今日は毎月恒例の寺尾事務所での法律相談や会議などがありましたが、合間に何としても行きたかった花島観音の御開帳に行ってきました。


千葉市花見川区花島町にある天福寺、通称・花島観音は奈良時代に行基が開いたとされる古刹です。花島観音の名で知られる本尊の木造十一面観音立像は鎌倉時代の1256年制作という市内最古の貴重な仏像であり、県指定有形文化財となっています。秘仏とされ33年に一度しか公開されません。その御開帳がまさに今日だったというわけです。


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出店が並ぶ参道

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天福寺本堂(観音堂)


普段は静かな一帯も今日は出店が並びにぎやかです。仁王門を抜け本堂に進むと扉が大きく開き、たくさんの人がお堂のなかをのぞいています。近づいてみると、見えました!像高約230センチという大きな観音様の姿。案内板によれば鎌倉期の特徴をよく備えていると言われており、腰のあたりがくびれているスリムなデザインが印象的です。


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花島観音として知られる秘仏・木造十一面観音立像


まわりを見るとみなさん自由に写真を撮っています。近くにいた係の人に「秘仏ですけど撮っていいんですか?」と聞くと、「うちの住職はオープンな方針なのでいいんですよ。どうぞ撮ってください」とのこと。ブログで紹介することも構わないというのでお言葉に甘えてカメラに収めてきました。


以前千葉市美術館で開催された「仏像半島-房総の美しき仏たち-」という展覧会にも行きましたが、房総の地に仏教文化が及んだのは7世紀後半といわれ、豊かな歴史と文化財が数多く伝えられています。地域の貴重な宝として大切に残していきたいものです。