4月最後の日曜日。今日も暑いくらいの一日でした。午前中はさつきが丘で訪問活動を行ない、午後は治安維持法犠牲者国会賠償要求同盟(国賠同盟)千葉市支部の第3回総会でした。


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支部長あいさつを行う寺尾さとし

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総会議案の報告をする小松実事務局長


総会に先立ち、国賠同盟創立50周年記念映画「種まく人びと」の上映会を行いました。千葉県在住の杉浦正男さんをはじめ、あらためて治安維持法の犠牲者となった人たちへの苛烈な弾圧の歴史に胸が締め付けられる思いでした。


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映画「種まく人びと」の上映


1925年に普通選挙法と抱き合わせで制定された治安維持法の対象は、日本共産党など革新勢力にとどまらず労働組合や教育現場にも及びました。映画のなかにも登場した、民衆や農民のありのままの暮らしを描いた「生活図画教育」までも弾圧の対象になりました。法による支配とともに、国民を分断し互いに監視させあう「密告社会」をつくりあげることで、稀代の悪法が猛威を振るったことがよくわかります。こうした戦前の社会を「美しい国」と賛美する安倍政権を退場させるためにも、ぜひ多くのみなさん、とりわけ若いみなさんに観ていただきたい映画です。


その後の総会では支部長として私があいさつし、小松実事務局長がこの間の活動と今後の方針について報告しました。2016年4月に設立された千葉市支部は2年間で会員数を約40名から94名まで拡大し、国賠署名をはじめ地道な取り組みを広げてきました。今後は千葉県にゆかりのある戦前の活動家・飯島喜美や渡辺政之輔にまつわる記念事業や、先人たちの足跡を訪ねるフィールドワークなどに取り組み、支部独自の機関紙「不屈」の発行もめざします。


治安維持法の復活を許さず、犠牲者への国家賠償を求める国賠同盟の活動は安倍政権の下で極めて今日的な意義のある活動です。支部の新たな役員には佐々木ゆうき市議が加わり、引き続き若い役員体制となりました。支部のさらなる前進に向けて力を尽くします。小松さんをはじめともに準備した役員のみなさん、お疲れさまでした。参加されたみなさん、ありがとうございました。