9月定例千葉県議会本会議3日目。日本共産党を代表して丸山慎一議員が代表質問に登壇しました。


丸山代表6
めくれあがった県立高校のテニスコートのパネルを示して質問する丸山慎一議員


今回は知事の政治姿勢として介護や憲法9条の問題、木更津へのオスプレイ暫定配備、石炭火力発電所、道路行政、県立学校の施設改修とエアコン設置、袖ヶ浦福祉センターや障害者雇用率など障害者福祉、カジノ実施法とギャンブル依存症対策、JRや京成の駅員無人化と東葉高速鉄道の高運賃など鉄道問題、県議会での不誠実な知事答弁についてなど、非常に多岐にわたる質問となりました。


6月議会では代表質問を行った4会派のうち、日本共産党だけに複数の質問にまとめて答える一括答弁を乱発し、答弁時間も極端に短いなど県当局は不誠実な答弁を繰り返していました。質問でもそのことを取り上げ、今回は一括答弁は一ヶ所だけとなり答弁時間も前回よりは大きく伸びましたが、肝心の答弁内容はやはり県民の願いに照らしてとても評価できるものではありませんでした。


先週の共同通信世論調査でも、自民党改憲案を秋の臨時国会に提出することに「反対」が51%と、多くの国民が憲法改正を望んでいないにも関わらず、「あまりにも性急なやり方は許されないと思うがどうか」と何度聞いても、「憲法については国会で議論すべきもの」とこの間何度も聞いてきた答弁をまたも繰り返しました。


幕張メッセでの「武器見本市」について、憲法はもちろん、メッセの設置目的や「戦争という手段によらずに紛争を解決する道を追求する」という「非核平和千葉県宣言」にも反しているではないかと聞いても、「設置目的に反するとは言えない」と繰り返しました。


オスプレイの暫定配備についてもこれだけマスコミで「木更津」という文字が躍っているのに、「国は決定していないと言っている」と繰り返すばかり。「なぜ木更津なのか。国はしっかり説明してほしい」と話している木更津市長と比べてもまったく姿勢が違います。


地球温暖化に逆行する石炭火力発電所の新設計画にも、「エネルギー政策は国が決めること」とやはり繰り返すばかりです。


県立高校へのエアコン設置について、来年夏に向けて検討を進めることを表明したことは重要ですが、一方でテニスコートの人工芝が剥がれ教員が怪我をするような事態が放置されている県立高校の老朽化対策の遅れは不十分なままです。


虐待死亡事件を起こした袖ケ浦福祉センターの改革が進まず、「現状を放置することは入所者の人権侵害にあたる」とまで指摘されているのに県としての明確な方針を出さず、すべて第三者委員会まかせの姿勢も浮き彫りになりました。


あらゆる分野にわたって千葉県は主体性がありません。県民の命と暮らしを守る最低限の姿勢すら示すことができない現状は末期的です。今議会には「安保関連法に反対するママの会@ちば」のみなさんから、武器見本市について幕張メッセを貸し出さないように求める請願が出されています。幅広い県民の運動と力をあわせて県政の転換をはかることが急務です。引き続きがんばります。