今日は議員団会議。総選挙が終われば今度は12月定例県議会に向けて準備が始まります。


選挙中にも行われていた決算審査特別委員会の報告も受けました。教育庁関係の審査では、県立高校や特別支援学校から出されている改修要望に対して、昨年度で2668件に対して608件(22.7%)しか対応できていない実態も明らかになりました。


なかには「体育館の床の改修がされていないため、バレーボールの際に衝撃で支柱が振れて生徒がけがを負う事故があった」「壁が崩れて黒板がおちそうになっている」など危険な状態を放置しているところもあります。県は「緊急性の高いものから改修している」といいますが、絶対的に予算が足りません。決算審査特別委員会は引き続き11月にも行われます。


一方、9月議会で取り上げた花見川の環境整備に関わって、県は本日、工作物や耕作地など河川敷の不法占用に対する簡易代執行に向けた公告を行いました。11月10日までに自主撤去が進まない場合、県が撤去及び整地を行います。前回実施した汐留橋と亥鼻橋間の左岸に続いて、今回は同区間の右岸、亥鼻橋と天戸大橋間の両岸が対象です。


不法占用はもちろん問題ですが、撤去が進んだ後はどう整備・活用していくのか、住民参加の視点を持って進めてほしいと思います。