千葉県議会は今日から本会議質問が行われ、自民党と民進党の代表質問が行われました。自民党の代表質問で2期目の県政運営の評価を尋ねられた森田知事は、東京湾アクアラインの通行料800円の継続や圏央道、北千葉道路の整備などを上げ、「人とモノの流れを加速させてきた。成果は着実に上がっている」と誇ってみせました。


私学助成の拡充や保育所整備などについても触れ、「これからは世界の千葉県に向けて飛躍する大事な時期。引き続き県民の先頭に立って走り続けていきたい」とあらためて3期目を目指す意向を表明しましたが、道路建設をはじめとする巨大開発の破たんや他県に比べて大きく立ち遅れている医療・福祉の現状については認識を示しませんでした。


そうした森田県政について自民党も、「私たちは一定の評価をしてきた。再びこの議会で意見をたたかわせることができるように心から願っている」とエールを送る始末です。「完全無所属」を掲げて初当選したのも遠い昔、自民党県政のゆがみを引き継ぎ、よりひどく拡大してきた森田県政を何としても転換しなくてはなりません。野党と市民の共同候補擁立をめざす「みんなで新しい知事を選ぶ会」の候補者も近々発表されるはずです。


袖ケ浦福祉センター署名付きビラ


福祉切り捨ての森田県政の象徴が県立障害者施設・袖ケ浦福祉センターです。2013年の職員による利用者への虐待死亡事件を機にセンターの改革が始まりましたが、体制強化や職員の処遇改善には背を向ける一方で、「小規模ケアの推進」の名で規模縮小・定員半減を狙っています。次期指定管理期間が始まる2018年度からは、更生園(成人施設)と養育園(児童施設)をばらばらにして、それぞれ指定管理することを狙っています。県立障害者施設の「解体」です。


そもそも虐待死亡事件が起こった最大の原因は県が主導した大規模なリストラです。その反省を抜きに「改革」を進めることは許されません。「袖ケ浦福祉センターの存続と充実を求める会」では、こうした定員縮小をやめ、センターの存続・充実を求める署名に取り組んでいます。当面、2月末までに5000筆が目標です。ぜひ多くのみなさんのご協力をお願いいたします。