今日は京成八千代台駅でもりた真弓市議と朝宣伝を行った後、東京地裁へ。平松健二さんの不当解雇撤回裁判は今回が第11回目の弁論期日です。平松さんを支援する会のみなさんや東京地評・公務公共一般労組の齋藤委員長とともに傍聴支援に駆けつけました。


今回もいくつかの論点について双方の準備書面に基づくやりとりがありました。業務記録についての社内入力システム(マックス)について、会社側は「平松さんが何度も指導されていたのに改善しなかった」と主張しますがこちらが他の社員の入力記録を出してほしいと求めても提出しないの一点張り。実際には平松さんよりももっと簡単な入力をしていた社員もおり、平松さんだけに執拗に指導すること自体が異常です。「他の社員の入力記録も見ているのか」と代理人弁護士に聞くと「全員のものは見ていない」と認めました。


また降格に伴う給与減額も「代理店サポート支社への異動によって責任や役割が変わったから」と正当化しますが、規準が明確でなく平松さんによれば異動した人でも降格しなかった人もいます。「代理店サポート支社に異動した人はすべて降格しているのか」と聞くと「会社に確認していない」と認めました。これもやはり平松さんを追い込むための狙い打ちです。


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裁判傍聴支援に駆けつけたみなさんと平松さん


不当解雇を正当化するために無理な理屈を重ね、事実を逆さまに描くことは二重三重に許されません。終了後、いつものように地裁前で記念撮影をしていると「いっしょに写ってもいいですか?何の裁判ですか?」と二人組の女性に声をかけられました。聞けばその方も働いていた企業から雇い止めを受け、撤回を求めて裁判をたたかっている方(とその支援者の方)でした。二人とも「ぜひがんばってください。私たちも支援したいです」と話し、なんとその場で支援する会にも入会してくれました。こんなこともあるのかとびっくりしつつ、やはりこのたたかいは平松さん一人のたたかいではないことを実感しました。次回弁論期日は10月27日(水)の午前11時30分から。ぜひさらなるご支援をお願いいたします。


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作新台で

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アナウンサーとして奮闘していただいたSさん、Yさんと


午後は花見川区に戻って宣伝カーに乗り込み、作新台や柏井で訴え。地元の長作支部から先日アナウンサー学校に参加したばかりのSさん、Yさんがさっそく乗ってくれました。働く人の権利が守られる社会をつくるためにも総選挙で政権交代が必要です。