今日は義母・塙治子さんの「七十年に一度のコンサート」。1947年、日本国憲法とともに生まれた治子さんは昨日がちょうど70歳の誕生日でした。


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熱唱する義母・塙治子


「70歳を機にコンサートを開きたい」という治子さんの思いにたくさんの方々が応えてくれ、1年前から準備を進めてきました。28年前に結成された治子さんが団長を務める市川市の合唱団プリマベラ、小学校の教員だった治子さんの教え子であるフルート奏者の嘉福智香さん、尺八奏者の橋本佐内さんなど多彩なゲストも出演してくれました。


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合唱団プリマベラ

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嘉福智香さん

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橋本佐内さん


コンサートのテーマは「ふるさと」「平和」「愛」「いのち」。治子さんは、核兵器廃絶への願いを歌った「INORI~祈り~」や戦争法廃止の運動のなかで合言葉になった「ノーパサラン(奴らを通すな)」、JAL不当解雇撤回闘争のなかで生まれた「あの空へ帰ろう」、教員生活のなかで長い間歌い続けてきた「あなたが夜明けをつげる子どもたち」など11曲を独唱しました。どの歌も治子さんの生き方そのものが迫ってくるような力強さを感じました。


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最後の曲「百万本のバラ」の前にコサージュをつける娘・基子

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最後に孫から花束

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「七十年に一度」と言いながら、コンサート後の交流会では「今度は80年に一度のコンサートを」「5年ごとにやったら」などの声も出ていました。まわりの人を巻き込み、お互いに支えあいながら、常に運動の先頭に立ってきた治子さん。70歳は新たなスタートです。ぜひいつまでも元気に歌い続けてほしいと思います。素晴らしいコンサートをありがとうございました。