開会あいさつにたった小松実会長は国民投票法改定案や土地利用規制法案など菅政権のもとで進む戦争する国づくりに向けた危険な動きを告発する一方で、入管法改定案を世論と運動の力で事実上の廃案に追い込んだことを確信に運動をさらに発展させる重要性を訴えました。
県本部にとってもこの間重要な前進がありました。一つは映画「わが青春つきるとも―伊藤千代子の生涯」の主演女優が決まり、千葉県でも6月7日に上映実行委員会が立ち上がることです。主役の伊藤千代子を演じる井上百合子さんは千葉県在住、原作者の藤田廣登さんも千葉県在住であり上映成功のために千葉県はとりわけ大きな役割を果たさなければなりません。もう一つは組織と財政の前進です。5月1日時点で県本部の現勢は431名となり過去最高を更新、その後の拡大も含めて目標の450名まであと一歩となっています。この間千葉県の弾圧犠牲者名簿の作成が進められ、貴重な資料も発掘されているということ。来年度までに500名の県本部を達成しようと呼び掛けました。
来賓として国民救援会千葉県本部の鷲尾会長、共産党県委員会の大西書記長があいさつ。中央本部の増本会長のメッセージが紹介され、小松敦事務局長の議案提案を受けて討論。藤田廣登さん、玉川寛治さん、女性部の美勢麻里さんの発言のあとに私も千葉市支部を代表して発言しました。
千葉市支部は毎月開いてきた役員会を力にそれぞれが自主的に役割を担い、組織的にも前進を勝ち取り過去最高の峰で県本部総会を迎えることができました。とりわけ躍進期間が呼びかけられた4月以降11人を拡大してきました。若者といっしょに取り組める運動をつくり、さらに前進を図る決意を表明しました。
裁判は第9回弁論期日が終わり、裁判所から和解の提案も出されていますが、平松さんは「メットライフのホームページには自由で民主的な社内の雰囲気をアピールするような動画が公開されているが、現実には自分のように突然解雇を言い渡されたり減給・降格処分を受けている人がいる。メットライフをまともないい会社にするためにもいま働いている人も少しでも声をあげてほしい」と訴えました。
JAL争議団のみなさんをはじめ、多くのみなさんがメットライフ前に駆けつけてくださったことにも励まされました。今日は今後の運動についての大きなヒントも得ることができました。雨のなか参加されたみなさん、ありがとうございました。