今日は国鉄労働組合千葉地方本部(国労千葉地本)の第70回定期大会へ。昨日に引き続いて斉藤和子衆院議員とともに参加しました。


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1987年の国鉄分割・民営化から来年で30年。JRは外注化・合理化政策を進め莫大な利益を上げる本州3社(東日本、東海、西日本)の一方で、構造的な矛盾によって厳しい経営が続く3島(北海道、四国、九州)と貨物会社では人員削減・コストダウンが強いられています。


JR東日本では出向を伴う外注化政策が「本線運転士・車掌」を除く全系統・職種に拡大し、総額人件費の抑制が進められる中で設備故障・車両事故等で輸送障害が多発し、労災死亡事故まで起きています。各駅では別会社である「JR東日本ステーションサービス」が駅業務を受託し、「駅遠隔操作システム」も急速な導入が進行しています。昨年には船橋法典駅など6駅の「みどりの窓口」を廃止する方針も出されました。


利益のために安全を犠牲にする「合理化」であってはなりません。2016年3月期連結決算では、JR東日本の経常利益は4289億円(前期比18.5%増)、当期純利益は2453億円(前期比36%増)と体力は十分あります。安全輸送と賃上げなど労働者の権利拡大のために会社は責任を果たすべきです。


その後は事務所でいよいよ明日に迫った市田さんのつどいへのお誘いをしていました。今後の国会情勢や日本共産党綱領に裏打ちされた経済政策・外交政策について大いに語ります。ぜひこの機会に多くのみなさんに市田さんの話を聞いていただきたいと思います。明日午後2時から千葉市文化センター5階セミナー室です。