熊本地震は少なくとも死者9人、けが人1000人以上という甚大な被害をもたらしました。被災者のみなさんに心からお見舞いを申し上げます。


日本共産党は小池晃書記局長・参議院議員を本部長とする対策本部を立ち上げ、現地で被害状況の調査に入りました。また全国各地で救援募金の取り組みも始まっています。いまはとにかく救援・復旧に全力をあげる必要があります。今後被災地への救援ボランティアの派遣も取り組まれると思います。


どこでも巨大地震の被害は起こりうるからこそ、必要な手立てを取って備えることが必要です。しかし千葉県はこの点でも遅れています。県が保有する建築物2102棟中、耐震補強が必要にも関わらず手立てが取られていないものは225棟もあります。


なかには中央図書館本館や中央博物館大多喜城分館など、is値が0.3以下という一刻の猶予も許されないものもあります。ましてや災害拠点である公立病院の耐震化は急務です。県立佐原病院の耐震化がまったく進んでいないのは本当に許せないことです。


今回の地震の経験をわがこととして今後に生かさないといけません。