ついに最悪の事態に。
政府は東京都に対して7月12日から8月22日までを期間とする4度目の緊急事態宣言を決定。沖縄県で出されている宣言と千葉、埼玉、神奈川、大阪に適用されている「まん延防止等重点措置」も同じく8月22日まで延長されることになりました。
それでも五輪開催の方針だけは変わらず、「緊急事態宣言下の五輪」が現実のものになろうとしています。菅首相の記者会見では「(国内最大級の音楽フェス)ロック・イン・ジャパン・フェスティバルが開催中止となり、イベントや文化祭、修学旅行など学校行事の中止も多くなると思う。なぜ五輪だけが許されるのか」という質問が投げかけられましたが、首相はまったく答えることができませんでした。
菅政権が新型コロナ対策で打つべき手立てを取らず、五輪開催に固執し続けていることがいまの事態を招いている最大の要因であることは明らかです。この政権に国民の命と健康をこれ以上預けられません。