今日はさいとう和子衆院議員とともに千葉県腎臓病協議会(千腎協)第14回県大会に来賓として参加しました。千腎協のみなさんが繰り返し求めている県の重度障害者医療費助成制度の改善(一部負担金と年齢制限の撤廃)について、「県が先日発表した保育士の処遇改善のための予算は半年で5.5億、1年で11億円。『財源がない』といっても県の姿勢でこれくらいの予算は確保できる。一部負担金と年齢制限をなくすための予算は10億円程度。世論と運動を広げて何としても実現しましょう」と挨拶しました。


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千葉県腎臓病協議会県大会で


一方、今日付けのしんぶん赤旗1面に戦慄がはしりました。金田法相が2日の衆院法務委員会で、戦前の治安維持法について「歴史の検証は専門家にゆだねるべきだ」「(同法は)適法に制定され、拘留・拘禁、刑の執行も適法だった」「損害を賠償すべき理由はなく、謝罪・実態調査も不要だ」と言い放ったというのです。


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質問した日本共産党の畑野君枝議員が示したように、三木武夫元首相ですら「治安維持法については、その時でも批判があり、今日からすれば、民主憲法のもとではわれわれとしても非常な批判をすべき法律である」と答弁していたにも関わらず、あまりにも許しがたい認識だと言わなければなりません。


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治安維持法の危険性、反民主主義性すらわからないという安倍政権。あらためてこんな内閣に「共謀罪」法案など絶対に持たせてはなりません。6月10日(土)午後1時からは「憲法違反の共謀罪は許されない!千葉県民集会・デモ」が千葉市中央公園で開かれます。いま声を上げなければ!