今日からお盆休みという人もいるかと思いますが、感染急拡大に歯止めがかからない状況ではどんな過ごし方をしても不安や悩みは避けられません。責めるべきは個人ではなく国民の命を守るためのまともな対策をしない政府でしょう。


昼間は花園、長作地域での訪問活動や青年支部の会議、そして夜は幕張メッセでの武器見本市に反対する会のミーティングに参加しました。


来年5月に開催が予定されているDSEI JAPAN 2021 について、この間「会」として㈱幕張メッセに情報公開請求をしたものの、出された資料はほとんどが黒塗り。主催者自身が発表している日程すらも公開しないとは意味がわかりません。


会議では2014年の武器輸出三原則の改悪後、初めて三菱電機がフィリピンに防空レーダーを輸出したことや、イージスアショアの配備断念を受けて浮上している「敵基地攻撃能力の保有」論の危険性も報告されました。


中国や北朝鮮の脅威を理由にもっともらしく「敵基地攻撃能力」を持たなければならないという論調も振りまかれていますが、新型コロナを抑え込むためにかつてなく国際協調が求められているもとでそうした流れに逆行し、より緊張を高めることにしかならないのは明らかです。何よりも日本の憲法のもとで許されるはずがありません。


中国などの暴挙に対しても、必要なことは「平和と民主主義、人権を守れ」という国際的な世論を背景にした道理ある主張です。日本がどんな役割を果たさなければならないのかは明らかではないでしょうか。


武器見本市出展企業へのはたらきかけや議会への要請行動など引き続き様々な取り組みも具体化していきます。ぜひ力をあわせましょう。