「千葉県は地域医療に責任を果たせ」ー今日は日本共産党東金市議団(前田京子市議、櫻田あや子市議)の県への要請行動に同席しました。要請はもちろん、県立東金病院の後継施設として東金市と九十九里町が設立団体となって開設された東千葉メディカルセンターについてです。


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県担当課に要望書を手渡す前田京子・東金市議


看護師が確保できず、2016年度中に314床のフルオープンという当初の計画はまったくかないませんでした。先日、センターを運営する地方独立行政法人・東金九十九里地域医療センターから第2期中期計画変更案が発表されました。フルオープンの時期は5年先送りの2021年度に変更され、赤字経営が続く病院の資金収支も見直されました。しかし今回の計画通りに進んだとしても2020年度には52億円の累積赤字を抱えることになります。前田、櫻田両議員からも指摘があったように、高度救命救急センターを備え三次救急を行う病院をわずかあわせて人口7万人余りの東金市と九十九里町で担うことに無理があります。


さらに今回の計画変更案では23のうち19しか開けていない診療科について、残りの4科(皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉科)は「病院機能における必要性や地域の医療需要、収益性等を考慮し、開設時期等を検討する」とされ、目標年度すら示されていません。この4科はいずれも県立東金病院が担っていた診療科です。「東金病院の機能を引き継ぐ」とされた東千葉メディカルセンターにもかかわらず、これでは住民のみなさんの要望にはこたえられません。


「この計画に沿って進められることを期待している」などと県は他人ごとのような言い方をしていますが、そんな姿勢は許されません。県が経営に積極的に参画し、人的にも財政的にも責任を負う体制をつくるべきです。こうした方向は立場や考え方の違いを超えて一致できるはずです。ぜひ他会派や幅広い県民のみなさんと力をあわせて地域医療を守る運動を広げたい。