千葉市革新懇の代表世話人である渡会久実弁護士の開会あいさつに続いて、さっそく講師の小泉親司さん(日本共産党基地問題対策責任者・元参院議員)がお話ししました。冒頭、安保破棄中央実行委員会が作成したオスプレイの危険性について訴えるDVDも放映され、これはとてもわかりやすかったです。
かつて海上自衛隊も1990年代に海上救難艇の後継機としてオスプレイを採用しようとしたものの、強烈な下降気流のためとても救難には使えないと断念していたことも示されました。災害救助に役立たないことはこの時からわかっていたことでした。
オスプレイの任務は佐世保に配備された「日本版海兵隊」・水陸機動団と連携し、南西諸島などの「島しょ防衛」に当たることですが、本質は米軍と一体になって世界中の紛争地に殴り込みをかけていくための軍用機です。危険なヘリボーン訓練(上陸作戦のための兵員輸送訓練)やパラシュート降下訓練など、米軍と一体となった訓練が次々と行われようとしています。
最後に花見川区革新懇世話人でもある私も行動提起を含めたあいさつ。オスプレイは千葉市内でも花見川区だけでなく市内全域を飛ぶ可能性があることを千葉県の質問への防衛省の回答から示すとともに、学習会や宣伝・対話、署名の取り組みを大きく広げ配備撤回を勝ち取ること、総選挙で安倍軍拡政治・戦争する国づくりを終わらせようと訴えました。
午前中は中村きみえ市議とともに宣伝カーで訴えました。事前に告知していたこともあり、雨が降りしきるなか各宣伝場所に多くの方が集まってくれました。心より感謝です。先日お話しした朝日ヶ丘の方もスーパー前に来て下さり、その後支部長さんに日本共産党への入党申込書を届けてくれました。なんとも素晴らしい一日となりました。