さらに100歳を迎えた治安維持法犠牲者・北海道「生活図画事件」の菱谷良一さんからも「生きている限り治安維持法の真相を語り抜く」とビデオメッセージが寄せられました。
昼食後に班ごとに分かれて行われた請願行動では10人の議員を訪問。残念ながら本人には会えなかったもののあらかじめ手紙を送っておいたこともあり、昨年も紹介議員になってくれた方など快く応じてくれました。各議員に贈呈した「治安維持法と現代」誌には昨年の紹介議員がすべて顔写真つきで掲載されています。これも効果抜群でした。デジタル関連法案や土地利用規制法案など監視社会化を推し進めようという菅政権に対して国賠同盟の運動の意義も高まっています。引き続き運動の発展を目指します。
その後、すぐ近くの東京地裁へ。メットライフ生命の不当解雇撤回を求める平松健二さんの第9回弁論期日です。地元の平松さんを支援する会、「NPO労働者を守る会」、東京公務公共一般労働組合など15人のみなさんが傍聴支援に駆けつけました。私は間に合いませんでしたが今日も地裁前でチラシ配布宣伝を行いました。
裁判は開廷後、準備書面についての簡単なやりとりがあった後すぐに裁判所からの和解の提案について原告、被告双方からの聞き取りに入りました。聞き取りは狭い別室で順番に行われたため傍聴者は入れず。控室で待っていただくことになりました。
次回裁判(第10回弁論期日)は7月7日の予定です。ぜひ大きなご支援をお願いいたします。