9月定例県議会開会まで10日あまり。


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年金者組合県本部定期大会で


今日は午前中、浅野ふみ子国政事務所長とともに年金者組合千葉県本部の定期大会に出席。3年間で3000億円以上も年金を削減してきたのにさらなる大改悪を企てる安倍政権と、安倍首相の「お友達」として悪政に追随する森田県政を転換する決意を表明しました。千葉でも115人が立ち上がっている年金裁判など国民的な反撃を広げようという熱気にあふれました。


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当局から議案説明を受ける日本共産党県議団


午後、補正予算を含む県議会の議案が発表され、県議団として説明を受けました。補正予算では保育や福祉の充実などがうたわれていますが、一方で八ッ場ダムの事業費増額に対する同意議案も提出されています。県民の立場で審議を尽くさなければいけません。


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千葉県保育問題協議会との懇談


夕方は斉藤和子衆院議員、椎葉寿幸県副委員長、浅野さんとともに千葉県保育問題協議会のみなさんと懇談しました。


4月1日時点の県内の待機児童数は全国ワースト3位の1460人、昨年よりも数字上は減少していますが、「育休を延長」「特定園を希望」「求職活動を休止」など国基準の待機児童数に入らない「隠れ待機児童」は全国で67000人余り、昨年比で約8000人も増加しています。


今日の懇談では、とりわけ国に要請したいこととして「公立保育所予算の一般財源化の廃止」が強調されました。2004年の一般財源化以降、公立保育所の運営は困難に陥り、千葉県でも2015年までの5年間で49ヶ所が廃園になりました。民営化や認定こども園化が促進され、職員の非正規化も進んでいます。「子どもたちのことを第一に考え、保育士の処遇改善、公立保育所の拡充を」という声にこたえて、県としても責任を果たさせたいと思います。