11月18日から20日まで幕張メッセで行われる武器見本市「DSEI JAPAN 2019」。


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今日は「安保関連法に反対するママの会@ちば」「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」のみなさん、丸山慎一前県議、浅野ふみ子県副委員長とともに幕張メッセを武器見本市に貸し出さないよう求める署名提出行動に参加しました。


署名数の累計は22114筆となりました。知事あての抗議ハガキも200通を超えて送られています。しっかりと受け止めていただきたいと思います。


署名提出とあわせて重大な問題を確認しました。6月に行われた武器見本市「マストアジア」には県職員も視察し復命書(報告書)が出されています。ところが復命書には重大な「事実誤認」がありました。


復命書では「オープニングセレモニーにおけるペットボトル投げつけ事案が発生したことにより、主催者において受付の管理体制を変更」と書かれていますが、実際にはオープニングセレモニーの前に主催者による入場拒否が起こっていました。私自身、事前登録をしていたにも関わらず一度発行された入場パスを取り上げられて入場することができませんでした。


県は「受付で入場トラブルがあったことは認識している。次回こうしたイベントがあった際は対策を講じるように要請する」と答えましたが、トラブルが起きた要因は利用者ではなく主催者自身による恣意的な入場拒否です。やりとりの末に県は「㈱幕張メッセにあらためて確認する」と述べました。


千葉市の渡辺忍市議の入場パスを主催者である白人男性が引きちぎった事件についても、県は渡辺市議自身から話を聞いたものの主催者にあらためて確認することはしていませんでした。


主催者が県や㈱幕張メッセにまともな報告もせず、自分たちに都合の悪い勢力を排除しようという姿勢をとっていたことは明らかです。これでまともな主催者と言えるでしょうか。これだけでもメッセを貸し出すべきではありません。


DSEIには国際人道法に照らしても許されない企業が参加します。「基本的には主催者の判断」などと逃げるのではなく、いまからでも出展企業を精査し問題があれば貸し出しをやめるべきです。世論と運動の力で追い詰めていきたいと思います。