新日本婦人の会のFさんが訴えたあとにマイクを握った大野たかし市長候補は、「病気になった子どもからお金を奪い取る子ども医療費の薬局窓口負担は絶対に許さない。コロナから命とくらしを守る政治に転換できるのは自分だけ」と力を込めました。
かなみつ理恵知事候補は武器見本市やオスプレイにきっぱりと反対できない知事ではダメだと呼びかけ、平和を願う一票を私にと訴えました。さらに若者の5人に1人が経済的理由で生理用品を買うことができないという調査結果をあげ、「ここまで日本の格差と貧困が進んだのは政治の責任。まずは学校に無料で生理用品を配布できるようにする」と若者の声から生まれた新たな政策を打ち出しました。
2人の候補の訴えを受けて田村智子副委員長は、「コロナ対策に全力をあげるうえでは検査と医療と補償が決定的。80代以上の感染者が減らないのは夜間に外出しているからではない。福祉施設でのクラスターが要因。定期・頻回の社会的検査で感染を抑え込むしかない」とずばり。医療機関への減収補填も「意味がわからない」と言い放つ菅政権に「それなら辞めていただきたい」と怒りを込めました。
「真ん中世代」党員交流会を経て午後4時10分からは花見川区・新検見川駅南口で両候補を迎えての演説会が開かれました。地元の中村きみえ市議が司会を務め、民青の関穂波地区委員長、千葉県民医連の加藤久美さんが訴え。大野さんは千葉市が8億円かけて輸入した白い砂の写真を示し、「市民の税金は大型開発ではなく市民のために」と、かなみつさんは「花見川区の上空をオスプレイが飛ぶことは許さない」と気迫を込めて訴えました。
駅前は150人を超える方が密を避けながら集まりました。残り一週間、訴えを広げ切れば展望が開けます。ぜひかなみつさん、大野さんを押し上げてください。