今日から12月。とても12月とは思えない暖かさのなか午前中は花園地域で訪問活動を行い、午後は「75歳以上の医療費窓口負担原則2割化に反対する集会」に参加しました。


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「75歳以上の医療費窓口負担原則2割化に反対する集会」で報告する岩崎勇さん


安倍政権が進める社会保障削減路線の一つとして、後期高齢者医療制度の窓口負担を現行の1割から2割へと引き上げる動きが検討されています。この間保険料も制度開始時から約2倍に引き上げられ大変な負担になっているにもかかわらず、今度は医療機関の窓口で払う自己負担を一気に2倍に引き上げようというのですからとんでもないことです。


集会ではまず年金者組合千葉県本部の岩崎勇さんが報告。「現代の姥捨て山」と怒りが湧きおこった2008年の制度開始以来の流れを振り返り、年金削減とあわせていかにお年寄りを痛めつける政治が進められてきたかを告発しました。


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千葉県保険医協会の武田浩一さん


さらに千葉県保険医協会副会長の武田浩一医師が全国保険医団体連合会として行った「受診実態調査」について報告。いまでも経済的理由による治療中断が4割に上り(医科診療所35%、歯科診療所51.5%)、「医療費負担を理由に検査や治療、投薬を断られたことがあったか」という問いにも42.5%が「あった」と回答(医科47.1%、歯科35.2%)しました。


すでにこの間、「70歳以上の患者負担限度額引き上げ」「65歳以上の療養病床の居住費負担引き上げ」「介護保険利用料や高額介護サービス費の引き上げ」など高齢者負担増が押し付けられています。そのうえ75歳以上の窓口負担が2割になればどうなるか。実態調査でも7割の医師・歯科医師が「受診抑制につながる」と懸念を示しているように、多くの人がまともに医療を受けられなくなります。


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千葉県社保協の藤田まつ子さん


後期2割負担反対署名
2割負担反対の署名用紙


後半はフロアからも各分野の方が発言。最後に千葉県社保協事務局長の藤田まつ子さんが行動提起を行いました。障害者医療、国保、介護などそれぞれの運動が連携し、まともな社会保障を取り戻す流れを強めることが重要です。提起された2割負担反対署名を大きく広げたいと思います。