台風15号による大規模停電が長く続いていますが、千葉市花見川区ではさつきが丘、こてはし台などが今日ようやく復旧し、ほぼ解消されました。


しかし県内ではいまなお17万世帯以上で停電が続き、君津市では停電中の特養ホームに入居する82歳の女性が熱中症で亡くなるという痛恨の事態が起きました。千葉市内でも若葉区、緑区ではあわせて14000軒以上で停電となっています。


東京電力は全面復旧は2週間以内を要すると発表しました。すでに限界をとうに超えているのにどうしろというのでしょうか。命を守るためのあらゆる手だてを尽くす必要があります。党中部地区委員会でも台風被害対策本部を設置し、千葉市、市原市の被害の実態把握や支援を強めています。


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もりた市議と行ったさつきが丘の朝市宣伝

もりた情報提供チラシ
もりた市議が作成した情報提供チラシ


昨晩ようやく復旧したさつきが丘の朝市宣伝では、「台風で駐車場の屋根が飛んでしまった。行政の支援がないか」など新たな要望が寄せられました。夜のうちに電気が復旧したためもりた真弓市議が作成した情報提供のチラシは必要なくなりましたが、停電が続く地域ではこうした情報が何よりも求められています。


昨日に続いて宣伝カーを走らせたこてはし台では午後1時頃にようやく復旧しました。商店街の花屋さんは「停電中にたくさんの花が枯れてしまって廃棄せざるを得なかった。ようやく電気が戻ったけど行政はあまりにも対応が遅すぎる。県も市町村に職員を派遣していなかったというし、被害を軽く見ているとしか思えない」と怒りを露わにしていました。住民のみなさんからは安堵とともに疲労がにじみ、「台風でこれでは巨大地震が来たらどうなるのか」と不安も話していました。


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こてはし台の電線に引っかかっていた木は伐採され、通行止めも解除されていました


昨日東電職員を案内した木が電線に引っかかっている現場は伐採されていてよかった。作業員のみなさんの素早い対応に感謝です。


宇那谷地域では電柱が折れて住宅の屋根をつぶしていたり、工事の足場が100メートル以上も飛んで被害をもたらしていたなど新たな事実もわかりました。引き続き寄せられる要望に応えていきたいと思います。