千葉県議会は今日が知事選挙後の臨時議会でした。


3期目を迎えた森田健作知事が就任にあたって挨拶しましたが、子育て支援の拡充ということで「保育所の整備促進や保育士の確保・定着対策の推進」を掲げたものの具体策はなし。前回の県知事選挙で公約として掲げた「中学3年までの子ども医療費通院助成の拡大」は一言も触れませんでした。一方で「アクアラインの料金引き下げ継続」や「成田空港の機能強化」、「北千葉道路の全面開通」など浪費型の巨大開発や大企業呼び込みは引き続き推進する姿勢を明らかにしました。


「千葉を日本一にする」「世界の千葉に飛躍する」など大仰なスローガンを掲げますが、全国最低クラスの医療・福祉・教育の実態をどうするのかは最後まで見えませんでした。さっそく6月議会で補正予算(2月の「骨格予算」に対する「肉付け予算」)が出されますが、厳しくチェックしないといけません。


臨時議会ということで当局から提案される議案以外は「緊急を要する事件」でなければ審議にかかりませんが、共産党県議団として「共謀罪法案の廃案を求める意見書」「森友学園疑惑の徹底解明を求める意見書」の2つを緊急に審議すべきものとして上程しました。民進党からも共謀罪法案廃案を求める意見書が出されましたが、岡田幸子議員が緊急動議を行ったもののいずれも自民党、公明党の反対多数で日程に追加し審議することは否決されました。


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反対討論を行なう三輪由美議員


また三輪由美議員が、分社化された南総文化ホールの指定管理者の指定を専決処分で行った議案についての反対討論を行いました。県ははるか前から分社化の決定を知っていたにもかかわらず、議会にかけなかったのはまったくの怠慢、議会軽視です。


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党県議団として行なった議長・副議長への申し入れ


本会議終了後には、議会運営のあり方について県議団として議長・副議長への申し入れを行いました。この間常任委員会の当日に県内視察が組まれることが多々あり、十分な審議を行う妨げになっていました。決算委員会の開催日を増やすこととあわせて、委員会開催日の視察を行わないよう求めました。


同時に議会運営に関する事項については少数会派を尊重すること、県民に開かれた県議会にするために委員会のインターネット中継を行なうことや「県議会だより」の改善、未就学児や乳幼児の傍聴規定の見直しなどを求めました。


まともな審議もなく多数会派が数の力だけで押し通すのでは県議会の役割放棄です。「言論の府」にふさわしく審議を充実させるためにぜひ改善を図りたいと思います。