この間大きな問題になってきた千葉市・幕張メッセでの「武器見本市」の開催。今日は今年6月に行われた「MastASIA(マストアジア)2019」と11月に行われる予定の「DSEIJAPAN」を外務省・経産省が後援しているということで両省から聞き取りを行いました。


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はたの君枝衆院議員、斉藤和子前衆院議員、参議院選挙で奮闘したしいばかずゆき、浅野ふみ子両候補、丸山慎一前県議、安保関連法に反対するママの会@ちばの金光りえさんなどが同席しました。


両省が後援を出した経緯としては一般的な説明であり、「国際紛争を解決する手段としては武力による威嚇または武力の行使は永久にこれを放棄する」という憲法9条との関係でこれらのイベントへの後援の是非を真剣に検討した形跡はありませんでした。


「法に反するような事態があれば後援ができないことは当然」といいながら、外務省はイベントそのものに参加はしておらず、「マストアジア」で不当に入場を拒否されたことや、公人である市議会議員の入場パスがスタッフによって無理やり取り上げられ破り捨てられたことも知りませんでした。


経産省では「製造産業局航空機武器宇宙産業課」の方が対応しました。「国内産業・鉱工業の振興という行政目的に沿っていれば後援している」と話しますが、こちらは職員が現地に行ったと言いますがどの国のどんな企業がどんなものを出展しているかもまともにつかんでおらず、イベントそのものの全体的な性格についてもまるで無関心という姿勢でした。


様々な問題点を指摘しましたが、憲法9条を持つ日本で県有施設を使って行うイベントとして本当にふさわしいのか、真剣に受け止めてもらわないといけません。11月のDSEIJAPANはマストアジアよりもさらに規模の大きな武器見本市と言われています。県民のみなさんに広く知らせ、今からでも中止をさせたいと思います。関係者のみなさんにはお世話になりました。ありがとうございました。