熊本地震からちょうど1ヶ月。被災地の最高気温は28℃を超えるとのことで熱中症が心配です。


快晴に恵まれた今日は、まず来賓として花園中学校の体育祭へ。中村きみえ市議の息子さんも出場しています。見ることができたのは開会式と最初の応援合戦だけでしたが、生徒が主人公になっての運営や統率のとれた応援は見事。先生方のご指導の賜物でしょう。


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体育祭を途中で失礼して、さつきが丘後援会のみなさんとハンドマイク宣伝へ。住宅街で4ヶ所ほど訴えましたが反応はそこそこ。それでも道行く人や沿道のお宅から戦争法廃止署名が8筆寄せられました。


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午後は千葉健生病院健康友の会の定期総会に参加。健生病院の岡田院長、県連友の会の鈴木会長、中村きみえ市議とともに来賓として挨拶しました。健生病院友の会は病院開院とともに結成され今年結成40年、ちょうど私と同い年です。


挨拶では熊本地震から1ヶ月という節目でもあり、災害時に重要な役割を果たす病院なのに県立佐原病院の耐震化に背を向ける県の姿勢を厳しく批判しました。同時に参議院選挙では安倍政権のもとでの改憲が大争点であり、憲法9条とともに25条を守ることも焦眉の課題であることを訴えました。


自民党憲法改正草案のなかで最も許せないのは、現行憲法の人権規定を丸ごと骨抜きにするという問題です。改正草案の第12条には「国民は、これ(自由及び権利)を濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」とあります。政府が認める義務を果たした国民にしか人権は保障されないとでも言わんばかりです。


言うまでもなく基本的人権は誰もが生まれながらにして持っているものであり、ある義務を果たさなければ保障されないというものでもありません。こんな条項を憲法に盛り込むことを狙っているから「生活保護受給者に社会奉仕活動を義務付けよ」などということも言い出すわけです。


戦争法だけでなく国民の命と暮らしを守る課題でも野党共闘が発展していることを報告し、何としても参議院選挙で憲法を生かす政治に転換させる決意を表明しました。