今日の夕方は柏市へ。いま全国に広がっている「子ども食堂」ですが、柏市でこの7月から始まった「かしわこども食堂」に矢沢英雄市議とともにお邪魔しました。


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まず驚いたのは7月に始めてから毎週土曜日に欠かさず開いていること。NPOの代表である外川都美恵さんは、「病院で働いたり和食料理のお店をやったり、いろいろやってきて暇になった時テレビを見ていて『これだ!』と思ったのよ。やるなら月一回じゃ腹の足しにならない。週一回やろうと思って」と話します。


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外川さんのパワーに動かされてボランティアスタッフのみなさんも集まり、野菜など食材も寄せられました。子どもは無料、大人は寄付として300円をいただいています。豊四季台近隣センターの調理室で夕方4時ごろから準備を始め、5時半スタートです。


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この日のメニューはきゅうりと人参とシーチキンの炊き込みご飯、小松菜と油揚げの煮びたし、豆腐の野菜あんかけ、鶏のから揚げ、蕪の味噌汁、漬物でした。種類も豊富でボリュームも栄養も満点、300円を支払い矢澤市議とともに食べさせていただきましたが、美味しい!聞けば「同じメニューは一回も出してません」とのこと。毎週開いていてこれはホントにすごいです。


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調理室にござを敷き、長机を並べれば準備完了。5時半が過ぎ、次々と子どもを連れたお母さんやお父さんが訪れます。チラシをつくり、地域へのポスティングはもちろん小中学校や保育園、学童保育などに置かせてもらっているそうです。気がつけば10数人ほどの「お客さん」がワイワイと食事をしていました。


外川さん自身、まともに食事をとれない貧困家庭の子どもたちのためにと始めましたが、参加する人は様々です。「ちゃんとした家庭の味を子どもたちに味わってほしい」という思いが伝わってきます。会場の問題など行政への要望も伺ったので県としてもどんな支援が可能なのか提起したいと思います。


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午後は中村きみえ市議とともに幕張本郷公民館の文化祭へ。お忙しいなか館長さんともご挨拶させていただきましたが、「幕張川柳」のコーナーに掲示されていた「故郷を不毛に変える放射能」という作品が目に留まりました。