お盆休み明けの今日は東庄町へ。香取海匝地域の保健医療連携・地域医療構想調整会議を傍聴しました。


いわゆる団塊の世代が75歳を迎える2025年に向けて医療機関のベッド数を抑制・削減していく「地域医療構想」ですが、あくまで医療機関の自主的な取り組みによって達成していくことが建て前とされています。


そのための医療機関同士の調整の場が「調整会議」。県立佐原病院が属する香取海匝圏域では高度急性期病床と回復期病床が不足する一方で急性期病床と慢性期病床が過剰とされ、全体としても約1000床削減というのが構想で定められている必要病床数です。


ところが現場の実感はどうかといえば、今日の会議でも「公立病院では常勤医師の減少により、入院ベッドが空いていても、救急患者や手術、入院患者の受け入れができない状態」(香取市)、「1000床過剰となっているが、この病床数を機械的に削減することは、地域医療に大きな混乱をもたらす可能性がある。過剰病床の実態、この削減は本当に必要なのかなど、十分な検証が求められる」(匝瑳市)など、病床削減ありきの地域医療構想に根本的な疑問の声が上がりました。


国では来年度の診療報酬と介護報酬の同時改定で病床機能転換を促すような方向付けがされることも予想されます。しかし何よりも大切なのは地域の医療ニーズにどう応えるのかであり、実態にあわない構想は意味がありません。


特に市内でお産もできない状態が続いている香取市では医師確保が喫緊かつ死活的な課題です。県立佐原病院が地域医療の中核として求められる役割を果たせるように充実させるのは県の最大の責任であり、間違っても病床削減や病床機能転換の責任を負わされることなどあってはなりません。今年度中に改定される新たな保健医療計画にどう反映されるのかが重要です。


IMG_0783
新検見川駅前での花見川区革新懇の宣伝


千葉に戻って夕方は花見川区革新懇の定例宣伝。中村きみえ市議、小松実前県議らと新検見川駅前でヒバクシャ国際署名への協力を呼びかけ、多くの方が立ち止まって署名に応じてくれました。8月ということもあり、いつもよりも多く寄せられた署名は32筆でした。