何とか雨が上がった土曜日。午前中に長作地域で訪問活動を行った後、お昼からは初めて若葉区千城台公園で開かれた「第1回若葉食材もってけ市」(民青同盟中部地区主催)に駆けつけました。千葉市内で4ヶ所目のもってけ市です。


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千城台公園で行われた若葉食材もってけ市


若葉区には母校である東京情報大学と植草学園大学があります。自分自身も千城台で一人暮らしをしていただけに思い入れがあるところです。初開催でどれくらいの学生が来るのか不安もありましたが、午後1時の開始から次々と学生が訪れ、地域から寄せられたレタスや玉ねぎなど新鮮な野菜、お米、パスタ、カップ麺、レトルト食品を受け取っていきました。


今回は地元若葉区のみなさんから本当に大きな支援が寄せられました。テントも普段使っているものに加えて大きなテントが用意され、20人を超えるスタッフも配置。さらに若葉区都賀で子ども食堂を運営している一般社団法人・マザーズコンフォートのみなさんもボランティアの学生とともに参加してくれました。子ども食堂とともに予期せぬ妊娠など若い女性の相談に応じており、連携して対話を進めました。


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「こうしたイベントは初めてで面白そうだったので参加しました」という学生も


利用した学生からは「飲食店の時短要請でバイト代が減った」などこの間共通して寄せられている声とともに、「2年になってもまだオンライン授業で友だちが一人もできない」という切実な声もありました。


植草学園大学では学内にチラシを掲示してくれたり、在学生に案内メールを流してくれるなど大学としても協力してくれました。来場者は2時間で27人でした。初回としてはまずまずでしょうか。


「発達支援教育に携わりたい」「音楽療法を学びたい」「今度はボランティアとして参加したい」など困難ななかでも学生のみなさんの前向きで真剣な思いに触れ、あらためて学びが保障される社会をつくらなければと実感しました。若葉区でも引き続き取り組まれます。ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。