今朝の幕張駅宣伝は開始10分ほどで雨が降り始め、屋根もないためやむなく中止に。こんな日もあります。


その後は市議会に向かい、「あたらしい千葉みんなの会」のみなさん、中村きみえ市議、もりた真弓市議ら千葉市議団とともに千葉市病院局との懇談にのぞみました。


8月に策定された「千葉市立病院再整備基本構想」では、市立海浜病院に代わる新病院を幕張新都心・若葉住宅地区に建設することが決まりました。


今後、新病院の基本計画、基本設計の策定に進んでいきますが、このたび基本計画策定支援と基本設計の業務委託を行う事業者が選定され、提案書の内容が公表されました。提案書の内容がすべて採用されるとは限りませんが、基本計画に大きな影響を与えることは明らかです。


懇談のなかで参加者から出された主な質問と答えは以下の通りです。


Q.事業者の選定を受けて今後どのように進めていくのか。基本構想では経営形態の見直しにも言及しているが、国立病院でも独法化のもとで利益優先となり医療事後が増える傾向にある。経営形態は現状を維持すべきだと思うがどうか。
A.通常は基本計画に1年、基本設計に1年かかるが、今回は同時に並行して進め、あわせて1年で行う(来年9月末まで)。また病院局のもとにワーキンググループを設置し、事業者(コンサル)と計画の内容を詰めていく。経営形態については短期的にどうするかは考えていない。ただし開院後、どうしても見直しを検討しなければならない場面は出てくると思う。


Q.総事業費が決まるのはいつ頃か。また国からの交付税措置はどうなるか。
A.基本設計で概算を出し、実施設計でさらに詰めていく。現時点では概算で257億円としているが変わっていくと思う。交付税については国の方針で「再編・ネットワーク化」を伴う建て替えの場合は措置率が引き上げられるが、今回は適用が難しいのではないか。


Q.診療科目の内容はどうなるか。整形外科の拡充や認知症対応など求められるがどうか。
A.基本的には現行の診療科目を維持するが、それ以上は周辺の医療機関や関係者などと調整していくので現時点では何とも言えない。基本計画で確定していくが医師確保の問題もあり、その都度詰めていくことになる。


Q.青葉病院の40床の削減とその後の活用策はどうなるか。
A.新病院の基本計画の策定と並行して進めていくが現時点ではまだ検討していない。県とも調整して進めていく。


Q.バス路線など交通アクセスはどうなるか。現在利用している人が不便になることに特別の手立てが必要ではないか。
A.交通政策課とともにバス会社に働き掛けていくが、(総武線の)新検見川と幕張、(京葉線の)検見川浜と海浜幕張の4駅からのアクセスは確保したい。現在利用している人が不便にならないようにデータ等も示していきたいが市としての特別の手立ては考えていない。


懇談内容は多岐に渡り、最後は時間が足りなくなるほどでした。参加者から「駐車場は無料を維持してほしい」という声も出されましたが、事業者の提案書には「事業費の縮減に向けた民間活用の検討」という項目があり、「サービス利用者から料金収入を得ることが代表的なスキームになる」として①敷地内薬局、②駐車場整備と運営、③エネルギーサービス供給設備(ESP事業)の3つが挙げられています。駐車場の有料化など患者・利用者の負担増にならないように注意する必要があります。


いずれにしても今後、新病院の形が具体的に明らかになるなかで市民から様々な意見や要望が出されるはずです。それらをどう計画に反映させるのかが重要であり、内部の検討だけで進めることは認められません。私たちもあらためて要望を届けたいと思います。


11月21日には市立病院の経営形態について考える学習会も行われる予定です。詳細はあらためてお知らせします。ぜひご参加ください。


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