ついにオスプレイが千葉県へ。


DSC_1078_crop_634x383
DSC_1083-800x450


今朝、来年1月からのオスプレイの定期整備拠点化が狙われる陸上自衛隊木更津駐屯地にオスプレイが飛来しました。早朝にも関わらず多くの県民が「オスプレイいらない」と抗議活動に取り組みました。戦争法の具体化や憲法改悪の動きと一体のオスプレイ配備と定期整備拠点化、千葉県上空を自由勝手に飛び回るなど許されません。11月13日の県民集会の成功がいよいよ重要です。


IMG_6577


そして今日は寺尾事務所で、花園支部主催による「どうなる国保、医療・介護」と題する学習会でした。千葉市でも所得200万円の2人世帯で年間30万円近くの重い負担になっている国保料。jこの5年間で5万円以上引き上げられています。年金生活者や低所得者が多く、財政的に厳しくならざるを得ない国保の構造的な矛盾は2018年度からの都道府県単位化によっても解決せず、さらなる保険料引き上げや差し押さえなど滞納処分の強化につながること、年金・医療・介護などあらゆる分野での社会保障改悪を狙う政府の狙いなどについて話しました。


要介護1、2の「介護保険外し」(生活援助サービスの市町村事業への移行)を狙っていた政府は、厚労省の審議会のなかですら激しい反発を受け断念。ところが今度は要介護度に応じて自己負担率を引き上げ、軽度者の利用料は2割、3割になどという改悪を狙っています。とにかく介護給付を削減し、社会保障予算を圧縮しようというなりふり構わないやり方です。


大企業や高額所得者への負担を求めず消費税頼みの社会保障財源策や、巨大開発などの無駄遣いをそのままにしておいては展望はありません。高すぎる国保料の「協会けんぽ並みの引き下げ」には少なくとも1兆円が必要だと言われていますが、2013年~2015年の3年間の法人税減税(実効税率の引き下げや研究開発減税などの優遇税制)分は3兆円超えでおつりがくるほどです。


参加者からも「この問題は急いでまわりに知らせなければ」という声が相次ぎました。この間集めてきた国保料引き下げの署名もあらためて力を入れて取り組もうとなりました。こうした機会を無数に持っていきたいですね。