2月定例千葉県議会本会議3日目。日本共産党から松戸市選出の三輪由美議員が代表質問に登壇しました。


DSC_0031
DSC_0033


取り上げたテーマは消費税増税についての知事の政治姿勢、新年度予算の組み換え提案について、野田市児童虐待死亡事件について、第二湾岸道路など公共事業のあり方について、働き方改革について、国民健康保険について、地域交通についてなど多岐に渡りますが、とりわけ知事のひどい姿勢が表れたのは消費税についてです。


毎月勤労統計の不正・ねつ造など増税の前提が失われ、経済界や企業、業界団体など立場の違いを超えて増税中止、ポイント還元など「景気対策」の見直しを求める声が上がっているにも関わらず、森田知事は「消費税は国民が受益する社会保障のために国民全体で広く負担するもの」「社会保障の安定的財源として充実させることがふさわしい」と12月議会とまったく同じ答弁を繰り返しました。


全国でもここまで消費税増税を露骨に支持する知事がいるでしょうか。「増税については国において十分に議論したもの」とも言いましたが、三輪さんが「客が逃げてしまうので10%になっても料金は上げられない」という声を紹介したように、足元の県民や中小業者からの声にこそ耳を傾けるべきです。あまりにも国いいなりの姿をさらけ出しました。


野田市の児童虐待死亡事件では、「今回の事件を重く受け止め、二度と起こさないよう再発防止に努める」と繰り返しましたが、過去の事例の教訓や児童虐待対応マニュアルが生かされていなかったことなど具体的な検証についてはすべて「第三者検証委員会で検証する」と県独自の検証に背を向けました。


三輪さんが問題にしたのは児童相談所など現場の対応とともにその根本にある県の姿勢です。野田市を所管する柏児相の虐待相談件数は1988件(2016年度)と10年間で約7倍に急増し、児童福祉司一人あたりの担当ケース数も15件から62件へ4倍になりました。定員25人の一時保護所も常にいっぱいで日常的に定員をオーバーしていました。三輪さんは「そもそも千葉市を除いて県内に6つしか児相がないのは少なすぎる」という現場の声を紹介しました。


全国で130万人以上の人口を抱える児相は7つしかありません。そのうちの3つが千葉県に集中しています(中央、市川、柏)。柏児相の所管である県内3位の人口を擁する松戸市では、9年前に市議会で松戸市への児相設置を求める意見書が全会一致で採択されていました。ところが県はその意見書を放置し続けてきたのです。これでは現場の職員のがんばりは報われません。


全国4位の財政力がありながら児童福祉費の予算は44位。巨大開発優先の県政から今こそ転換を図るときです。


IMG_7039


夜は朝と同じく幕張本郷駅で中村きみえ市議などと駅頭宣伝。海浜病院の存続を求める署名には相変わらず多くの方の関心が寄せられました。