6月定例千葉県議会は今日が閉会日。最終日は議案23本、請願8本、発議案17本についての採決が行われました。


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日本共産党から三輪由美議員が議案・請願についての討論を行いました。三輪議員はまず総額964億円に上る補正予算案について言及。初めて計上された保育士の給与上乗せ補助など県民の切実な要求に応えて一歩踏み出した面は評価しつつも、全体として見ると相変わらず浪費型の巨大開発に多くの予算を割いていることを批判しました。


北千葉道路・圏央道・外環道の巨大道路予算は補正だけで26億円の増額。一方で通学路を中心とする県管理道路の歩道整備は未整備区間が325キロも残されたままです。いつまでに歩道整備を完了させるのかの期限も示せず、県の姿勢はあまりにも無責任です。


千葉みなとに2基目の浮桟橋を設置するための1.62億円の予算も計上されましたが、遊覧船や沖合の船に乗組員を運ぶための通船の利用状況を考えても必要性の根拠はありません。


逆に本当に必要な予算については削減しています。三輪議員は、今年度は信号機を新設するための予算がわずか40基分しかないことも指摘。4年前の半分以下の水準です。警察庁の信号機設置指針を満たしていながら設置されていない箇所が106ヶ所もあるのに予算を削ることは許されません。県民の暮らし・福祉、安心のために予算は最優先に使うべきと訴え、補正予算案に反対しました。


新日本婦人の会から出された、「核兵器禁止条約を支持し、署名し、批准するよう日本政府に求める意見書の提出」を求める請願については、国連会議で122ヶ国の圧倒的多数が賛成し条約が採択されたことを紹介し、日本政府にいち早く条約に署名するよう千葉県議会として核兵器廃絶への決意を示そうと訴えましたが、自民党、公明党、民進党などの反対で不採択となりました。


成田空港の機能強化や千葉港の長期構想など新たな県民負担をもたらす問題も明らかになった今議会。9月議会に向けて引き続きがんばります。