今日から千葉県庁本庁舎1階で平和祈念原爆展が開かれています。千葉県被爆者友愛会のみなさんが主催し、隣の多目的ホールでは被爆体験の語りやビデオ上映なども行われています。


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毎年行っているこの原爆展で、パネル展示などによって被爆の実相を伝え続けています。原爆によってその年のうちに広島で14万人、長崎で7万人、あわせて21万人が亡くなったと言われていますが、当時の写真や被爆者自身が描いた絵によって、犠牲になったのは何の罪もない一人ひとりの住民だったのだということをあらためて突きつけられます。


世界の核兵器の現状についての展示もありました。現在世界にある核弾頭の数は約14900発。米国、ロシアを中心にフランス、中国、英国、パキスタン、インド、イスラエル、北朝鮮と続きます。


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もう一つその横にあったのは「核兵器に使われる恐れがある世界の核物質データ」という展示。こちらには核保有国には登場しなかった隠れた核大国が出てきます。インド、パキスタン、北朝鮮などはもちろん、中国よりも多い47.9トンもの分離プルトニウムを持っているのが日本です。実に長崎原爆7983発分に上ります。政府の政策次第ですぐにでも核兵器に転用できる力を持っているということです。


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福島原発事故を経てもなお原発を推進し、核保有国であるインドに原発を輸出するための原子力協定まで結ぶ。被爆国でありながら核兵器禁止条約には背を向け続ける。世界から見ればこんなに危なっかしい国はないでしょう。真っ先に被爆の実相に目を向けなければならないのは日本の首相ではないでしょうか。


原爆展は長崎被爆の日である9日まで開かれています。ぜひ足を運んでいただければと思います。