「憲法・地方自治を暮らしに生かし、一人ひとりが大切にされる地域に」をテーマに行われた第46回千葉県自治体学校。お昼からでしたが参加しました。


4つあるうち参加したのは、「地域医療を守り発展させよう」という医療・福祉の分科会。午前中には地域医療と公立病院を守る県民連絡会の長平さんや千葉市立病院を含めて各地の報告がされていました。


午後は匝瑳市民病院についての報告や、千葉民医連の岩谷さんによる介護保険制度の講演、千葉県社保協の藤田さんによる国民健康保険の報告と続きました。それぞれとても勉強になりました。


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分科会で介護保険の新たな改悪について報告する岩谷さん

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国保について報告する藤田さん


とくに介護保険の新たな改悪は問題です。1号保険料の軽減については消費税増税と引き換えに多少拡充されるものの、施設入居者の食費・居住費の助成(補足給付)については、第3段階(世帯全体が住民税非課税かつ本人年金収入80万円超)をさらに2段階に分け、年金収入120万円超の第3段階②では一カ月当たりの負担が2.2万円も増えることになります。


また補足給付の対象自体も前回の改悪で「単身者で1000万円以上の資産(預貯金)がある場合」は対象外とされましたが、今回はさらに所得に応じて段階を分け、第3段階②では「500万円」以上の資産(預貯金)があれば対象外にしようとしています。


高額介護サービス費の自己負担限度額の引き上げとあわせて、とにかく手当たり次第の大改悪です。いったい何のための消費税増税だったのか。


一方で深刻な介護人材不足に対するまともな手立てはありません。人生100年時代に備えて高齢でもなるべく介護を受けず働き続けてほしいというばかりです。


「全世代型社会保障」の名で、あらゆる分野で社会保障を削る安倍政権の政策にあらためて怒り心頭です。公立病院を守る運動、国保料の引き下げや減免制度の拡充を求める運動がそれぞれ連携し、医療・福祉の充実を図る必要があります。今後の運動の力にしていきたいと思います。関係者のみなさん、ありがとうございました。