夜は日本共産党創立97周年記念講演会。千葉市文化センターでは講演会が行われた東京・中野ゼロホールとライブ中継で結んで同時視聴会が行われました。


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開始前には参議院選挙で比例候補として奮闘したしいばかずゆき県副委員長もご挨拶。「活動地域である南関東ブロック3県(神奈川、山梨、千葉)では2017年総選挙に比べて約47000票増やし、全国で8万票増やしたうちの半分以上を占めた」と確信を語り、日本共産党とともに社会を変える生き方をと呼びかけました。


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挨拶するしいばかずゆき県副委員長


記念講演会ではまず初当選を果たした伊藤岳さんなど新参議院議員が挨拶。その後志位委員長が「共闘の4年間と野党連合政権への道」と題して講演しました。


志位さんは、今回の参議院選挙で最も重要な結果である「改憲勢力3分の2割れ」をもたらすうえで市民と野党の共闘が決定的な役割を果たしたことを強調しました。


安倍首相は行く先々で野党共闘への攻撃を続けましたが、公示後に安倍首相が応援に入った11選挙区のうち7選挙区で野党が勝利、うち2回応援に入った8選挙区では6選挙区で野党が勝利、安倍首相の演説会数が最も多かった上位3県(新潟、宮城、滋賀)ではすべて野党が勝利と安倍首相が応援に入るほど野党が勝ったという事実は痛快でした。


この4年間、2016年参院選、2017年総選挙、今回の参院選と共闘の力で3回の国政選挙をたたかいましたが、それぞれに大事な節目があり、その時々に日本共産党が共闘を守るために決断してきたことがすべてその後につながる重要な意義があったことが示されました。あらためてよくこの道に踏み出したものだと思いました。


今後はいよいよ野党連合政権に向けた野党間の協議が最大の課題になります。低投票率を打開するためにも政治を変える「本気度」が伝わってこそという指摘はもっともです。


日本共産党がこの道を揺るがず貫けるのも綱領の立場があるからこそ。かつてない新しい探求の道、世界でもユニークな探求の道をともに進もうという志位さんの呼びかけに深くうなずきました。ともにこの道を歩む仲間を大きく広げたいと思います。


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挨拶する浅野ふみ子県副委員長


終了後には浅野ふみ子千葉選挙区候補・県副委員長も挨拶。政治を変えていく新たな決意を語る浅野さんにあたたかい拍手が送られました。


記念講演は日本共産党ホームページやYouTubeでも視聴できます。それなりの長さはありますが、ぜひご覧いただきたいと思います。