6月定例千葉県議会は今日が閉会日。議案・請願と発議案についての討論、採決が行われ、日本共産党からは加藤英雄県議団長が討論に立ちました。


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討論に立つ加藤英雄県議団長


開会前には先日の県議会代表質問を踏まえ、小高伸太議長に「県議会答弁における県執行部の真摯で誠実な対応を求める申し入れ」を行いました。今回の私の代表質問でとりわけ顕著に表れたように、県執行部の日本共産党に対する答弁は事実上の「答弁拒否」とも言えるような異常なものでした。


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小高議長に申し入れる県議団


議会答弁は一つひとつの質問に対して行うことが当然ですが、日本共産党に対しては「関連がある」という理由でいくつかの質問項目をまとめて答弁する「一括答弁」が行われ、質問60項目のうち14回32問にも及びました。なかには4項目の質問にまとめて答弁したというものもありました。他党に対しては「一括答弁」はありません。


成田空港の機能強化で「なぜ成田周辺の住民だけが深夜まで騒音の被害に苦しまなければならないのか」という質問などは、他の質問と一括にされたことでまったく答えがありませんでした。このような答弁がまかり通れば、議会質問は成り立たず形骸化してしまいます。


こうした結果、各党の代表質問に対する執行部の答弁時間は自民党40分、千葉民主の会39分、公明党43分に対して、日本共産党はわずか27分に過ぎませんでした。


たとえ政治的立場は違っても、県民から負託された議員の質問に対しては真摯に誠実に答えるべきではないでしょうか。今議会限りで退任した小高議長は「執行部に伝えます」と答えましたが、議会での議論を実りあるものにするために新しい議長にも公平・公正な議会運営に努力してもらいたいものです。


一方、健康福祉常任委員会で全員一致で採択された「県の重度心身障害者医療費助成制度に精神障害者を加えるよう求める請願」は、本会議でも全会派一致で採択されました。


私たちも繰り返し質問のなかで求めてきましたが、障害者権利条約に照らし、身体・知的障害者とあわせて一刻も早く精神障害者にも適用をと求めてきた当事者や家族会のみなさんの声と運動が議会を動かしました。重要な成果として確信にするとともに、県は速やかに制度の改善を図るべきです。