今日は地元の花園支部の支部会議と新年会にお邪魔しました。党旗びらきの感想を出しあったり、新年会では楽しいクイズや歌、詩吟を披露する方も。


その会議中に大きなニュースが飛び込んできました。


千葉市の熊谷市長が記者会見を行い、カジノ・IRの誘致を断念するというのです。カジノ誘致について一貫して反対してきた日本共産党千葉市議団は声明を発表しましたが、市議会でもカジノ賛成派が多数を占めるなか誘致断念を表明したことは大きな成果です。


市長は記者会見で「昨年の災害の影響もあり、今回のスケジュール案では、関係者との調整や法に定める手続きに十分な時間をとることができないものと判断」したと述べています。


しかしこの理由には疑問符がつきます。市長はわざわざ12月の市議会で「幕張新都心でのIRが十分に成立しうる」と表明し、速やかに誘致について検討していくと述べていました。


国から認定申請期間に関するスケジュール案が示されたのが11月19日。12月の議会の時点ですでにわかっていたことでした。台風・災害の影響についても然りです。


それがなぜここにきて国のスケジュールや災害の影響を理由にするのか。カジノ汚職が底なしの様相を呈し、国民世論の批判に追い詰められた結果ではないのか。


市長は一方で、今後も「IRも含めた有効な戦略について研究していきたい」と述べています。将来に渡って千葉市にカジノを誘致させないために今後も運動を進める必要があります。「日本のどこにもカジノはいらない」という声を引き続き広げます。