10月も最終日。今日は午前中に県立障害者施設「袖ヶ浦福祉センターの存続と充実を求める会」の会議、そして午後は千葉市緑区にある県立障害者高等技術専門校に丸山慎一県議とともに視察に伺いました。


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1982年に開校した同専門校は、障害のある方を対象とした職業訓練校です。こうした障害者高等技術専門校は全国に19校ありますが、そのうち県が設置し、直接運営している県立県営の障害者専門校は6校のみです。


訓練コースは、主に身体障害者を対象とした「DTP・Webデザインコース」「福祉住環境デザインコース」「PCデザインコース」と主に精神障害者を対象とした「職域開拓コース」の第一課、主に知的障害者を対象とした「基礎実務コース」「短期実務コース」の第二課があります。また発達障害の方や各障害手帳がない方でも医師の意見書があれば入校できます。半年間の短期実務コース以外は1年間ですが、途中で就職が決まれば就職退校ということもあります。説明を聞き、障害者のみなさんの能力開発、就職支援にいかに重要な役割を果たしているかがよくわかりました。


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現在はそれぞれのコースであわせて59名の方が学び、建築設計、簿記、印刷物やWebデザイン、ワード、エクセルなどのパソコン操作など専門的な知識・技術を習得しています。いくつか作品も見させていただきましたが、1から勉強してわずか半年程度でここまで専門的な技術を身につけることができるのかと感嘆しました。


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一方、開校当初は身体障害者のみを対象とした施設で全寮制だったため定員60人の立派な寮がありますが、現在の入寮者は4名のみとのこと。少しもったいない気もしました。


昨年度の就職率は88%と高い成果を誇っていますが、一人ひとりの修了者をフォローするのは大変な苦労もあるそうです。聞けば、就職支援の担当は一課、二課で一人ずつしかいないとのこと。「もっとマンパワーがあればきめ細やかなフォローができる」と話していました。ぜひ県として支援を強めたいと思います。山中校長はじめお忙しいなか対応してくださったみなさん、ありがとうございました。