今日は朝宣伝を途中で失礼して横芝光町へ。加藤英雄県議、山崎義貞横芝光町議とともに成田空港の機能強化に関わって住民のみなさんからお話を伺いました。


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騒対協の佐久間会長との懇談


今年3月13日、成田空港に関する四者協議会(国、千葉県、空港周辺9市町、成田国際空港株式会社で構成)は「成田国際空港の更なる機能強化に関する確認書を締結しました。


確認書によれば、成田空港の年間発着枠を現在の30万回から50万回に拡大すること、そのために新たに3500mのC滑走路を増設するとともに、B滑走路は1500m延伸し3500mにします。


さらにC滑走路の供用開始後は発着時間について早番・遅番の「スライド運用」を導入し、空港全体の発着時間を朝5時から深夜0時30分に変更します。A滑走路については東京オリンピックまでに発着時間を深夜0時まで拡大し、現行夜10時以降に設けられている便数制限も撤廃します。


空港周辺の住民のみなさんにとっては騒音をはじめ大変な負担が増大することになります。特に横芝光町は、C滑走路ができることによって横芝駅周辺など町の中心部が対策地域に入るなど大きな被害を受けます。


まず横芝光町の航空機騒音等対策協議会の佐久間和夫会長からお話を伺いましたが、「横芝光町は成田空港によるメリットはいままでもなかったし、今回もデメリットだけが押し付けられる。夜間の飛行時間延長の見直しや騒音対策、地域振興策について要望書を出しているが、国策として進められている事業であり、確認書も合意されたもとでどこまで求めるのかは難しい」と苦悩が窺えました。


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騒音測定を行っていると上空をひっきりなしに航空機が飛んでいきます


その後、加藤県議、山崎町議らとともにA滑走路の延長線上に位置し、騒防法に基づく第1種区域に指定されている地点で実際に騒音を測定してみました。飛行間隔が最短で2分弱というひっきりなしに航空機が飛び交う様子にも驚きましたが、騒音の数値を見ると75~76デシベルと相当なものです。


さらにB滑走路の影響を受けている地元の方にもお話を伺いました。「いまでも毎日騒音のなかで生活し、生活環境が壊されている。自分で確認したが5月12日の朝9時までの1時間程度で21本も飛んでいた。これではまともに生活できない。そのうえ50万回に拡大するなど考えられない」と怒り心頭でした。


成田機能強化滑走路配置図
成田空港の機能強化に伴う滑走路の配置図


これだけの被害を住民にもたらしながら成田空港の機能強化を進めることが果たして必要なのか。重い課題を突き付けられています。住民を犠牲にしての地域振興など成り立ちません。


午後は毎月定例の寺尾事務所の無料生活・法律相談。こちらもまた難しい相談でした。