権者全体から見ればわずか17%の得票率です。まさに「虚構の多数」です。


選挙制度答申について②


戦争法や消費税、沖縄新基地建設、原発再稼働など、世論調査では国民の過半数が安倍政権の主要政策に反対なのに、国会のなかの議席数が見合っていない最大の原因はここにあります。


「1票の格差」の解消のためにも、民意を正確に議席に反映させるためにも、比例代表中心の選挙制度もしくはかつての中選挙区制度に戻すなどの抜本的改革が必要です。そして政党・政治家が「身を切る」と言うのなら年間320億円の政党助成金こそ真っ先に廃止すべきです。

さつきが丘の朝市宣伝、児童福祉施設協議会の意見交換会に参加しました

今週から一気に冷え込みが厳しくなりました。朝の駅頭宣伝も万全の防寒装備でのぞんでいます。


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さつきが丘の朝市宣伝


今日はさつきが丘の朝市宣伝にも今年初めて参加。もりた真弓市議とともに戦争法廃止2000万署名への協力を呼びかけました。「国会前に行ったんだよ」という方も通りかかりましたが署名は「まだ」。もっと宣伝を強めないといけません。


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主催者あいさつを行う児童福祉施設協議会の友田直人会長


そして夜は千葉県児童福祉施設協議会の意見交換会(兼全国社会福祉協議会会長表彰、千葉県功労者表彰受賞者を祝う会)に参加しました。児童相談所や県・市の職員、児童養護施設をはじめとする県内の児童福祉施設関係者のみなさんが参加されていましたがとても勉強になりました。


「『施設の子たちが旅行だなんて贅沢だ』なんていう声もあるけど、心に深い傷を負っている子どもたちだからこそ、思い切り遊んだり好きなことをさせてあげるんだ。そのためにみんなでバザーをやったり一生懸命寄付金を集めたりしている。政治も子どもたちのためにということを第一に考えてほしい」というある施設の理事長さんの言葉には胸が熱くなりました。


つい最近も埼玉県狭山市で、虐待によって3歳の女の子が顔に火傷を負った末に死亡するという言葉にならないほどの痛ましい事件がありました。貧困や社会の歪みが最後にしわ寄せされるのが子どもたちです。ここにお金を惜しんでいてどうするのかというのは、この問題に携わるみなさんの共通の思いだと思います。千葉県議会では12月議会で「児童虐待防止対策の推進を求める決議」が全会一致で可決されています。掛け声で終わらせず、実効ある対策を行なうために力を尽くしたいと思います。

地方議員研修会に(一日目だけ)参加しました

昨日、今日と日本共産党千葉県委員会主催の地方議員研修会が行なわれました。


一日目は自治体分析ということで船橋市の岩井友子市議、長生村の関克也村議がそれぞれ報告しました。その後の県内各地からの発言も含めて財政分析の視点や国保問題など参考になることが多々ありました。


その後、浮揚幸裕県委員長から参議院選挙に向けての問題提起があり、千葉市のかばさわ洋平市議や野本信正市議団長らが発言しました。


予定があったため残念ながら二日目は参加できず。2月議会に向けての報告と討論を聞けませんでしたが、資料をよく読んで深めたいと思います。

千葉市成人式で新成人のみなさんをお祝いしました

今日は成人の日。全国で121万人、千葉市では9000人余りが新成人に。千葉市ポートアリーナで行われた成人式会場前で椎葉かずゆき参院比例候補、千葉市議団とともに新成人のみなさんにお祝いの宣伝を行ないました。


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成人式会場前で訴える椎葉かずゆき参院比例候補、千葉市議団と寺尾さとし

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シールアンケートで新成人のみなさんと対話しました

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シールアンケートの結果です


マイクで訴えながら「自衛隊が海外の戦争に参加することに賛成ですか?」というシールアンケートも実施。「よくわかりません…」と言う声もありましたが、はっきりと反対にシールを貼る人も意外と多かったのが印象的でした。「家の近くに自衛隊があるけど人殺しをするために訓練をしているわけではないと思う」「日本を守るのはいいけど海外で戦争するのはダメでしょ!」などなど、真面目な思いが聞けました。結果はご覧の通りです。


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市立新宿小学校4年生のみなさん

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新成人のお二人からの「二十歳の決意」


そのあと出席した式典では千葉ロッテマリーンズの鈴木大地選手らスポーツ選手からのビデオメッセージ、市立新宿小学校4年生のみなさんからの「2分の1成人からのお祝い」、新成人2人による「二十歳の決意」などが紹介されました。


若者の未来に戦争はいりません。同時に世界一高い学費やブラック企業、ブラックバイトなど若者を苦しめる実態のおおもとにあるいまの政治をいっしょに変えていきたいと思います。新成人のみなさん、あらためておめでとうございます。

「ミナちば」キックオフ・パーティーと国労ちば旗開きに参加しました

今日は午前中、朝日ヶ丘地域で訪問活動。そして午後は、安保関連法(戦争法)廃止と立憲主義の回復をめざして、野党に国政選挙での選挙協力を求める市民運動「ミナちば」(市民選対勝手連@ちば)のキックオフ・パーティーが開かれ参加してきました。


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最初に行なわれたのはワールドカフェという参加者が少人数に分かれてのグループディスカッション。私も「私たちが望む社会は?」というテーマでいっしょに交流。「宗教も人種も取っ払ってみんなが暮らせる社会にしたい」「原発と戦争はなくしたい。あまりにも不平等な社会を変えたい」など一人ひとりの真剣な思いに触れることができました。


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「ミナちば」ワールドカフェの様子


ワールドカフェのあとは参議院選挙の候補者である日本共産党の浅野ふみ子候補と民主党の小西ひろゆき参議院議員を交えてのトークセッションも行われましたが残念ながら途中で退席。この共同の力を生かして何としても戦争法廃止の国民連合政府を実現させたい。


その後は国労ちば(国鉄労働組合千葉地方本部)の新年旗開きに出席。ここでも一番の話題はやはり戦争法です。私も県内で進む戦争法具体化の動きとともに県議会での意見書提出など共同の取り組みが発展していることを報告しました。


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同時に労働者派遣法改悪、解雇の金銭的解決、残業代ゼロ法案など安倍政権の雇用破壊の動きを阻止しようという決意も語り合われました。JAL不当解雇裁判原告団のみなさんも連帯あいさつ。今年4月から契約社員制度を廃止し、すべての客室乗務員を正社員化することが決まるなど運動の前進面を報告しつつ、解雇撤回を求めて今年が節目の年になると訴えました。


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訴えるJAL原告団のみなさん


個人の尊厳を踏みにじる「アベ政治」を終わらせるためにさらに共同を大きく広げていきたいですね。

千葉市演説会は大成功、千葉市消防出初式と県医師会新年会にも参加しました

今日の日本共産党千葉市演説会はロビーまで人があふれる650人の参加で大成功でした!参加されたみなさん、本当にありがとうございました。


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演説会の最後は県議、市議もいっしょに会場の声援に応えました

冒頭、応援演説してくれたのは「安保関連法に反対するママの会@ちば」の中川明美さん、市立海浜病院元院長の廣瀬彰さん、大妻女子大名誉教授の池上幸江さんの3人。この間の情勢の変化を象徴する多彩な方々の挨拶に会場が大きく湧きました。


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3つのお願いを訴えました

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演説会後に中村きみえ市議、もりた真弓市議もいっしょに浅野、椎葉両候補、斉藤和子衆院議員と記念撮影


そして参議院選挙に挑戦する浅野ふみ子千葉選挙区候補、椎葉かずゆき参院比例候補、斉藤和子衆院議員と迫力ある圧巻の訴え。昨年のいっせい地方選挙で当選した私と千葉市議団も紹介され、私からは今日の演説会を機会に日本共産党の仲間に加わってほしいこととしんぶん赤旗の購読、募金の協力を訴えました。何としても2人の候補者を国会に送り、戦争法廃止をはじめ安倍政権の暴走をストップさせようという熱気が充満する素晴らしい演説会でした。


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千葉市消防出初式で披露された見事な梯子乗り

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千葉県医師会新年会で。壇上で紹介される各党の国会議員、左から2人目が斉藤和子衆院議員。


午前中は千葉市消防出初式へ。さらに演説会後は千葉県医師会の新年会に斉藤衆院議員、県議団とも合流して参加しました。県医師会の田畑陽一郎会長は「丙申(ひのえさる)の年は革命の年です!」と一瞬びっくりするような挨拶をされていました。意味するところは違うのかもしれませんが、まさしく政治を根本から転換する「革命的な」年にしようとあらためて決意した日でした。

沖縄・普天間基地に配備されているオスプレイの重大事故発生率が急増-沖縄にも千葉県にもいりません!

沖縄・普天間基地に配備されているオスプレイの重大事故の発生率が配備後2倍に急増しているといいます。「飛行時間が増えるにしたがって事故率は下がる」と説明してきた日本政府の説明が事実とまったく違うことが明らかになりました。

 

このオスプレイが定期整備で千葉県の木更津駐屯地に飛来するのですから本当に心配です。やっぱり沖縄にも木更津にもオスプレイはいりません!




琉球新報の記事より


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米海兵隊が2012年10月に普天間飛行場に配備した垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、10万飛行時間当たりの重大(クラスA)事故の発生率が、配備された時点の1・93件から、15年12月時点で3・69件と約2倍に増加していることが分かった。琉球新報の取材に米海兵隊が明らかにした。日本政府などは事故率について「一般に飛行時間の増加に伴い低減する」などと説明してきたが、実際は普天間への配備後3年が過ぎた段階でも上昇傾向となっている。

米ハワイ州オアフ島での墜落事故翌日に普天間飛行場を離陸するMV22オスプレイの同型機=2015年5月19日

 米海兵隊によると、今回明らかにした15年12月末の数値は、10米会計年度(09年10月~10年9月)以降、15年12月までの統計。オスプレイの総飛行時間は21万4千時間に達している。
 航空機の事故発生率の数値は一般的に、開発や導入の初期段階に多く、改善を経た運用の安定に伴って減少し、機体の老朽化で再び増加に転じる「バスタブ型」を示すと言われている。
 オスプレイの運用に関しては、11年2月、事故率を比較するための飛行時間の指標とされる10万時間を突破した。開発段階も含む1999~11米会計年度の10万時間当たりのクラスA事故発生率は3・99件だった。
 普天間配備について米側が正式に公表した11年6月段階で、米側はオスプレイのクラスA事故率は10万飛行時間当たり1・28件で、当時の海兵隊平均の2・46件を大きく下回っているとして、「最も安全な航空機の一つ」などと強調していた。
 日本政府が「最新の数値」として公表していた14年9月段階のクラスA事故率は2・12で、配備当初よりも増えていた。その後も14年10月にアラビア湾、15年5月にハワイ、15年12月にカリフォルニア沖でクラスA事故が発生し、15年末段階で10万飛行時間当たりのクラスA事故率は3・69件に達した。
 米海兵隊は琉球新報の取材に「(実戦配備の)07年以降、MV22は極めて厳しい状況下で幅広い任務に投入されてきた」とした上で、オスプレイの事故率は「他の海兵隊航空機と比べても同程度だ」と強調した。(島袋良太)

戦争法廃止の2000万人署名宣伝、積極的に呼びかけを広げて

今年最初の木曜日、恒例の花見川区革新懇の戦争法廃止署名宣伝です。もりた真弓市議らとともにJR新検見川駅で取り組みました。


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北朝鮮の核実験を批判しつつ、戦争法の差し迫った危険は南スーダンでの駆けつけ警護とシリア、イラクへの空爆に加担することだと訴えました。


今日は「署名に応じてくださった方はぜひまわりにも広げてください」と意識して呼びかけました。


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若いカップルが立ち止まり、最初は「チラシを見て考えます」と話していましたが、「罪のない民間人を傷つけるシリアへの空爆に加担することになる。こんなこと絶対に許せないよね」と訴えると「それはおかしい」と署名してくれました。


さらに「まわりにもぜひ広げて。来週も同じ時間にやってるから持ってきてもらえない?」と話すと、女性は「家族もみんなやってくれると思う。来週また持ってきたらいいですか?」と署名用紙を持ち帰ってくれました。


2000万人署名の目標達成のために積極的に呼びかけを進めたいですね。うれしい対話でした。

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